高星麻子のレビュー一覧

  • 天外遊戯2 ~永久(とわ)の愛を君に~

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    2巻目。面白かった。
    晴れて恋人同士になったはずの翆簾と崋山でしたけど、技芸団のお姉様たちから、ろくでもない男の話を聞いて、その男の様子=崋山もぴったり当てはまる・・・ってことで、またいらないことしたりして、いい雰囲気はどこえやら?

    そんな中、西王母と玉帝の夫婦げんかの仲裁を頼まれた二人ですけど、恋を知った翆簾が西王母の気持ちを考えて突っ走って、ぐちゃぐちゃにしながらも解決したのは、スッとしました。

    最終的には崋山には二郎真君の他に、またライバルができてしまったみたいですけど、翆簾と崋山の関係がちょっと進展したのはよかったかな。

    次巻も楽しみにしてます。

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    2012年12月05日
  • 伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて

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    なんともしあわせな一冊でした。

    書き下ろしの表題作(本編の続き、中編)と雑誌の短編、新婚間もない日常とリディアが幼いときのアウローラの話。

    雑誌の短編は、まだ本編を読んだことがないときに読んだ話だったので懐かしかった&当然ながら印象も思い入れもまったく違う読み味になりました。

    書き下ろしは、レイヴンのことさえ忘れたエドガーがリディアの名前を覚えてたことに衝撃。伴侶と従者じゃ違うのは当たり前だし、レイヴン本人は気にしないだろうけど。
    お坊ちゃんエドガーと、エドガーに対して無防備なリディアが新鮮でかわいかった。

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    2012年09月24日
  • 狗神の花嫁【SS付き電子限定版】

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    一見傲岸な神×芯のある受。
    言葉が足りないが為にすれ違う。事情が分からないこそ意固地になる。「なぜ」の部分があれこれ明らかになるにつれどんどん面白くなり最後まで一気に読んでしまいました。「狗神」の感情の現れ方が微笑ましい。
    攻・受以外のキャラも立っていてよかったです。

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    2012年09月23日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    読んでいて、いろいろと辛く切ないところはあったけど、またリディアとエドガーが一緒になってくれてすごく嬉しい!
    二人の子供がどういった立場か、またその子の誕生がリディアに、世界に、どういった影響を及ぼすのか、まだまだ謎だけど、取りあえず二人がまた一緒になったのなら、思いが通じ合ったのなら、取りあえず、一安心してもいいのかな

    その一方で、パトリックさんがまさかのアウローラの弟とか・・・
    そしてリディアのお父さんまで参加、というか関わるようになったし(にしても最後の事故はひやひやした!)
    びっくり展開も続くなぁ

    しかも、謎はまたややこしくなるだけじゃなくて、増えてるし・・・
    エドガーの記憶が戻り

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    2012年09月23日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    やっと最新刊まで読めた!
    前巻から続きが気になって一気読み。

    序盤のやばいくらいのロマンチック少女小説的世界から、ふたりのあいだの葛藤をまた丁寧におさらいして、再プロポーズにいろんな意味でうっかりまたぽろっと涙させられ、リディアのかわいさにきゅんとさせられ、
    この作者さんほんとに職人技なのにあざとさを感じさせなくてすごい…!
    とか邪念を抱いたあとにまさかの大惨事でした。やられた。

    あんまりああいうタイプの事件は起こさない作者さんだったので安心しきっていました。やっぱり職人技すぎる。

    そしてラストであれ……っていう。また次巻が気になる。
    ユリシス嫌いじゃないからどっち側でも復活してくれてい

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    2012年09月19日
  • 伯爵と妖精 オーロラの護りを胸に

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    表紙のエドガーはどうしちゃったのか……と思ったら本編の挿絵もわりとそうだった。でも甘い絵が多くていいですね。

    「恋よりもおだやかに~」を短編集だと思って飛ばしてこの巻を読んだら、なんだか話があまりにもいろいろ唐突で、なにか読み落とした??と思ったらやっぱり「恋よりもおだやかに~」を読み飛ばしてはいけなかったらしかった。
    かといって届くまで待ちきれないので読んじゃった。

    「真実の樹下で~」までのエドガーがプリンスを解放したあとの数冊はシリアス路線で息苦しかったので、そろそろ糖分補給を……と思ってたらすごくあまい一冊だった。
    エドガーが育ちのいいお坊ちゃん風で笑える…のはおいておくとして、ロー

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    2012年09月19日
  • 伯爵と妖精 愛しき人へ十二夜の祈りを

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    表紙がきらきらしすぎててものすごく苦手な絵柄なんだけど、本編の挿絵は好きな絵が多かった。小さいころのエドガーかわいい!

    掌編集に短編が一本みたいな一冊なんだけど、よくまとまっててすごくいい一冊。
    シルヴァンフォードにいたころのエドガーのかわいい日常と、結婚後のふたりのラブラブな日常、それから短編でそのふたつをあわせたような、エドガーとリディアの愛情と絆を感じられて胸が痛いシーンもあるのに読後はやさしくあたたかい気持ちで満たされる、そういう一冊。

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    2012年09月16日
  • 伯爵と妖精 オーロラの護りを胸に

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    記憶をなくしたエドガーにどうしても本当の事を言うわけにはいかない。そのジレンマに苦しむリディア。
    一人で耐えるリディアが健気で、せつなくて。

    しかし、屈託のなくなったエドガーって、いつもよりキラッキラしているような。挿絵も含めて。

    プリンスを封じたといっても、全然事態は好転しないし、記憶喪失のエドガーにはあんまり頼れないし、これから大丈夫なのかしら?

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    2012年09月14日
  • 伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに

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    ネタバレ

    「紳士の射止めかた教えます」に収録されてたリディア両親の素敵な馴れ初めから続くスコットランド編(マッキール家編?)もこれでようやくひと段落。
    婚約後はすっかりリディアが素直になっててかわいいことこのうえないんですけど、この巻のラストのリディアが本当にかわいくて、読みながらついニヤけちゃうくらい。

    本編のここ3冊くらい、加速度つけて突っ走ってたエドガーもやっと立ち止まり、リディアもエドガーのことがどれくらい大切かやっと気がついて信じられるようになって、ふたりの気持ちがほんとにぐっと固い絆で結ばれたなーと。

    この先も楽しみ^^

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    2012年09月09日
  • 伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか?

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    前の短編集もよかったけど、これはほんとに安心して楽しいとこだけな一冊。
    レイヴン、ロタとポール、エドガーとリディアのそれぞれがかわいかった。先に本編読んじゃってたので、なんでハリネズミなのかやっとわかった。笑

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    2012年09月08日
  • 狗神の花嫁【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    鬼門中の鬼門であるNGワード『花嫁』
    どんなBLでも花嫁ネタには裸足で逃げる私ではありますが、今回は
    『樋口さん』『ファンタジー』『もふもふ』
    この三種の神器の誘惑に勝てず、購入。


    大当たり。


    おばあちゃんとか、家族とかダメなんですよ……。
    もう涙腺ゆるゆるで、狗神が本当は人が大好きだったってくだりから
    鼻水まで出てくる始末。
    おまけに何なんですか、このモフモフ集団。
    茜のもふに、狗神のもふ。ついでに藤のもふまであれば鬼に金棒。

    何千年も生き続けるふたりの日常で、狗神のもふもふに包まれて
    お昼寝とか想像しただけで身悶えしそうになります。

    古き良き日本の文化や風俗、田舎の伝統。
    そん

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    2012年09月08日
  • 伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて

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    アーミンは結局いまだにたんなる恋する乙女ってことでいいんでしょうか…

    再度の裏切りを知ってやけっぱちになるエドガーと、その後、酔ってたあいだの記憶がなくててんぱるエドガーが非常にかわいかった一冊w

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    2012年08月31日
  • 伯爵と妖精 取り換えられたプリンセス

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    エドガーの昔馴染みという海賊ご一行はちょっと苦手だけど、アーミンのあちら側的な行動にもいらっとくるけど、エドガーとリディアの仲はいいかんじで好き。

    相手のことを思いやるようになって二の足を踏み出したエドガーと、かなり前に気持ちが進んでるがために、エドガーの本意を汲み違えて踏み出せないリディア。
    いいかんじにきゅんきゅんします。

    そして、領主館での伯爵の顔をしてるエドガーも個人的にかなり好み。
    プリンスの影響はかなり出てるんだろうけど、もとから素養はあったと思う。

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    2012年08月29日
  • 伯爵と妖精 呪いのダイヤに愛をこめて

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    5巻目にして、ようやくふたりの気持ちが歩みより始めた一冊。
    大事な意味を持つダイヤよりもリディアを選んじゃったエドガーと、熱のせいでもちょっと素直になれたリディア。
    レイヴンもいい味出ててかわいい。

    ナイトメアの行方が気になる。

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    2012年08月29日
  • 伯爵と妖精 プロポーズはお手やわらかに

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    ケルピー初登場。
    あきらかに当て馬なんだけど、エドガーにはいい薬。挿絵は美しくてかっこよいんだけど、巻き毛に見えないのは気のせいですか……?

    前の巻では、好きになるかどうか知るためにデートする的なことを言ってたエドガーは、三巻目にしてすでにその気。予想してたより展開早かった。
    早かったといえば、前巻で明かされたエドガーの過去がさらに浮き彫りに&先に向けて風呂敷広がりました。
    続巻も楽しみ!

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    2012年08月29日
  • 天外遊戯2 ~永久(とわ)の愛を君に~

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    2巻も面白かった!

    タイトルは天外遊戯だけど、今回は天界がメインの話。そして、夫婦喧嘩の仲裁に翠簾が駆け回る話ww
    西王母の夫である玉帝や不黒龍、白鶴童子、竜公主などの新キャラが勢揃いしてます。
    今月、3巻が発売するみたいですし、シリーズ化してくれて嬉しい♪

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    2012年08月20日
  • 天外遊戯

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    面白かった!!
    西遊記ちっくなラブコメで、さくさく読めました。テンポもイラストも良し♪

    西王母の生誕祝いに酒と共に捧げられる仙桃を育てる役目を与えられている仙女の翠簾(すいれん)。けれど、その仙桃を妖魔・華山(かざん)にすべて食べられてしまう。西王母はその罰として華山に下界で千二百の善行を積む命を下す。その華山の監視役としてなぜか翠簾も下界に行くことになり・・・。

    以下、感想です。ちょっとネタバレ含むかも・・・。


    翠簾めっちゃ美人!華山めっちゃ美形!!(笑)なに、この美形カップルww 翠簾の猫かぶりっぷりにも笑えるし、華山との掛け合いも微笑ましいです。
    なにより、華山のあの色気はなんで

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    2012年08月08日
  • 伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに

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    ネタバレ

    あとがきにもあったように、取りあえずは一つ落着

    ただ相手を思って、辛いことを決意して行動する二人がすごいと思う
    彼となら落ちてもいいと思えるリディアもすごいけど
    彼女が一緒に落ちてしまうかもしれないと思ってもリディアと一緒にいることにしたエドガーも
    こうして書くとエドガーが悪い感じがするけど、実際はお互いがお互いを求めたが故で、エドガーのこの選択もすごく辛いものだと思う

    相手の幸せを思って身を引くのも、相手と居られるなら一緒に落ちてもいいって思えるって本当にすごい

    これから何があっても、二人一緒なら、一緒に居られるだけで安らぎを与え合って、幸せを感じていけるんじゃないかな?


    ニコが三

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    2012年07月04日
  • Over The Rain

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    久しぶりに買ったBL。嗅覚は衰えてなかったヾ(o゚ω゚o)ノ゙
    高校生と中学生の頃、大学生と高校生の頃、そして現在。
    天然に振り回される一途なソマリの猫。リセットされていく記憶を持つ穂積と、穂積の視線に堕ちた結のお話。
    シリアス好きには堪らないんじゃないかなと思います。
    個人的にはかなりお気に入りです。

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    2012年07月02日
  • 伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか?

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    ネタバレ

    どうしてこのタイミングで短編集3巻目なのか・・・
    時間軸がちょっと分からないけど、本編のシリアスな展開に対してこのほんわかした短編集

    最初の話は
    使用禁止の種のせいで、レイブンもリディアもエドガーに手を上げそうになってしまうわけだけど
    エドガーの為に本気で手首を切り落とすのを考えるレイブンが相変わらず
    そしてリディアにかかった魔法を軽く無理矢理に解いてしまうエドガーがね・・・相変わらずというか彼らしいというか
    オチが結構好き

    真ん中の話が一番好き
    アルフレッドの淡白具合が彼の家族のことを思えば分からなくもないけど、悲しいことなかって感じ
    赤い糸が一本じゃ足りないエドガーと、自分にはないこと

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    2012年07月02日