高星麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
エドガーのプロポーズを受け入れたリディアだが、身分の差を思うと、早くもマリッジブルー。
対してエドガーは、リディアが社交界で傷つかなくていいように、と最善を尽くす──。
エドガーのそんな思惑から、今回の花嫁修業が始まるわけだけれど、ボタンを掛け違えたように不運なアクシデントが重なって、リディアはなぜか小間使い扱いに。
”令嬢”という肩書(自覚?)がなく、上流階級に対して肩身の狭いリディアは「これも花嫁修業の一環かもしれない」と甘んじて受け入れちゃうし、鞭で打たれた手も辛いことも、強がってエドガーに隠しちゃうし。
リディアが健気で、「もうそこまでガンバらなくていいじゃない、エドガーになんとかしてもらいなよ~!」とお姉さんは物語の外で悶々してしまったじゃないか。
オートレッド夫人の正体(逆かな?)には、結構早々に気づいちゃった。
でも、今巻は、プリンスもユリウスも出てこず、
リディアとエドガーの絆が深まったスピンオフっぽいところが◎
エドガーがリディアを、立場を振りかざすでもなく、「一人の男」として全力で守ろうとしている姿に、胸がじーんとした♡
女の子はいくつになっても、守ってくれるひとに憧れちゃうんだっ!(*`・ω・´*) -
Posted by ブクログ
やっと今頃読み終わりました、既にシリーズは完結しているので
待ち遠しい感じではありません。
リディアの妊娠を知って、前巻で改めて求婚したエドガーは
衝撃を受けて身を引こうとします。
しかし、女王陛下からの依頼でリディアを守っている以上
彼女を放り出すことはしません。
折々に戻りかける記憶と、自分の中の愛情に反するような
不可解なリディアの妊娠に悩みながらも、しっかりと事態に
対処するエドガーはなかなか立派でした。
むしろシリーズ中で一番彼が誠実にリディアを愛してくれた
巻ではないかなと私は思っています。
どんな障害があっても愛するなんて、
口で言うのは綺麗ですがなかなか出来ません。
だから彼にはちゃんと悩んで欲しかったので、
納得の展開です。
そもそもお腹の子供はエドガーの子なのですから
ふたりの間がしっくりいくほうが、正直自然な流れで
いつまでもプリンスを恐れて、記憶を無くしたままより
しっかり乗り越えて記憶を取り戻して欲しいと思いましたから。
地味な巻ですが、大事なお話だと思います。
それと、列車事故で負傷したカールトン教授を救うエドガー。
あの場面はグッときました。
カールトン先生はなんでもない市井の幸福を象徴してる気がします。
彼は彼で素晴らしい男性ですね。 -
Posted by ブクログ
アルヴィンの悲壮な決意が明らかになるにつれ、ウルウル、ハラハラの最終巻だった。
ロンドン塔が最終決戦の地だったり、魔力の流れを再構築したり、ファンタジーとしてもよく練られた構成で、こういうところが長いシリーズを飽きさせることなく続けることのできた所以ではないかと思う。
第一巻を読んだ時は、こんなにシリアスで波乱に満ちたストーリーになるとは、想像もしていなかったが、よくぞここまで大団円に導いたものだと、しみじみと感じいる。
ただ、一部未消化の部分もあると思うので、今後出版される短編集で解決されるのか、あるいは続編があるのか、どうも気になるのである。 -
Posted by ブクログ
『誰かために〜』の続き。
フィル・チリース(オーロラ妖精)の刃の魔力によって傷を受けたリディア。彼女を治すためにはエドガーから離れ、マッキール家の島で3年暮らさなくてはならない。リディアをマッキール家に預けて去ったエドガーは僅かな可能性をもとめて調査開始。「あるじの眠る島」の『秘薬』ならば彼女の傷を治せるということを知り…。
ポールがエドガーの『継承』を知り、エドガーとリディアはお互いを思って別れる決意をし…
アーミンもちらりと登場し、それぞれのキャラの心象表現が切ないなか、レイヴンとニコのやり取りが救いだった一冊。
ひとまずの決着がついてなにより。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ遂に完結してしまった!!! 表紙で勢揃いしてるのがいいね
結末的には嬉しいけど、寂しいなぁ
あとがきにもあったように、短編集を期待してますけどね
もう勢いで読み切ってしまった だからかな、読み返さないと細かい所までは理解出来そうにない
むしろもう一回一巻から読み返さないと理解しきれないんじゃないかとさえ思ってきたよ
取りあえずハッピーエンドで終わってよかった
アルヴィンの行動の真意が掴めないうちは、彼にもドキドキさせられ・・・いや、もう、誰がどう動こうが関係なく、ずっとハラハラドキドキしてたな 今も心臓バクバクだよ
アルヴィンはもちろん、エドガーとリディアの三人の悩みと決断がもう、切なくて、それでいて格好よくて
三人とも本当に強いよね 彼らの協力者皆がそうなんだけどさ
あとリディアのお父さんも どこまでも娘とお婿さんを信じてて、動じないあの感じ、とっても素敵だったな
リディアが予言の真意に気付いた時は、彼女も死んじゃう!って思ったけど、無事で本当によかった
子宮を貫いたってあったから、子供はもう望めないかな、って思ったけど、そんなこともなくて本当によかった!
アーミンが死んでしまったのは悲しいけど、人として亡くなったわけだし、皆に忘れ去られたわけじゃないっていう意味ではよかった
あのシーンのアーミンとケルピーが・・・挿絵もとってもよかった
そしてニコね・・・まさか死にそうだったとは思ってなかったから、まさかの魂?魔術?の移動にはびっくりしたけど・・・とても可愛らしいことになってるんでしょうね笑
早く新しい毛皮を纏った、小さいままのニコとアルヴィンのツーショットが見たい!!
レイブンとケリーの距離もぐっと近づいたみたいだし?
それにしてもレイブンも予言というか、ロンドンタワーの言い伝えに一つかんでるとは思わなかったからビックリしたわ でもとっても格好よかったよ ちょっと鳥肌もんだったわ
最期、ロタとポールに付いても一場面欲しかったけど、こっちも短編に期待することにする
それにしても、あの占い師?悪魔?の女性はどうなったんだろう
彼女はまた出てくるのかなぁ また問題起こしてくるのかなぁ
もう伯爵一家には幸せにほのぼのと暮らして欲しい気がするんだけどね
4/30
堪えられず、今月のコバルトを買ってしまって、伯妖読んだんだけど・・・結局リディアはオニキスの毒で寿命が縮まったことに変わりはないみたいで・・・エドガーはもちろん諦めてないみたいだけど、これはどうにもならないのかな
それともあの悪魔らしい女性が関係してきたりしないのかな!? 毒は予言とは関係ないものだから、予言関係には何も出来ないんだろうなぁ
あぁ、折角のハッピーエンドかと思ったけど、完全なハッピーエンドじゃなかったよ・・・ -
Posted by ブクログ
生まれれば母の命を奪い、プリンスを倒す為に父を殺さねばならない。そんな己に架せられた過酷な宿命を知り姿を消した二人の子供・アルヴィン。彼を案じながら最後の戦いへ向けて準備が進む中、リディアにアルヴィンにオニキスの毒を飲まされて――様々な人々の想いの先、向かうのは太古の昔より守りの要のあるロンドン塔。エドガー、リディア、そしてアルヴィン。伯爵家の三人が生き残れる未来は果たして――「伯爵と妖精」ついに最終巻!
ついさっき読み終わりました。正直アンシーリーコートのフェアリドクターのこととかブラッドストーンのこととかかなり複雑なのでいろいろなこと忘れててその点補完出来てたらもうちょっとすんなり読めたのですがまあこれは私側の事情なので、いやあ面白かったです。最終巻なのでオマケして★5にしておきました。実ははくよーは私が初めて最初から終わりまで追いかけたコバルト文庫のシリーズなので(ちょーシリーズは魔王で読むのやめちゃったのだ)ああ~ついに最後かあ、とページが減っていくたび寂しさが募りました。正直どうやってもリディアは死ぬしエドガーも死ぬんじゃない? 詰みでしょこれ、絶望…(´・ω・`)と思ってたんですけど、最後まで諦めないで出来ることをして、最善を選びつづけるエドガーに勇気づけられました。ほんとにエドガーはかっこよくなった。うん、人間として、男として、貴族としてかっこよくなった。って何さまのつもりだ。
他キャラもそれぞれ活躍してて良かったです。特にアーミン(´;ω;`) アーミンほんと。・゚・(ノД`)・゚・。!!! 「私はやっぱり、彼らと同じ世界にいたい。同じ心で、同じように喜びや悲しみを感じていたことを忘れたくない」にほんとジワッときました(´;ω;`) 最後、リディア以外は妖精だったアーミンのことを忘れちゃうんだけど…! レイヴンがな…(´;ω;`) ケリーもな…(´;ω;`) 私の大好きな「何かあったんだけど何か思い出せない」がまさかの登場でした本当 そしてニコも(; _ ;)!! ニコォォ!! あとレイヴンバトル最後の「私が、ここにいます」は鳥肌った。大鴉…!! あとあとそれから自分は炎上ものが好きなのでロンドンの街とロンドン塔が火災に遭うっていうのはすごくそそるものだったり…皆がエドガーの放った矢を見ているシーンとかすごく良かったです。
そしてそしてエピローグでシルヴァンフォード公爵位を取り戻せることになって本当よかったねエドガーよかったねぇって何度も呟きましたさ…アシェンバードもなくならないし、全部を引きうけて全部を子供に託していける。リディアはそれがエドガーのものであるなら何でもいいし、公爵夫人という立場だって怖くない。……今まで悲しいこともあったけれど、沢山傷ついて傷つけられたけど、こうやって丸く収まったハッピーエンドですごくすごくよかった。谷先生、9年間お疲れさまでした。実はあとがき嫌いな私はこの作品のあとがきを一つも読んでいないのですが、何か一つ読もうと思います。