高星麻子のレビュー一覧
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妖精博士のリディアは雇い主のエドガーを好きになってしまうのを恐れて、スコットランドで休暇を過ごしていた。ある日、妖精国伯爵の先祖にまつわる話を聞いたリディアは、真実を確かめようと人魚の一族が棲むマナーン島へ向かうが・・・。その頃ロンドンでは、エドガーと親交の深い画家ポールのもとに不思議な少女が現れる。何とその少女はバンシーという妖精だった。マナーン島でエドガーと再会したリディアは、ユリシスがバンシーの琥珀を狙っていることを知る。またエドガーは、アーミンの不審な動きに気づいて・・・。
ぁああああーちょっと皆さん、p158の素敵な挿絵を見てくださいよ。もうどきどきしてたまりません(笑)エドガー、 -
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銀月夜のフェアリーテイル
エドガーと出会う前のリディアが登場します。初めて自分のことを馬鹿にしない、ヴァイオリニストのイアンに初恋のような気持ちを抱くリディアがかわいいです。自立したフェアリードクターになるために、イアンの音楽の魂を自分の恋する心と取り替えてしまう彼女が切なかった・・・。最高の「銀月夜」を奏でられたイアンはきっと幸せだったと思います。
雪水晶のフェアリーテイル
初!ケルピー兄弟が登場です。リディアと兄ケルピーの出会いがやっとここで明かされました。弟ケルピーのことをけなしながらも優しく(?)見守る兄ケルピー、ツボりました。何だかんだ言いながら心配してんじゃん!(笑)何年たっても -
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妖精博士のリディアは、雇い主で一応婚約者の伯爵エドガーに本気で結婚を迫られている。彼を理解しはじめたリディアは、今までのように拒絶できなくなってしまい困惑していた。そんな折ロンドンで起きた不気味な連続殺人事件が、どうやらエドガーの宿敵プリンスに関係していると知り、エドガーはリディアを強引に伯爵家に住ませることにする。しかし、レイヴンがプリンスに捕まってしまい・・・。彼は体内に眠る精霊に打ち勝ち、再びエドガーを主人だと認めることができるのだろうか?
やっとリディアがエドガーとの結婚を決意!また一歩恋の進展です。引用文のエドガーの言葉が、リディアへの本当の想いなのかなぁとも。恋って自分ではどうし -
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コウノトリのお気に召すまま
婚約前のお話。コウノトリの妖精ティルが伯爵邸に現れ、リディアが母親だと言います。戸惑いながらも、エドガーの策に乗せられているリディアがかわいい。隠し子ではと心配しているエドガーを引っぱたいてやりたいです(ぇ)ティルに対しては、優しい理想のお父さんになれそうなエドガーが素敵でした。
紳士の射止めかた教えます
リディアにあなたには簡単なことと言われ傷つくエドガーが切ない。と思った次の瞬間、ナイチンゲール館をはじめ、連れ込み宿をすべて借り切ろうとする彼に脱力を通り越して、哀れみを感じました(笑)すべてが終わったあとに、まつげにキスをしてもらうリディアとエドガーが甘い雰囲 -
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婚約発表を済ませ、一見するとすべてが終わったように見えるエドガーたちだったが、リディアはまだプリンスとの戦いが終わっていないことを直感的に感じ取る。ファーガスというマッキール家の婚約者だと言い張る男も現れたことで不安になり、エドガーに問いただすリディアだったが、逆に自分を信頼できるのかと聞かれそのまま部屋を飛び出してしまう。そんな矢先、リディアはロタやレイヴンたちとともにリディアと結婚しようとする巨人族に連れ去られてしまい、リディアは必死でエドガーのもとへ戻ろうとする。婚約指輪をとられ、仕方なしにケルピーの力でチェンジリングの魔法を使うことに。ところがエドガーが気づく様子はなく、再び妖精界へ戻
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不思議な贈り物と従者の受難
エドガーの従者であるレイヴンは、ある日ウッドワースがもってきたエドガーへの贈り物である"使用禁止"の種を育てたことで、自分の意思に反してエドガーに危害を加えそうになってしまう。しかもリディアに彼のあざが伝染してしまい・・・。エドガーに悪意を持った犯人は誰なのか、リディアたちは調べ始める。必死でエドガーから逃げようとするリディアはある意味正しいと思いました(爆)レイヴンはエドガーのそばにいるだけで余分に危機に見舞われているような気がします。大丈夫だろうか・・・彼。斧で手首を切り落とそうとするレイヴンとそれを止めるニコの友情がいつまでも続けばいいなぁ -
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幾多の困難を乗り越え、やっと結婚までこぎつけたエドガーとリディア。青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければいけないという5人の妖精から祝福を受けたが、昔エドガーと関係があったらしいクレアという女の子が、リディアの侍女に雇って欲しいとやってきて青いリボンを取られてしまう。それがないと、招待されずに怒っていた6人目の妖精に結婚式を台無しにされてしまうと知ったリディアは、必死でリボンを取り戻そうとするが、それが原因でエドガーは喧嘩になってしまい・・・。そして、黒ミサの怪しい人物とスレイド逮捕の関係を探って、エドガーも奔走する。
すれ違いまくりのエドリディには、(中盤くらいが特に)相当イラつきました・ -
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新婚旅行でフランスのブルターニュ地方にやってきたエドガーとリディア。二人でいられることに幸せを感じる中、リディアはパーティー会場で夫に奴隷のように扱われる夫人を見て衝撃を受ける。貴族の出ではないことで、周りの夫人たちに冷たい扱いを受け傷つくリディアだったが、エドガーの愛情に包まれて安らぎを取り戻す。そんな幸せもつかの間、リディアが突然姿を消し――海の底にある都へと向かうエドガー。妖精国の青騎士伯爵として、その名を真の意味で自分のものにできるのか。リディアとの絆が試される中、二人は決意を固める。
ずいぶんと堅苦しかった恋人期間も卒業し、この二人もだいぶ甘くなってきました。特にエドガーは自制が効 -
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妖精国への地図について探るリディアとエドガー。忙しい中ですれ違い気味の二人だったが、皮肉にも故ダーンリイ氏の屋敷でともに過ごすことに。絵を探すエドガーと不思議な石について調べるリディアだったが、ある日リディアが鏡に映るフィリスに出会ったことで事態が急変。鏡の中に取り込まれたリディア。それを追うようにレイヴンやロタまでもが鏡の中に来てしまう。月が六年間も出ないという沼地で、月(ルナ)を連れもどせばいいと言うのだが?!フィリスとリディアは無事に鏡の中から脱出できるのだろうか。
この二人がすれ違いまくるのも、毎回の如くなってきたような気が・・・。素直にぶっちゃければいいのに、それができないのはここ -
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母子家庭で育った純(受)は再婚した母梓の新婚旅行を邪魔しないようにと聡一(攻)の屋敷に居候させてもらうことになった。母の知り合いにしては珍しく貴族然としており居心地の悪さを感じる純。更に結婚式での純の母の言葉を真に受けて純を「いずれ妻になる人」と言い出す始末。母が新婚旅行から帰ってくるまでの一週間純は平穏に過ごせるのか不安になるのだった。
高星麻子先生の繊細な絵が大好きなので買ってしまいました。私は「伯爵と妖精」のファンです。
使用人達のキャラが立っててすごく良かったです。高橋さんを是非私にください(笑)
悪い大人に騙される純君が読んでて可愛かったです。ちょっとおバカさんくらいの子が一番可愛 -
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『教えてあげる……!エドガーは、何があっても手を離したりしないわ。あたしたち、死ぬときはいっしょでかまわないのよ。だっていっしょに生きていくしか、ほかの未来はないって気づいてしまったんだもの』
『伯爵と妖精』シリーズ第19弾。
上記のリディアの台詞聞いて、しみじみと「この子成長したなぁ」って思いました。
余計な御世話だけどね!
ラヴラヴっぷりがとにかく恥ずかしいお話だったんですが、この巻はちょっと違うかな?
今回ばかりはエドガーが弱くて、リディアが強い。
まあ、元々女の子は強いものですからね。
いろいろとお話は佳境に入っていってるんだと思います。
ってか、ちょっとばかし、エドガー側の事 -
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Posted by ブクログ
長いシリーズ、ついに新婚旅行までやってきました。
場所はフランス。肖像画に描かれた絵に伯爵家縁の品が描かれており、それがフランスのブルターニュ地方とのことで訪れる。
そこでリディアは夫に虐げられている妻と勘違いされ、ある島に連れ出されてしまうが、そこは男は生きて帰れないという海の王女の支配する島だった。
相変わらずもめたり仲直りしたりの二人だけど最高にやさしいエドガーいいですね・・・
ケリーも好感持てますが、レイヴン・・・ニコとの友情も大事だが同僚との絆は???失礼しまくりです!!
ま、ケリーも「この人絶対変!」と決め付けてましたが、間違ってないしな・・・。 -
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『リディア、きみのことは僕のすべてにかけて守る。だから、もういちど僕に与えられたノブレス・オブリージュを、一緒に守っていってほしい』
『伯爵と妖精』シリーズ第17弾。
ああ。ついに結婚するんですね、この二人。
長かった…。恋人になる前から甘甘のラヴラヴのイチャイチャでした。
そしてこれからはそれ以上なんだろうな。
なんつーか、20歳を越した私を読むような話ではない気もしますが(コバルトだしね)日常に疲れた時にはなんだかほっと、します。
読んでるとこっちが恥ずかしいわっ!とか、いーやーやーめーてー。と言いたくなります。
なんだ、この顔を覆いたくなるような気恥かしさは。
ほんわかと幸せになり -