高星麻子のレビュー一覧

  • 狗神の花嫁【SS付き電子限定版】

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    面白かったですが、主人公の身内の扱いが余りにも…。
    九尾の狐ならぬ狼で、九尾プレイは新しいなと思いました。

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    2012年02月14日
  • Over The Rain

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    読み始めから「ん?ん?」と理解不能に陥ってしまい、読解力が無くなったかと焦りました…というか、眉間にシワ寄せてBL読みたくないんですが。
    しかし、そこをグッと我慢して読み進むうちにいろいろ主人公の事情がわかってきて、最後はバラバラだったパズルのピースがきちんと絵になったような、そこそこ満足な気持ちに。
    どっちかっていうと、映像寄りの表現が上手い作家さんだと思うので、これは漫画かアニメか実写だと大変ステキな話になるのではないかと勝手にプロデューサー気分になりました。

    翻訳家である穂積の一人称で語られるので、彼の心の風景とか心情だけを頼りに読まなくちゃいけない。そして、突然ぷつりと途切れる穂積の

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    2012年02月08日
  • 狗神の花嫁【SS付き電子限定版】

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    面白かった。
    冒頭から、高尾理一氏の天狗の嫁とりっぽいな~とか思ったけど、もう一段深かったなぁー ジワット泣けて、眼球が痛いという体験をした。

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    2012年02月04日
  • 伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて

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    恋よりもおだやかに見つめて
    短編集、ですが本編の流れで記憶喪失なエドガーとリディアのその後が描かれています。あとがきで谷先生が「新たな関係」と書かれていますが、出会った当初とも今までとも違う関係性ですよね。ふとしたときに揺れるリディアの心が切ない・・・。早く二人の愛がしっかりつながれることを祈ります。

    ラストダンスはあなたと
    仮面舞踏会って本当にあったのかなぁ。すごい楽しそうだけど、禁断の恋が生まれてしまいそうだなと思いました。外見なんて関係なく、その人自身に惹かれて好きになったのなら、どんな姿をしていようと見分けられるんだよね。こんな夫婦になりたいなぁと憧れるくらい幸せなエドリディを楽しめ

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    2012年01月21日
  • 臆病なキス

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    過保護攻め×健気受け。私のツボCP。でもそこまでうわー!!って盛り上がれなかったのは何故だろう?世界観がとても綺麗でたんたんとしていたから?解りませんが、面白かった事に変わりはないのです。とても素敵な作品でした。
    とある事情で自分を卑下してしまう癖がついている受けがいじらしくて仕方がありません。なんで!そこで!そいつの言う事信じちゃうの!!と読んでハラハラしたりもしました。
    攻め視点の話もあって良かったです。攻め視点好き……。今度はこの話の元になった壁際~も読んでみたいと思いました。

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    2012年01月17日
  • 伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて

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    ネタバレ

    気持ちは3.5。
    表題作は前巻からひっぱった短編、その他二人の新婚時代及びカールトン夫妻の登場する短編3編。

    表題作は確かに今でも階級が残るイギリス。この時代のイギリスで公爵だったら、1巻当初ならともかく夫婦になってしまった今のリディアでは辛いでしょうね。とりあえず中身13なエドガーが色ぼけてなく、きちんと理性的な人でよかった。

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    2011年12月28日
  • 伯爵と妖精 真実の樹下で約束を

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    ネタバレ

    イブラゼル上陸。

    いよいよな登場!だったので、もっと展開を引っ張るかと思いきや結構さくさく問題の二つは解決。リディアのお陰でエドガーも大人になり、ポールXロタも、レイブンXニコもレイブンXケリーもちょっと進展。

    あっさりプリンスが消えていれば、エドガーは記憶を失う筈だけど、どうなのか。遺されたプリンスの組織はどう動くのか、リディアの持つ鍵はなんなのか、エドガーがまたリディアを忘れてしまうのか否か・・とひっぱって、次が上下巻で2ヶ月連続刊行でいよいよファイナルな予感。

    郷土史や伝承にとてもよく精通してらっしゃるなーといつも思う。

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    2011年12月03日
  • 恋人がなぜか多すぎる

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    ありえない話の所為かうまく入り込めないまま終わってしまった。
    展開というか、中身が誰だったのか最初に分かってしまった。
    個人的に主人公が愛されてる話が好きなので、この話は不服な部分が多かった。作品タイトル見てみんなから愛されてると思ってたから肩透かしだったかな。最後の結末は急ぎ足で詰めた感が否めない。

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    2011年11月29日
  • 伯爵と妖精 情熱の花は秘せない

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    “機嫌をよくしたニコとは裏腹に、レイヴンはにらむようにじっとケリーを見ている。
    ライバル視されている?だからレイヴンは、ケリーを追い出そうと、敵地へ乗り込むことを賛成したのだろうか。
    などとケリーは疑心暗鬼になるが、レイヴンは突飛なことを言った。
    「あなたとは、似ている気がする」
    えっ、似てないわ!
    話の流れが見えない。レイヴンとの共通点はニコが好きだということだけではないか。それに、今のは嫉妬の視線ではなかったのか。
    「あの、レイヴンさん......。ニコさんのことは誰だって好きでしょう?」
    「すみません。似ているというのは失礼ですね。私は他人を理解したことがないのですけど、あなたのことは、

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    2011年11月14日
  • 水恋戯

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    ネタバレ

    高星さんのイラストは結構好みですが、前半の水戯団の話がちょっと長くて、後半突然、海ノ国と水ノ国の話が出て来て、困惑しました。水戯団の女の子達や姐さんたちは、みんなすごくいい人で、最初は、表情の出ない玲月を嫌っている感じはありましたけど、後半は仲良しになってて、それはそれでよかったんですけどね。

     *水戯のお芝居で出てくる呪いを受けた御姫様のお話って、「桜嵐恋絵巻」かなって思いました。

    崇亮太子も、キャラ紹介のところにはいないので、最初に街でぶつかったのは、星寿だと思ってて、泉で玲月と星寿が出会ったところは、さっきぶつかって、追いかけてきたんだって思ってました。

    もうちょっと海ノ国と水ノ国

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    2011年10月08日
  • 伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖

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    “ますますエドガーは頭に来た。
    「悪いが、僕は僕の目的のために行動する。きみの言葉には従わない」
    「なら、それでもかまわない。エドガー、きみの意思で守れ。リディアを逃がすことが難しいなら、彼女を連れて、妖精国へ行くんだ」
    そこで、彼女を殺すことになるかもしれないのに?
    どうにかその言葉は口にせずに飲み込む。いったい、何を信じ、何を求めて進めばいいというのか。
    「で、妖精国でどうなる?プリンスには話せないか?」
    少し考えて、フランシスは言った。
    「ぼくが言えるのは、妖精国には可能性があるというだけだ。あの地は妖精界でありながら、人間界の一部でもある。そういう奇妙な場所だから、どちらの理にも従い、

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    2011年10月05日
  • 伯爵と妖精 真実の樹下で約束を

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     ようやくイブラゼルに上陸しました…! ここまで長かったぁ…しかし当然ここで落ち着ける訳もなく。伯爵夫妻の受難はまだまだ続きます。毎回毎回、レイヴンとニコのふれあいだけが癒しですー。今回もレイヴンの名言を見つけてはによによしました。

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    2011年10月03日
  • 伯爵と妖精 情熱の花は秘せない

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    話が長ーい!!
    どこまで話を伸ばす気なのか、オチはどこだオチは。

    やっと本筋に戻ってきたような気がします。
    エドガーとリディアが再会して、愛を確かめ合うことができてよかったです。

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    2011年09月25日
  • R134

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    橘さん読むの2作目。文章表現も作品が持つ雰囲気も好みなのですが…。心情をもう一歩踏み込んで描写して欲しかったかな。母親から受けた心の傷がトラウマとなっている麻也を守ろうとする梓朗と、梓朗限定で執着する麻也の間にあるものが恋へと昇華していくには二人の心の揺れ動きがすごく大事だと思うんだけど。由宇の存在意義もちょっとピンと来ない。由宇に対する麻也の感情が曖昧なので、その存在が麻也にどんな影響してるのか掴みきれず、すっきりしない。このあたりもじっくり書いて欲しかったかも。

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    2011年09月21日
  • 伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖

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    みんなが早く幸せになればいいのに。
    あぁあああ、伯爵とりディアがゴールインするまでの時期が懐かしい。
    一冊完結で、あまりモヤモヤしなかったなぁ。

    リディア、預言者の許嫁と言うのはガチっぽいですね。
    わー、どうなっちゃうんだろう。
    っていうか、妖精界って色んなことが色んな意味にとれるという設定だから、何でもアリな世界なんですよね。
    トリッキーすぎる。

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    2011年09月04日
  • 伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党

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    リディアは、妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。父に会うためロンドン行きの船に乗った彼女は、突然現れた若い男に誘拐されてしまう。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探しをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方ちまたでは凶悪な強盗事件が噂になっていた。犯人の特徴はエドガーに似ていて...。

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    えらく~読むのに時間がかかった本だった~♪
    何故だろう~。。(笑)

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    2011年08月28日
  • 伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖

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    リディアの乗った船が妖精国に出航するのを見届けたエドガーは、覚醒し始めたプリンスの意識を抱えて組織に君臨しようとしていた。一方、妖精国への道のりの中継地点であるという幻の国「リオネス」を探し始めたリディアの目の前には不思議な少女が現れて・・・。リディアの命を狙う組織からエドガーはリディアを救えるのか!?そして、妖精国の道しるべをリディアたちは突き止めることができるのだろうか。

    いやー、覚悟はしてたけど予想以上にしんどい展開でした。エドリディの安らげるシーンはほぼ皆無と言ってもいいんじゃないだろうか。必死でリディアを締め出そうとしてるんだと気づくまで、アーミンのように本気でエドガーの愛が消えた

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    2011年07月17日
  • 伯爵と妖精 情熱の花は秘せない

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    ネタバレ

    仲直り完了。

    「魔女・・・」の話を読んだ時も思いましたが、イギリスの伝承とか風習、民俗学を大変浴勉強してる方だな、と思います。その知識の上にあって成り立つ構成と人物描写。小野不由美さんを知った時の様に安心して読める感があります。コバルトや角川のラノベというと割とご都合主義な展開が多いのだけど(作者さんも若いから仕方ないのかもしれないけど)、そういうのがないというか。

    あと3,4冊位で終わりなのかなー・・・。

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    2011年07月04日
  • 伯爵と妖精 情熱の花は秘せない

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    ネタバレ

    暗かった前巻よりもちょっと明るい雰囲気になってよかったー!!
    私的には、ぶっちゃけると今回は内容が薄い気がした。(これは人それぞれの解釈にもよると思うが・・・。)
    エドガーのプリンスに対する苦悩とリディアを守りたいのに守れない苦悩、この2つがエドガーを苛んでいる。っていうのはわかった。エドガーが組織を離れて妖精国に向かうことも分かった。
    ・・・・・・何か分からないけどすっきりしない。
    まあ、いつでもリディアは健気だなあ。と思ってみる。

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    2011年06月01日
  • そして世界は色づいた

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    わりとよくある設定(殺し屋×普通)&お話かな〜と。それに、思ってた感じと色々違う(苦笑)読みはじめた時の受けの語り口調というか言葉遣いが…;慎ましやかに暮らしてる大人しい男の子とのせつない系なのかと思いきや、読んでみると、全てにおいてイマドキな普通の子でノリも軽いしで(苦笑)相手が殺し屋ということで、どうしても相容れない部分や巻き込まれて危険な目にあったりと、段々シリアス展開になってきて葛藤してるけど、やっぱりシリアスになりきれてなくて全体的に軽い感じでした。でも普通に楽しめました(笑)

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    2011年05月20日