あらすじ
「信じろ。俺は、あんたには嘘をつかない」
信じていた人間の裏切りに傷つき体調を崩していた中室哲は、療養のため叔父の別荘で暮らしていた。そんなとき、哲はひとりの青年と出逢う。不遜で、どこか人を醒めた目でみる羽島雄生だ。彼は別荘の庭先から怪我した腕を突き出し、哲に手当を要求したのだ。初対面の印象は最悪のふたりだったが、いつしか一緒にいることが楽しみになっていた。けれど、雄生が人気のある俳優であることから誤解が生まれ……
人嫌いの青年と人から裏切られた青年。友人でもない、恋人でもない、曖昧で脆い関係が行き着いたのは?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
終盤あたりが胸が締め付けられた。
必死になって探してる事が、好きの深さが伝わるし、本当に好きなんだなぁって雄生が愛おしくなる。手元に置いておきたい作品。
Posted by ブクログ
椿の生け垣で手を怪我したから手当てしろというねじこみは、もうそこに住んでいる哲のことを知っていたとしか思えないんですけど、ねぇ!じれじれする関係が楽しいです。人嫌いと裏切られた人間という煽り文句ですが、羽島わりと最初から懐いてるじゃない…。
Posted by ブクログ
受けも攻めも、妙にオトコマエで古風なしゃべり方なのが気になった。
いや、別に嫌じゃないんだけど。
もひとつ盛り上がりに欠けたかなあ。
少し、この人に飽きかけてんのかな?
BLって作家によってかなりパターン化されてくるからな。
よくんかんねーな!?
なんでこの人、受けの別荘に突然乱入して来たの?
普通に考えたら不審者すぎる。
え、え、え?
ごめん、いつ受けのこと好きになったの?全然わからん。