明野照葉のレビュー一覧

  • そっと覗いてみてごらん

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    ネットは怖い。でも日和はあからさまに書きすぎだよな、と。
    でももう少し嫌な女だったら読み応え?あるかもだけど、日和がいい子なので、なんかかわいそうな気がしてきてしまった…。

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    2013年11月12日
  • 家族トランプ

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    トランプとはまたうまい表現だなー
    とつくづく思いました。

    結婚、について考えさせられます。

    この作者さんの話にしては、暗くなくドロドロしてなくて読みやすいです。

    作中の、おばあちゃんが超いい味出してて大好きです(笑)
    「何を分かり切ったことを言ってるだい?」(本が手元にないのでセリフはうろ覚え)にぷっと噴き出してしまいました。

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    2013年11月10日
  • 降臨

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    強迫神経症3連続。これは短編集で、全編通してのキャラクタはなし。
    これを書くんで、パラパラめくって見て気づいたんだが、この作者、最終ページ読んでみても、全体のスジが思い浮かばないな。通しで読んで初めて面白いというテクか。
    "全編通してのキャラクタはなし"なんだが、何編かはニアミスするのが妙にワクワクしたな。

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    2013年09月12日
  • 契約

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    もっと桃子が南欧子をこてんぱんにしてくれたらスカッとしたかも(笑)
    最初は南欧子に結構感情移入してたけど、もうちょっと骨のある人だったら良かったのにな。
    いじめた方は忘れるけど、いじめられた方はいつまでも覚えてるものなんですね、わかります。

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    2013年08月20日
  • さえずる舌

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     ヒーリングスタジオを経営する真幌に近づく芽衣は、心の病気を患っていたのだ。芽衣の病気とは、小さな嘘を積み重ねることで一時、魅力的な存在と思われるが、その嘘がバレ周囲を混乱に落とし入れるという事を繰り返す心の病気である。ヒーリングスタジオ経営する真幌が今回のターゲットに選ばれた理由が、芽衣には彼女が苦労もせずに幸運に恵まれ事業に成功し、私生活においても幸せそうに見えたので嫉妬を覚えたとある。その動機があまりに普通すぎるし、この結末は安易かもしれない。

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    2013年07月26日
  • そっと覗いてみてごらん

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    無自覚に転落していく主人公。
    いまどき社会にはあふれてることかもと、リアリティーがあってちょっと恐ろしいです。。

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    2013年07月07日
  • 禁断

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    血は争えない。。
    親友をあんなふうに殺されたのに、、幸せになれるわけないでしょーが。
    途中で先の展開も読めてしまい予想通りのラストでしたが。。
    郁子の両親は、いくらなんでもって感じでした。ヽ(゜Д゜)ノ

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    2013年07月04日
  • そっと覗いてみてごらん

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    ネタバレ

    ▼毒舌ブログのピヨピヨ調が気持ち悪かったです。もっと早く気がつけばねぇと同情はしたけど「どうして私ばっかり?」と最後までそう思っていたみたいなので、そんなところにムカッ!
    ▼半分本当で半分嘘を書いてても多少ぼかしてあっても読む人が読んだらわかる・・・冷や汗ツツーっとなるようなコワさを感じました。
    ▼順調だった毎日が人からの信頼を失うことで、こうも生活が一転してしまう様子がリアルで、私もあまり人を不愉快にするようなこと書かないようにホントにホントに気を付けようと思いました。

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    2013年07月04日
  • そっと覗いてみてごらん

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    貰ったから読んだみた。

    前半は
    つまらなすぎて寝そうになった。

    後半は、コワイ・・! !と思いながら
    一気読み。リピは無し。一回読んだら、頭にびっしり残るぅぅ。

    好きなジャンルではないけれど
    なんか、人生イロイロ気をつけようと思った・・。コワイ・・。

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    2013年06月02日
  • そっと覗いてみてごらん

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    どこにでもいるOL。毎日をそこそこ不可もなく過ごしている彼女が、いつの間にか、気が付かないうちに追い込まれていた「悪意の落とし穴」。人間は自分では気が付かないうちに誰かに不快感を与え、悪意ある眼でじっと見られているのだということを、感じさせる作品。出てくるエピソードなどもつい最近におこった事件などを差し込んでいるのでより身近に思える。大きなどんでん返しなどがあるわけではないが、時間もかからず読み切れる文庫書きおろし作品。

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    2013年05月03日
  • 家族トランプ

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    下町出身の女性上司と、郊外に住む女性部下。二人を好対照にしながら、社外での二人の交友を描いています。文章も展開も「小説」としては無理がありません。しかしタイトルが示すとおり、家族をトランプになぞらえる箇所が何度かありますが、この点だけは浮いている感じが否めないです。ただ作品全体を味読するうえでは、さほど支障はないでしょう。

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    2013年04月06日
  • 感染夢

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    大阪の本屋でポップをだけで衝動買い。どこかにあるような設定だが、読み始めたところからじわじわとホラー感を味わうことができた。久しぶりにちょっと気になる小説家と出会えたような気がした。

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    2013年03月31日
  • 澪(みお)つくし

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    1つ1つのお話はよくまっとまっていて
    面白かったです。
    ただ、私自身がこの手の話があまり得意でないので……
    そんなわけで★4ではなく★3にしました。
    異世界とかオカルト系の小説が好きなかたには
    お薦めです。

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    2013年02月27日
  • その妻

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    本当にしょーもない旦那。。。
    しょーもない旦那でも、ずーっと一緒にいると、、そういう気持ちになっちゃうんだろうな。。
    ラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、よく分かんないけど、、こういう終わり方にするしかないかな・・・。

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    2013年02月09日
  • 愛しいひと

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    日常生活を送ることができなくなった夫、夫が突然失踪してしまった妻の気持ちはわかるような気もして、とても興味深かった。残念なのは息子の気持ちが説明されていないので、どうしてこんな行動をとるのかよく分からないこと。

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    2013年01月30日
  • 禁断

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    確かに禁断でした。意外性はズバ抜けていた。初っ端過ぎからなんとなく展開は読めたが最後の締めかたが強引過ぎる。まぁしゃーない気はするが・・・

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    2012年10月22日
  • 25時のイヴたち

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    「時間とばかりでなく、私は世界ともうまく寄り添えずにいます。」

    「私もまた、この世界から完全にはぐれています。」

    インターネットの
    女性専用の裏サイトで、

    味覚障害の理沙、
    不感症の真梨枝は出会う。

    なにもかも違う二人は同じように倦んでいて、
    互いに惹かれ合う。
    女の友情って、ストレートにはいかない。
    支配したくなったり、一番を求めたり。

    そんな二人は
    「この世界に、小さなひび割れを作ること。」にする。

    この辺から、
    物語の方向がガチッとなるのですが
    なんだかついていけず。苦笑

    でも、そこから面白くなるんです。
    その動機をうまく捉え切れませんでした

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    2012年08月16日
  • 憑流(hyoryu)

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     美男美女、そして名家同志ということで朝比奈幸宏と結城苑香の結婚は皆に祝福され、豪華な披露宴も執り行われた。朝比奈家に嫁ぐことになった苑香は才色兼備なだけではなく、彼女と付き合うようになってから幸宏は全てにおいてツキに恵まれ、この上ない幸せを味わっていた。しかしこの文句のつけようのない嫁に対して何か不穏なものを感じ取っていた者たちもいた。幸宏の祖母、母、そして妹の真希である。そして彼女達の予感は的中。ツキと同時に朝比奈家にとっては不幸なことが多発するようになる。

     本人が意図したわけではなく、知らないうちに結果的に一族の血を繋げて他を排除するということをやってのけているのがこの話の怖いところ

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    2012年05月13日
  • 禁断

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    途中までは、邦彦に迫るものが何なのかわからなくて
    サスペンス感ばっちりだったけど、案外早く正体がわかってしまうので
    どこでどんでん返しがあるのかとワクワク。
    だけど結末は普通すぎて、逆に意外。

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    2012年05月09日
  • 廃墟のとき

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    本人は気づいていなかったけど
    「鬱」状態から、10か月後の自殺を思いつき
    その日にむかって華々しく・・・
    できれば、そこで心身ともに充実してハッピーエンドに
    なってほしかった・・・けど
    明野さんだからそうはいかないんだなぁ。

    なんだか悲しくなってしまいました。

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    2012年04月10日