明野照葉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代社会とは無縁と思われる習わしや言い伝え。その禁忌を破ったとき、平穏だったはずの世界が、恐ろしいものへと豹変する―。人の死にまつわる不思議な力を持つ家系に生れた女性の哀しみを描いた、著者のデビュー作「雨女」、その続篇となる表題作など、哀しみと恐怖に溢れる八篇を収録した短篇集。
随分と民俗学的な短編の数々。
いろいろ勉強されてる感じ。
でもどうも中途半端な感じが否めない。
「雨女」、「澪つくし」は結構面白かった。
続編があることで、やっとまとまった感じ。
これ、どこかモデルになってる舞台があるのか?
それこそ沖縄辺りのどこかにありそう。