ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
憧れの鎌倉暮らしを始めた夫婦。奇妙な気配を感じるその場所は、元々あの世とこの世が交差する辻。生ぬるく湿った風はあの世から吹く辻風だった…(「つむじ風」)。ト占(ぼくせん)や祭祀を生業とする民族の血を受け継いだ女性。人の気を枯らし、死に至らせるという宿命を背負った女の哀しみ…(「雨女」)。いにしえよりその土地に伝わる言い伝え。その禁忌を破ったとき、平穏な日常が恐怖の異世界へと豹変する──。読めば読むほどじんわり恐ろしい、傑作ホラー8篇!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
明野照葉さんの本はこれが初めてでした。 怖いとかいう感覚は私は感じなくて、ストーリー展開がすごくおもしろかったです。 短編集なのですいすい読めて文章の魅力にはまってしまいました。 これをきっかけに明野照葉さんを何冊か購入しました。
初めましての作家さん。 本の紹介にある通り、哀しみと恐怖に溢れる作品ばかりですが 本作は、読んでいる途中で不可解な恐れが湧き上がってくる。 いわゆる不気味という奴ですね。 不可解な事って、それだけで怖いでしょ。 幽霊のソレとは違う、わからない事への恐れっていうのかな? 同時に、そこには哀しみが寄り添...続きを読むっている。 そして、温かさもあるからたまらない。 日常の中で気付いたらそこにあったという そういう怖さの構成が絶妙な作品達です。
現代の「陰翳礼讃」かな。 元気で 明るく 清らかに の 真逆にある 不健康で 暗く 陰なる ものたちを しみじみと 描き出すと この 小説群となるのでしょう 自分の中にある 「陽」を求める心と 「陰」に親しむ心の 双方に連れて行ってくれる 一冊です
最初の「かっぱタクシー」で背筋がゾゾってなった>< ホラーと呼ぶほどではないけど、 静かな怖さがある。
いろんなレビューを見ていると、 この作者は当たり外れが大きいと書かれていたが、 これはたぶん「当たり」の方でしょう。 どの短編集もじんわりと怖さを醸し出していた。 描写が巧みなので、容易に情景が目に浮かぶ。 ただし、ちょっと説明がかった部分が多くてくどいかも。 文章の中に組み込むよりは、 あとで注釈...続きを読むでもつけるくらいでいいかなと。 ホラーというカテゴリーなら、充分読み応えある一冊です。
現代社会とは無縁なハズの因習的禁忌を破った時、日常の狭間に顔を現す非日常。 女性の怖さを描いた『汝の名』で知った作家さん。本作もホラーの体裁をとってるけど、基本的に描いているのは人そのものの怖さである。
高橋克彦さんが帯でべベタボメだったのと、タイトルに惹かれて購入。面白かったです。ちょっと乱暴に言うと日本版ジョナサン・キャロルという感じ。むかしむかしからの言い伝えが、脈々と息づいているのは科学とは違う次元ではあるものの看過できないジンワリとした怖さ。怖いんですが、後味はそれほど悪くないです。個人的...続きを読むには三途BARというお話が好きでした。
終始雨が降ってるような作品。 または曇り。 非現実的な話なんだろうけど、現実っぽく思ってしまう。 不思議な世界観
これもあげます本からゲット。どのお話も読後は粛々とした気持ちになるよなぁ。あの世界とこの世界はそんなにも近かったのか、と思う。家を買う時は、本当その土地を調べないとだめだな、って思った。短編集ってたいてい私読んだそばからよほど印象が強くないと忘れてしまうけれども、読後タイトルを見て「あぁいうお話だっ...続きを読むた・・・」と思い出せる印象の強さがある。
1つ1つのお話はよくまっとまっていて 面白かったです。 ただ、私自身がこの手の話があまり得意でないので…… そんなわけで★4ではなく★3にしました。 異世界とかオカルト系の小説が好きなかたには お薦めです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
澪(みお)つくし
新刊情報をお知らせします。
明野照葉
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛しいひと
嘘
家族トランプ
試し読み
感染夢
禁断
契約
降臨
黒白の一族
「明野照葉」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲澪(みお)つくし ページトップヘ