明野照葉のレビュー一覧

  • 澪(みお)つくし

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    現代社会とは無縁と思われる習わしや言い伝え。その禁忌を破ったとき、平穏だったはずの世界が、恐ろしいものへと豹変する―。人の死にまつわる不思議な力を持つ家系に生れた女性の哀しみを描いた、著者のデビュー作「雨女」、その続篇となる表題作など、哀しみと恐怖に溢れる八篇を収録した短篇集。

    随分と民俗学的な短編の数々。
    いろいろ勉強されてる感じ。
    でもどうも中途半端な感じが否めない。
    「雨女」、「澪つくし」は結構面白かった。
    続編があることで、やっとまとまった感じ。
    これ、どこかモデルになってる舞台があるのか?
    それこそ沖縄辺りのどこかにありそう。

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    2010年01月11日
  • さえずる舌

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    芽衣が追い詰められていく場面は、読んでて非常にわくわくしたけど…今後の真幌はどうなるんだろうか。もう芽衣のような人につかまってしまったら、それは不運としか言いようがなくて、それから逃れるすべはないのかな。

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    2009年10月07日
  • 骨肉

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    うーん。

    テンポはよく、このあとどうなる?どうなる?と、一生懸命読み進んだ。


    母親が若くしてなくなり、父と残された三姉妹。
    結婚して家を出た長女は、いわゆる退屈している主婦。夫ともコミュニケーションがなく、子供はどう扱っていいかわからない。
    不平不満を身にまとい、おしゃれもせずに、ダサイ主婦まっしぐらで、キッチンドリンカー予備軍。
    仕事を続ける次女は、いつしか仕事だけが生きがいになり、片付けられない、料理もしたくない、家事については燃えつき症候群寸前。
    とはいえ仕事も完全に軌道に乗るでもなく、日々追われている疲れたOL。
    父とともに家に住む三女は、自立心がなく白馬の王子様に憧れ出会い系サ

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    2009年10月04日
  • 降臨

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    明野照葉の「女神」を読んだのが、2年前。
    主人公の女性は潔癖症に近い完全主義者。
    しかしその裏には恐るべき秘密があった・・。

    この「降臨」は短編小説であり、やはりホラーの領域に入るのだろうか。
    どこか異常・・妄想癖・・神経を病んでいる人・・多くのそんな人が登場する。

    表題の「降臨」は、家族のために自分の生活のすべてを捧げ、犠牲にしている専業主婦の身に起こる不思議な話。
    ある日突然、神のお告げを受けた主婦が一切のことをしなくなる・・。
    そのとき家族はどうするのか・・?
    世の中のどこかで起こりうるそんな危うさを感じた・・。

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    2009年10月04日