【感想・ネタバレ】家族トランプのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月14日

えええ! これで終わるの? 北上次郎氏の「下町食堂小説になっていくのだ」という文章を読み、主人公が潮美の実家である食堂で働き出し、その悪戦苦闘の日々を描いていくのかと思っていたのだ。しかし、一向に働かないのである。あれれ、となっちゃった。思い込みはいけません。しかし、普通小説として充分愉しめました。

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Posted by ブクログ 2023年02月24日

30代女性として、仕事や結婚の悩み。あるあるなんだなぁて共感した。リソさんや磯家のキャラクターが素敵で読んでてほっこりするような物語。同年代の方におすすめ

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Posted by ブクログ 2022年10月30日

両親と同居、自宅通勤者の「風見窓子」は、30歳を越え両親に『結婚をして独立を』と言われる日々。ある日、勤務先の40歳台独身の上司「有磯潮美」から声を掛けられ「結婚しないの?」と言われます。話をするうちに潮美の実家に誘われる窓子。潮美の実家は家族経営の、食堂兼居酒屋の『磯家』。窓子は、潮美の家族やお客...続きを読む様、潮美の幼なじみ等との交流を深める程「磯家」に行くようになります。やがて窓子は、刺激を受けながら心境が変わり始め家族や結婚について考えていくようになります。題名の「家族トランプ」は読み進めて意味が解るのですが、私はこの小説が読みやすく展開もテンポも良いと感じました。

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購入済み

結婚って難しい

2021年06月05日

実家住まいは、親は、いつまでも子離れしない。娘を親の思い通りにしたい。若い時は、あれこれ難癖をつける。のに三十過ぎると早く結婚しろという。よく似た話が周りに沢山ある。今は特に、真面目な人ほど結婚相手に巡り会うのが難しいなぁと思います。

#ほのぼの #癒やされる

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月24日

『干支3回りが限度』何の限度か。思わず笑ってしまう親からの宣言。この言葉をきっかけに自分を見つめなおす主人公が微笑ましい。結婚とは、家族とは、普通の幸せとは?

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Posted by ブクログ 2021年01月24日

風見窓子。33歳。
そんな彼女に「しないの、結婚?」と声をかけてきたやり手の女性上司、47歳で独身の有磯潮美。

社会からも東京からも家族からも危うくはぐれそうになっている三十代未婚女性の居場所探しの物語。

こんな内容で、言えばどこにでも転がっていそうな一見平凡なお話です。

けれど登場人物の...続きを読む巧みな描写、感情表現の細やかさ、それぞれのキャラクター設定がしっかりしていて平凡な話が、自分のすぐそばで行われている様な錯覚に陥ります。

こんな家族や日々の暮らしを描いた作品もいつもと一味違って面白かったです。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

三十六歳までに実家を出て行くよう迫られた三十三歳の窓子が四十七歳のやり手上司潮美と仲良くなり彼女の実家の食堂兼居酒屋にも足繁く通う。両親を悪く言いっぱなしな事が気になったけれど潮美達との交流のお陰でヒリヒリせず明るい。潮美に傾倒し恋愛よりも潮美や一家への好意を優先するのも生活の為の結婚より純粋かも。

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Posted by ブクログ 2014年05月18日

どこでホラーになるのかしら?なんて勝手に考えて読み進めましたが、全然違いました。
主人公の窓子ちゃんの立場とか気持ちに共感するトコが多かったです。

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Posted by ブクログ 2014年03月24日

ええ?えええ?っていう展開…というか着地点。間違いなく共感できるのは、私も品川の港南口は嫌いやわ。そこだけはすごいリアリティ!

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Posted by ブクログ 2013年11月10日

トランプとはまたうまい表現だなー
とつくづく思いました。

結婚、について考えさせられます。

この作者さんの話にしては、暗くなくドロドロしてなくて読みやすいです。

作中の、おばあちゃんが超いい味出してて大好きです(笑)
「何を分かり切ったことを言ってるだい?」(本が手元にないのでセリフはうろ覚え...続きを読む)にぷっと噴き出してしまいました。

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Posted by ブクログ 2013年04月06日

下町出身の女性上司と、郊外に住む女性部下。二人を好対照にしながら、社外での二人の交友を描いています。文章も展開も「小説」としては無理がありません。しかしタイトルが示すとおり、家族をトランプになぞらえる箇所が何度かありますが、この点だけは浮いている感じが否めないです。ただ作品全体を味読するうえでは、さ...続きを読むほど支障はないでしょう。

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