スタンダールのレビュー一覧

  • 赤と黒(上)

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    ミュージカル化、バレエ化もされた作品。
    ソレルの内面の葛藤や、時代背景が濃厚で、
    読むのは大変だが、確かに面白い。
    舞台等から受ける印象とかなり違う…

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    2024年03月04日
  • 赤と黒(上)

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    フランス革命ののち目まぐるしく変わる政情の中で、軍人から聖職者を目指す若く美しい青年。
    野心家というか自尊心の塊というか。
    貧しい製材屋に生まれ、この貧しさから抜け出したいと思いナポレオンを心の支えに生きていた。
    時代はレミゼラブルと少し重なる。ABCカフェにいた若者達にどこか似ている。

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    2023年10月22日
  • パルムの僧院(下)

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    描かれる恋愛については全く共感できそうにないが、現代では大袈裟と取られるようなミュージカルめいた台詞回しは結構好き。
    モスカ伯爵が一番好感が持てるかな。

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    2025年08月16日
  • 赤と黒(下)

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    ネタバレ

    キショいほどの記憶力を発揮するジュリヤンは貴族のオッサンにその能力を買われ、パリにくる。仕事上、とあるサロンに通うようになるのだが、メッチャ美人の超ド級ツンデレ侯爵令嬢が居た!
    前半はその心理的攻防を克明かつ執拗に描いていく。

    確かに恋愛小説と言えるが、ハーレクイン的な甘く感傷を揺さぶられることはほぼない。描き方はクールかつドライである。間違っても湖上の妖精だとか、そういった類いのモノは出現しない。

    幕切れは新約聖書に出てくるサロメや、現代で言うならば School daysを想起させる。なかなかエグい展開となるが、これも愛の成せるわざである。
    レーナル夫人は旦那に始末されたのでは?と予想

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    2023年09月13日
  • 赤と黒(まんがで読破)

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    ジュリアンは愛情の穴埋めをナポレオンへの憧れで代替していたように感じる
    ナポレオンのようになりたい、勇気を持って進むんだという強い心を持っていた彼のことを尊敬した
    けど、勇気を持って進んだ先に待っているものが悲惨すぎてなんか悲しくなった
    でも、これも彼が生きた人生なんだな、とも思った

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    2023年08月27日
  • 赤と黒(上)

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    ナポレオン失脚後のフランスが舞台。
    製材職人の息子ジュリヤン・ソレルの野望とこじれた恋愛の物語。

    ナポレオンに憧れを抱くジュリヤンは、ラテン語で聖書を暗記するほどの知性により、出世の野望を持っている。僧職につき、レナール家の家庭教師となるが…。
    ジュリヤンは果たして本当にレナール夫人を愛しているのか?心の内が多く描かれるが、理解に苦しむ。金持ちを蔑む心からその女を落としたいだけなのか、レナール夫人の純粋な気持ちに対してジュリヤンはよこしまな感情のようで、こじれた恋愛に思える。この頃のフランス貴族は不倫が珍しくなかったようだ。
    レナール家を追われ、神学校に入学するが、その中でも孤立するジュリヤ

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    2023年05月18日
  • 赤と黒(上)

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    ネタバレ

    ジュリアン・ソレルは、製材小屋の息子だが、体が小さく役立たず扱いをされていた。ジュリアンはナポレオンを尊敬していたが、この時代はナポレオンが失脚したあとの時代。ナポレオン信仰は隠すべきことだったみたい。
    ジュリアンはラテン語がとても良くできたので、地元の大物であるレナール家に子供の家庭教師として招かれる。
    最初は「度胸試し」のようなつもりで、レナール家の奥様を誘惑しようとするジュリアンだが、奥様との道ならぬ愛の沼に堕ちていく。この時代、姦通は死に値する罪だったようで、奥様は自分の罪に悩み苦しむ。
    近所では奥様とジュリアンの関係を怪しむ人が増え、ジュリアンはレナール家を出て神学校に入校することに

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    2023年03月15日
  • 赤と黒(上)

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    まずはスタンダールさんがフランス人であることをこの本の解説で知りました。
    ナポレオン失脚後のフランスが舞台で、副題に「十九世紀年代記」とあるように時代背景を知らないと主人公のジュリアン・ソレルくんが単なる僻みやに思えてしまい、どうして上流階級の女性陣が彼にハマるのかがよくわからない。

    まずは後ろにある翻訳者の野崎歓さんの読書ガイドから読まれることをおすすめします。
    野崎さんのこの本は誤訳問題とか色々紛争があったらしいけれど、自分は別に気にしませんでした。

    しかし、このジュリアンのどこが良いのだ?
    文章だけじゃよくわからなかったので、勝手に20代前半のトム・クルーズをキャスティングし、向上心

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    2022年11月12日
  • 赤と黒(下)

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    国語便覧に載るような有名な小説なので、読んでおこうと思い手にとった。平たく言うと材木屋のせがれのジュリヤン・ソレルが貴族社会で成り上がろうとして、挫折する話である。読み終わってから知ったが、実話に着想を得ているという。

    赤は軍服、黒は僧服を表している(諸説あり)。本当は副題に「1830年代記」と付されているらしいが、新潮文庫版にはなかった。原書は1830年刊行なので、「1830年記では」という疑問が頭をよぎった。
    文学史的には主観的リアリズム小説の先駆であり、心理小説、社会小説の傑作とされている。バルザックと比較されることも多いようだが、文学史に明るくないのでよくわからない。王政復古時代の雰

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    2022年08月23日
  • 赤と黒(まんがで読破)

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    素直に面白いと思える作品
    権力を得るために平民であるジュリアンがナポレオンに憧れてのし上がってく
    いい年齢かと思っていたら23とかで亡くなっててすごい人生だなと思った

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    2021年07月18日
  • 赤と黒(下)

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    ナポレオン失脚後の復古王政時代のフランスを、下層階級の生まれでありナポレオン信者である主人公ジュリアンの視点から鮮明に描いた作品。

    正直、多少なりともこの時代のフランスについて知識を持っていないと何が何やらさっぱりだと思われる。
    実際読んでいていまいち背景が掴めない部分もあったので、ざっくりとだが勉強し直したりもした。

    言ってしまえば、田舎から都会へと立身出世を夢見て上京した野心溢れる青年が、将来の成功と眼前の色恋に揺れ人生を狂わされていく物語。
    個人的に恋愛要素はあまり必要としていないのでいささか強く感じられたが、当時の貴族や聖職者、ブルジョワジーや労働者などの思想や価値観などがありあり

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    2020年12月29日
  • 赤と黒(下)

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    ネタバレ

    上巻に続き「どうやってこの話に収拾つけるんだろう」と読んでて気が気じゃなかった。
    最後ジュリヤンが地下牢でレナール夫人と再会し死を運命と受け入れる場面、そこに至る心理描写は圧巻。マチルドがジュリヤンの首を持って弔う場面が好き。マチルドはレディだけど、もののふでもある。

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    2019年03月14日
  • 赤と黒(上)

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    高校時代授業でタイトルだけは習った本。
    フランス文学って恋愛至上主義だなぁと。
    当時のフランスの歴史的宗教的背景が解らないと読みづらい。日本史選択の自分には難しく、世界史選択の兄に度々聞いたものの「世界史は世界史でも俺は古代ローマだから」と言われました。
    そうか高校時代に読んでたら世界史の先生に色々聞けたのか!と閃くも、高校生じゃこの男女の機微と人間心理は絶対理解出来なかったな…人生はままならない。

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    2019年03月14日
  • 赤と黒(上)

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    ネタバレ

    印象に残った文章
    結婚のせいで恋愛に走らずにすむのは、女の中でも干からびた女だけである。
     レナール婦人との恋のなりゆきは面白かった。途中教会?関係の流れはうまく入り込めなかったが、レナール夫人が最後に登場し、盛り上がった。下巻もレナール婦人がキーマンになるんだろうか?
     今から下巻が楽しみ。

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    2017年09月30日
  • 赤と黒(まんがで読破)

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    まんがで読破を読破しようシリーズ。
    スタンダールの作品はこれまで読んだことはありません。
    軍服の赤と僧侶の黒。結局は権力を手に入れるための手段。恋愛すら。自分をどう見せるかの手段。
    ああ、怖い怖い。

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    2017年09月03日
  • 赤と黒(下)

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    スタンダール『赤と黒』新潮文庫

    『赤と黒』は、イエズス会と亡命貴族が作り上げた社会に対する痛烈な諷刺の書である。
    (解説より)

    ヘッセの『車輪の下』やバルザックの『ゴリオ爺さん』、ナポレオンに傾倒しているところは『罪と罰』のラスコーリニコフを思い出しました。

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    2015年06月06日
  • 赤と黒(下)

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    フランスの歴史などの予備知識はないのですが、大学の先生がおすすめしていたので読みました。
    社会風刺的な描写についてはほぼ理解できていないのですが、ジュリヤンの何より名誉を重んじる生き方はいいなと思いました。

    先生がおすすめしてたのはそういう点なのかな…?

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    2015年02月11日
  • 赤と黒(まんがで読破)

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    フランス革命後の貴族社会の退屈、そこでなんとか立身出世を狙うプライドの塊のソレル。愛と欲望と貴族と…いかにもフランス人が好みそうな題材。
    このドラマを創っているソレルの突き抜けたプライド、そして愛の無知、設定はまったく違うけどどことなくコクトーの『恐るべき子供たち』のドラマルギーに似てる。

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    2015年01月06日
  • 赤と黒(下)

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    解説を読んでイエズス会や亡命貴族連中への風刺として書かれたものだと理解しましたが、個人的な実感としては、社会風刺よりも恋愛小説のような印象が強いと思いました。
    レーナル夫人とマチルド、対極に位置する二人の女性に求愛するジュリヤンの描写は、自然の恋と頭脳による駆け引きの恋を鮮明に対置させており、ここにこの時代のフランスに充満した空気を読み取ることができました。
    実在の事件をモデルにして描いたスタンダールの写実的な人間・社会描写は当代のフランスを知る意味で非常に有意義なものでした。

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    2014年08月14日
  • 赤と黒(下)

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    物語はいいけれども、この本
    残念ながら誤訳が多いのです。
    (しかも残念なことにこのレーベル
    やたら誤訳が頻出します)

    なので、読み直す本になっています。

    野望に燃えた男、ジュリヤンの
    栄光と挫折、そして死。

    たといどんなに燃えるような情熱「赤」があったとしても、
    やはり彼が抱く闇「黒」は消えはしなく
    結局、死ぬまで彼を苦しめ続けました。

    彼は確かに、自己中心的
    人嫌い、何もいいところはないでしょう。
    ただし、情熱だけは
    取り柄だったでしょう。

    しかし身分が卑しいゆえに
    それがあらぬ方向に向ってしまったのです。
    悲しむべくこと。

    深いお話でした。

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    2013年11月23日