青木琴美のレビュー一覧
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三角関係
柔道部のサバサバ系女子高生と男子二人の変化球的ラブストーリーです。コミックスの表紙を見ると王道恋愛漫画調に見えがちですが、実際はそう単純に記号化できない絶妙な新しさが散りばめられています。物語の始めの方で、主人公は暗い夜道で暴漢に襲われてしまいます。ギリギリのところで難を逃れるものの、身体と心に深い傷を負ってしまい、男子二人は彼女を一人で帰宅させたことに、後悔と責任を痛感してしまうのです。その事件をベースに、それぞれの恋心や心情を通して絡みあう複雑な関係を描いています。
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単純な三角関係ではない話
いわゆる一人の女の子を取り合う三角関係の少女漫画かな、よくあるやつだな、と軽い気持ちで読み始めたら一話から頭を殴られるほどの衝撃を受けました。そ、そうきたかー!そうくるか…としか言えない状況で、メインキャラクターの想いそれぞれが苦しくて切なくて心が苦しくなります。
まだ途中までしか読んでいないので、ハッピーエンドに向けてどうなるか期待したい作品です。 -
ネタバレ
ドキドキさせるストーリー
同じ部活の仲良し三人組。主人公は彼女を好きになってしまった。けれど親友も同じ娘を好きになってしまった?!しかし親友は実はゲイだったのだ。それに気づかない主人公は二人が抱き合う姿を見てしまい、二人は恋愛関係になってしまったと主人公は落胆してしまう。果たして複雑に絡んだ恋の糸はほどけるのだろうか。強気な彼女とイケメンのゲイ、そして内気な主人公がもたらすドキドキする展開がとても楽しめました。
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面白いです。
親友の彼女を好きになってしまう、悲恋の話です。
女性コミックはあまり読まないのですが、このコミックスはとても奥深く、読むと時間を忘れるほど引き込まれてしまいます。ラブストーリーの名手・青木琴美が描く恋と秘密と危険が複合する名作です。
これからの話の展開がとても待ちきれず、うずうずしてしまいます。 -
ネタバレ
いろんな意味でドキドキ
三人はこれからどうなるの?続きが気になります。
絵が可愛くて、王道のラブストリーや三角関係的な話かな?と思い、読み始めてみると・・・全然違いました。驚く展開!!日和の告白。勘違いしている岳。虹が痴漢に襲われる!?
登場人物がこれからどんな方向に進んでいくのか見逃せません。 -
ネタバレ
許せない犯罪
「虹、甘えてよ。」は秘密の恋がテーマの漫画です。柔道部の山城虹と安藤岳と長谷川日和の3人は、仲の良いクラスメート。学校の帰り道、虹が痴漢に襲われます。岳は虹を送っていかなかったことを後悔しますが、犯人は捕まらないままでした。今分かってきたことは、桐生先生が犯人っぽいです。先生が生徒を襲うなんて許せません。虹がこの事でトラウマを抱えているのに、再び襲われそうで胸が痛いです。「岳、今度こそ虹を助けてあげて!」と願いながら読んでいます。
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ネタバレ
この恋愛漫画面白い
虹という女子と岳と日和という二人の男子が新入部員を柔道で可愛がる所から始まり、日和は岳が虹のことを好きなのを知っているが、岳がへそ曲がりのようで否定している。日和が虹に告白すると言うので、岳も柔道場に残って欲しいとお願いするが、ショックで柔道場には残らなかった。だが岳は道場裏で声聞こうとしていた。岳に声は聞こえなかったが、虹は日和のある告白を聞いてしまった。実は日和がゲイであることだった。日和はそのことに悩んでおり、もうどうしようなくなり、虹に話をする。虹はショックではあるが、抱きしめて受け入れようとする。一方岳は、声が聞こえないので、抱きしめ合っている姿を見て、告白が成功してしまったと解釈し
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どんどん続きが読みたくなる
事前情報無く読んだのですが、まさかの展開で驚きました。
作品全体を通してそういったサプライズ要素が散りばめられていて、どんどん先が読みたくなります。
キャラクターに感情移入して読むと少しかわいそうになってしまう場面もありますが、それでも胸糞悪く感じないのはキャラ達の性格や考え方を理解できる自分がいるからだと思いました。 -
べた過ぎる展開が病みつき
少女マンガのいくつかあるパターンの中で、これは誰もが納得の物語となっています。三角関係的なラブストーリーほど、共感できるものはありません。キャラ立ちもしっかりしていますし、何よりも毎回ハイライトをもっていくのは、先の展開が気になって仕方がありません。少女マンガは昔読んでいた、という女性がいるなら、きっと当時よりもこの作品を好きになると思います。
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ネタバレ
少女漫画だと思っていたけど
面白いです。最初から引き込まれてしまいました。
少女漫画っぽい絵に騙されて読まないのは損な気がします。
少し衝撃的な描写がありますが、性暴力が苦手な私でも読め、そこまでハードではないので大丈夫です。
すれ違う恋のお話は、読む方も切なくなりますね。
久しぶりに面白い少女漫画を読みました。 -
すべてを打ち明けたい
この漫画の出だしがとても好きです、ヒロインの女の子を中心に、周りを巻き込みながら物語が、どんどん大きく膨らんでいき次のページが気になってしまいます。ヒロインを取り合って二人の男子がもつれ合うのかと思えば衝撃な結末が待っていたりと、予測ができない結果があるので忙しい時でもついつい読んでしまいます。
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ネタバレ
何を考えているの?
日和は親友である岳に大きな勘違いをさせて傷つけて何を考えているのかわからないし、夜道で変態に襲われた虹は確実に日和のせいだと思う。けれどこれから先、虹のパニック障害をどのようにして乗り越えて行くのか。岳がいつ、日和が内緒で虹に話したことを知るのか今後の展開が楽しみです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻。マシュコのライブは大成功。最後のリコのハプニングは可愛かった。茉莉の落ちぶれ感。高樹さんが茉莉を救ってくれるのかな。アキいなくて大丈夫かな。そこから後半はクリプレの最後のライブまで。ここら辺で、主役アキだったわって思い出した。ここからは涙なしに読み進められなかった。サイン入りのカイロとか、瞬のツイッターとかファンが喜びそうな事がたくさん。なんかファンを大事にしてる感じが良かったな。ライブは臨場感があってすごくすごく感動した。泣いた。最後の卒業の歌詞も良かった。立ち止まる事なく読み進めたくなるから全巻揃えようかなと思っちゃうくらいハマった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ数年前、ある人に「人とかかわる上で忘れないでおいてほしいこと」を教わった。
「その人に、自分が何かできるとは思わないでね」と。
その解釈はこうだ。「答えはその人の中にあるから」
カノ嘘に出てくる人たちは、自分がどうすればいいのか考えても考えてもわからなくて、悩んで、もがいて、迷っている人達ばかりだった。でもそれは、「答えはその人の中にあるから」の言葉通り、既に彼等の中にあったのだ。ただ、その答えに辿り着くまで長い長い時間がかかってしまった。
けれど答えはただの答えであって、正解ではない。
間違ってもいいと思うし、大事なのは自分がどう受け止めるかじゃないかと思う。
何があってもマッシュと音楽 -
購入済み
ライブを観てるみたい!胸熱です
まるで自分がラストライブの会場にいるみたいでした。最高のライブ!もっと彼らを見ていたいけど、ここで終わりがやっぱり一番綺麗ですよね〜。
アキの「悪巧み」がいつも最高で大好きでした!こんなアイデアを思いつく作者さん、本当にすごいです!