青木琴美のレビュー一覧
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ネタバレ切ない展開。
アキが本名をリコに告げたのはいいけど、リコはアキと茉莉がつきあっていたのを知っちゃいました。で、アキとリコが出会ったときの曲が、アキの茉莉への気持ちを歌った曲だと分かってしまって、悩んじゃってます。
そんな二人の間に入っている心也もリコに心惹かれてきてるのが分かるけど、リコは冷たくはあしらわない。天然もいいけど、もっとアキに優しくしてほしいです。
一方、茉莉も挙動不審。
何かしでかしそう。
最後は、4巻でアキ側からクリプレをやめたときの話になってたシーンが心也側からかかれてて、あ、このとき心也はこんなことを思っていたのかって思いました。お互いに実力は認めてて、それぞれにコンプレックスを持っていると分かると、心也も憎めないなぁと。 -
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ネタバレ引き続きクリプレの過去話。アキがデビュー前にクリプレを辞めて、心也が代わりにメンバーになったいきさつが分かりました。自分より上手な人の演奏を聴いて、しかもそれが自分と年が変わらないってなると、けっこうツライものがあります。
そんなアキのコンプレックスを揺さぶる心也がリコの近くにいて、リコの曲を作ることになるし、リコの声はアキ好みとなると、ほんとに心穏やかではいられないですよね。
でも、アキがリコに本名を明かすことを決意したのはいいけど、リコと初めてあったときの曲をクリプレに歌わせて、それで、自分がアキであると理解してもらおうというのは、ちょっとリコに期待しすぎかな。忘れられてて、ちょっとかわいそうなアキでした。 -
Posted by ブクログ
嵐の松本潤さん主演で映画化されたこの作品。
私は個人的にすごく好きなマンガのひとつです。
タイトルでお分かりの通り、一言で言ってしまえば「近親相姦もの」。
幼いころから妹である郁に恋をしていた兄・頼が、その想いを抑えきれなくなり、郁に思いをぶつけるところからストーリーが始まるわけですが、とにかく頼の心情描写が秀逸だと思います。
少女マンガの男の子としてはかなり泣くシーンが多いと思うのですが、この「泣き」の場面の入れ方が、16歳というアンバランスな年齢をうまく表現していると思うのです。
また、少女マンガとしては性描写がかなり大胆だと思うので、賛否両論あるかもしれません。
でも、それを抜いたらどうなのかな~、とも思っているのです。
頼と郁は、物語の結構早い時期に性的関係を持ってしまいます。
その場面はいろいろな意味でリアルです。心情描写的にリアルに描くために、マンガではどうしても画が必要になるので、結果的には露骨な場面が増えるのでしょう。
ただだからこそ、その直後にある頼の懺悔の涙がぐっと来るのではないかな、と思うのです。
「好きだから郁を抱きたい」という直情的で幼かった頼に、自分が郁に望んだことの大きさを実感させ、罪の影を背負わせるには、実際にその関係を結ぶという展開が不可欠だったと思います。
(ちなみに、郁がことの重大性に気づく描写は、作品後半になってかなりわかりやすい形で描かれます。郁が精神的に幼くて、純粋な分未熟でもあったことがわかります)
ある意味ラストは荒唐無稽な気がしますが、それも少女マンガだからこそ。読後感は悪くないと思います。