涌井学のレビュー一覧
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希望と再生の物語、映画「前科者」小説版!
罪を犯した者、非行歴のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。阿川佳代は保護司になり早3年。仕事にやりがいを感じ、道を外れてしまった「前科者」のために奔走していた。担当する前科者の中の一人・工藤誠は、真面目な仕事ぶりを雇い主から評価され順調に更生していた。このままいけば自立の日も近いと心を躍らせる佳代だったが、最後の面会日を前に、誠は忽然と姿を消してしまう。その頃、謎の連続殺人事件が発生し──。
阿川佳代をあの有村架純が、工藤誠を森田剛が演じる話題の映画「前科者」が2022年1月全国公開。消えない罪を背負った者は、過去を乗り越えることができるのか。 -
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ネタバレ【オッドタクシーノベライズ版感想&ネタバレ】
手短に感想を言うと、
・小戸川の心理描写の肉付けが圧倒的で、群像劇要素は多少薄まり、代わりにこの作品の主人公は小戸川!!!!!感がとてもある。小戸川がずっとずっと好きになる作品。
・ノベライズ版のオリジナル要素があったり、肉付けされている部分があったりして、このノベライズならではの物語の見方と味わいができ、アニメとはまた違った作品体験をすることができるので、読んでいて非常に楽しめる。
【詳しい感想、ネタバレ】
・アニメとの一番大きな違いは、小戸川の心理描写の肉付けがこれでもかとされているところ。
白川さんを始めとする他人 -
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5月7日の映画公開が待ちきれなくて予習。
選手ではなく、テストジャンパーにフォーカスした物語。
予告でしか見てないのに、全部の光景が自然と田中圭くんと土屋太鳳ちゃん、そして山田裕貴さん、眞栄田郷敦さん、古田新太さんで脳内再生される。
個人的にテストジャンパーみんなで空を見上げるところが好き。映画ではどんな光景なんだろうってより一層楽しみになった。
「これ、実話なんだよね」って読みながら何回も思った。オリンピック選手だった西方さんが怪我をして団体戦のメンバーに入れなくて、悔しい思いをしながら色んな葛藤と戦いながらテストジャンパーとしてジャンプ台に立った。日本の金メダル獲得のチャンスを掴むために -
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ネタバレ原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。
どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
でも読み終わってみたら、何だろう。
何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリ