涌井学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
5月7日の映画公開が待ちきれなくて予習。
選手ではなく、テストジャンパーにフォーカスした物語。
予告でしか見てないのに、全部の光景が自然と田中圭くんと土屋太鳳ちゃん、そして山田裕貴さん、眞栄田郷敦さん、古田新太さんで脳内再生される。
個人的にテストジャンパーみんなで空を見上げるところが好き。映画ではどんな光景なんだろうってより一層楽しみになった。
「これ、実話なんだよね」って読みながら何回も思った。オリンピック選手だった西方さんが怪我をして団体戦のメンバーに入れなくて、悔しい思いをしながら色んな葛藤と戦いながらテストジャンパーとしてジャンプ台に立った。日本の金メダル獲得のチャンスを掴むために、悪天候の中、25人のテストジャンパー達がジャンプを成功させた。これだけでも凄い事なのに、代表メンバー達もテストジャンパーの想いを受け継ぐかのように素晴らしいジャンプで日本を金メダルに導いた。フィクションじゃないかと疑うくらい胸が熱くなる物語だった。原田さんの考え方が素晴らしい。原田さんも実在する人物なんだよね。
ただ、本に関していうと、なんとなくストーリー展開が荒く感じてしまった。映画の書き下ろしだから仕方ないのかもしれないけど。肝心のテストジャンプのところがあっさりし過ぎている。小説で見れなかった光景を、是非映画館で観たい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。
どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
でも読み終わってみたら、何だろう。
何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリーテラーのがいい」と思ってしまった。
読み手である自分が、原作を読んだ時よりも多くの人を喪ってきたせいか、それともこちらの著者である涌井学さんの文章力のせいかもしれません。
「ご主人様」とその大切なものとの関わりや繋がりがせつない。もちろんキャベツとの繋がりとキャベツを拾ってきた父さんや母さんとの関わりも。
「海の上のピアニスト」私のこれまで観た中のナンバーワン映画です。死ぬ前に観るなら自分なら「海の上のピアニスト」です。その映画が登場したこともじんと滲みたポイントの大きな一つ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を観て、少し設定に気になったところがあったので確認のため購入。
(以下ネタバレ)
気になったのは、パテマがエイジにもらったパンを食べようとして(パテマにとっての)天井に落としてしまうシーンと、パンを食べたあとお腹をさするシーン。
重力が働く方向が逆の物質は、うまく消化できないのでは?
と思ったので(当然水も飲めないはず)、そのへんが説明してあるのかな、と興味を持った。パンフレットの声優さんの対談に映画には無い水を飲む描写が小説にはある、とも書いてあったし。
スター・トレックの「二重人間スポック」という話を昔読んで、
転送装置の事故だったか何かで生まれたスポックのコピー人間は、鏡像のように合成されたため、いくつかのタンパク質が光学異性体で構成されており、通常の食料は身体に取り込むことができない、なんていう事が書かれていた記憶があったので、パテマも同様かなと思ったので。
結論としてそんな事はなく、単に上にこぼれてしまう水をどうやって飲むか、という問題をどう解決するかという話だった。
1.口移しで
2.チューブや袋に入れて
さてどちらでしょう。
当然トイレは?という問題にもつながるんだけど。
そのへんにあまりこだわると薄い本になっちゃう。
サカサマの相手と子供を作れるのか、という話にもなるし。
いかんいかん。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ劇場版「謎解きはディナーのあとで」のノベライズ作品。
ノベライズ作品なので、東川篤哉さんの原作とは少し趣が違うのですね。多分、原作の影山はあぁいうことは言わない、とか、こういう行動はないかなと思う部分もありました。でも、ノベライズ作品だから、結局ドラマの人々が演じて違和感のない内容で、違和感のないキャラが見えてくれば、多分それが正解なのでしょう。
というわけで、映画は観ていませんが、映像を想像しながら小説として楽しめました。
原作とは違い、麗子のお嬢様らしい我が儘なキュートさとか風祭警部の気障ったらしいけれど憎めないキャラ、影山の冷静なのか皮肉なのか掴みどころのないキャラが際立っていて、そういう部分が面白かったです。
それにしてもサバケンって…(笑)。こういうのは多分、原作には出て来ないんじゃないかしら。
原作を読んでファンになった人よりは、ドラマも楽しめる人のほうが楽しめるかも。そして、原作とは別物として楽しんだ方がきっと良いのだろうと思いました。