涌井学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画観て、ドラマ観て、また映画観て、
それから本を2回読んだ。
いま、3回目読んでます。
心を揺さぶられました。
保護司って、犯罪者や非行少年の更生を助ける非常勤の国家公務員なんだけど、報酬はないらしい。それ、びっくりした。
民間人のボランティアなんだそう。
ありえない。
やってらんないもん。
割が合わないって思うよね。
でも、阿川先生は
『一銭にもならないからやってるんです』と。
彼女には辛い過去があって、、、。
なんか、自分とは関係ない世界の話〜〜、じゃなくて、もしかしたら自分のすぐ近くにも苦しんでいる人がいるかもしれない、って思わせられた。
罪を犯す人の多くは子供の頃からたくさんの問 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◾️record memo
いつも不思議に思うんだ。どうして人間は、自分で勝手に決めたきまりごとにしばられて、それを「苦しい」とか「辛い」とか言ってるんだろうって。
健全でつつがない人生を送るためには、これらたくさんの“自分で勝手につくったきまり”を守らなきゃいけない。挙げ句それを「ストレスだ」とか言ってる。
だったら守らなきゃいいじゃないかと思う。会社に行くのなんてやめて、好きなものを好きなときに食べて、好きなときに好きな人に会いにいけばいい。人間はなぜか、「そんなことできない」と思い込んでいる。すぐ身近に猫という実践者がいるというのに、まるでそれが見えていないみたいだ。
だけど人間 -
ネタバレ 購入済み
映像で観てからの補完に推奨
過去に映画視聴済み。
相変わらず麗子と影山のやり取りに隙はなくコンビ漫才を繰り広げてくれた。
そして映画バージョンらしく、舞台も大きく豪華!影山の謎の趣味暴露には笑った。腹立つけど楽しい人だよね影山。
そんなにスマートではない影山の救出劇はほんとにハラハラして見所!
影山も完璧ではないんだなあ。
ただ、やはり結末はどこかあまり救われないのはミステリーとしては仕方ないのか。
事件ありきの物語だからどうしてもみんな幸せ大団円とはならないね…。
それでもできる限りの最高のハッピーエンドで終わってくれるからハッピーエンドが好きな人間としては嬉しい。
なのに最後の最後にまさかまさかの伏線 -
Posted by ブクログ
ネタバレベストセラー小説のもう一つの物語。
「せか猫」といわれ映画もヒットした小説のもう一つの物語。主人公の飼い猫キャベツ視点で描かれた物語。
印象に残った文
『ボクは、そしてご主人さまは、世界中のあらゆる物とつながっている。人や物、世界とのつながりそのものが「自分」なのだ。』
『この手紙を書いている私は、もうすぐこの世界から消えてしまいます。だから、その前に、自分は何をしたいんだろうと、あれこれ考えてみました。おいしいものを食べたい。いろんなところに行きたい。おしゃれをしたい。そんなことを考えているうちに、私は気づいたのです。私が、死ぬまでにしたいことは、ぜんぶ、あなたのためにしたいことなんだ