読み始めて10分くらい経った33ページ目。物語はまだ始まってもないのに早速読むもをやめようと思ってしまった。
この時点で登場したのはニシマジョ、トト、ブリキ(全てハンドルネーム)の3人。
この3人がこの物語ではじめて顔をあわせる出会いのシーンが描かれているが、
挨拶もそこそこにトトが出会ったばかりのブリキの頭を引っ叩くのだ。
ゲーム大会を開催するためにブリキが作った5分余りの広告動画を見て、
ニシマジョとトトは「クソ動画」と吐き捨て、一言ブリキに物申したくて引っ叩いたのだ。
一瞬話は逸れるが、エヴァンゲリオンのアスカが嫌いでね。
上から目線で、自分の意見がベターでベストで、相手の経緯や意見を聞かずに一旦自分の意見をゴリ押す奴が本当に嫌い。
今回のトトとニシマジョのブリキに対する態度がまさにそれだった。
なんだこいつら。これからこいつらに感情移入して、読み進めないといけないのか。と思った。
のちにブリキの頭を引っ叩いたトトの過去の話で、自分の言葉で人を傷つけてしまう恐怖を知って、
言葉について考えるようになったと振り返るシーンがあった。
嘘つけ。全然話し言葉に反映されてなかった。二言目には「きも」って言うとるやないか。
我慢して読み進めたら「フォートナイト」っていうゲームで旅館にお客さんを集客する話になった。
フォートナイトっていうゲームは名前だけ知ってたけど、やったことないし、やった人はみんな沼るっていうからどんなゲームなのか気にはなってた。
まさかフォートナイトがこの本の軸になるゲームだとは。
いやートトの悪口は最後まで嫌いだったけど、楽しんで読めた。
ブリキが無双して、トトが実況して、ニシマジョが企画運営して、というそれぞれの役割が自然と出来上がっているのが良かった。
少数精鋭でそれぞれが自分のできること、得意なことだけをやってるだけなのに、チームとして機能している感じ。
しかもそれぞれが得意なことをしてる上に、上手いこと噛み合ってるから最強のチームになってる。