「世界から猫が~」は前評判の高さにハードルを上げすぎたせいか、あまり感動的ではなかったのだけど、この作品は素直に心が震えた。
大切なものが消えるって、本当に痛いことなんだな。
命が一番大切であるなんてことは疑いようがないけれど、大切なものが消えていく痛みと寂しさに耐えてまで、たった一日生き延びたって仕方がないのかもしれない。
死んだって消えないから。
恋人の、親友の、家族の心の中に残り続けることが出来るのだから。
誰の心の中からも消えて生き続けるよりも、きっと幸せなのだと思いたい。
ご主人様、きっと、幸せだったよね。