竹岡美穂のレビュー一覧

  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(5)

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    あー、ここで打ち切りかあ。
    いや、なんとも残念だ。

    前巻でようやく全てを打ち明けて恋人同士になれた詩也と綾音。
    なので今巻は基本的にはラブラブモード。
    もう爆発しろと言いたい(笑)
    バレンタインデーもあったしね。

    構成的には短編集ということもあって、偲先輩の残念すぎてちょっと可哀想で可愛い姿とか、理歌の琴吹さん的奥手具合とか見れて、なかなか楽しかった。

    それにしても商業的理由とはいえここで打ち切りは、いわば物語の起承転結の承までしか語られていないわけで、伏線を全く回収できずに終わってしまった。
    最初から長編として予定されていた物語なので、さすがに苦しい。
    物語のクオリティーは文学少女やヒ

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    2016年07月29日
  • 楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド

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    "1"だけどシリーズ2巻目の本作。
    ハレムのターゲットは薄幸メイドさんでした。

    いやこの内気で自分に自信のない控え目な少女は、野村さんのキャラとしては実はちょっと珍しい気がする。
    でも、その儚さがなんとも可愛いなあ。
    読んでて素直に好きになってしまった。
    ぜひ、お幸せに。
    と言っても、侍従長さんの壁は厚すぎるけど!
    うん、ご愁傷様。

    とは言え、王妃様の方もなんだかんだでルディに気持ちが惹かれて行ってるわけで、さて、この先どうなるのかな?
    王妃様が予想通り7番目だとしたら、とても切ない展開が待っている予感。

    いやまあそれまでにあと5人いるわけだけど。
    さて次巻は例の女騎

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    2016年07月24日
  • “藤壺” ヒカルが地球にいたころ……(10)

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    ネタバレ

    ようやく完結したヒカル最終巻。

    藤壺の想いは、ヒカルの想いは、そして真の黒幕だった彼女は…

    個人的には帆夏が報われて本当によかった。
    (前作読んでいたから特に)

    他のヒロイン達も幸せになって欲しい。

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    2016年06月04日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(5)

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    偲先輩が可愛く見えてきてさぁこれからって時にこの巻で打ち切り、だと……?
    商業的な理由で気になる伏線を残したまま終わりというのは本当にやりきれないし残念でならない。
    あとがきを読む限りでは期待薄だけど、「あきらめたらそこで試合終了」の精神でいつか納得のラストを見せてほしい!

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    2016年05月04日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    面白かったが、この設定ならばもう少し活かせばもっと面白くなるのでは、と思った。この学校の他の人物の話も読んでみたい。

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    2016年05月01日
  • 楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?

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    いつもながら野村さんの描く物語は、どうしてこうも切なく愛しいのだろう。

    シリーズ0番とナンバリングされた本作は、作者曰くハーレム物語の一巻目。
    突然王様になった主人公ルディと嫁いできた北の帝国の皇女姫様の物語。

    最初お姫様のあまりのツンツンぶりに、なかなか愉しくならなかった。
    だけど、祭りの夜の場面から俄然ドキドキと面白くなった。
    ルディはなんだかんだでやるときはやるのね(笑)
    でもお姫様はルディが欲しくて欲しくてでもけっして手に入らない7番目なのだろうね。
    それでもそんな運命さえも、もしかしたら変えていくのかもしれないと、作者の物語のファンとしては思ってしまう。

    なにはともあれ、これか

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    2016年04月29日
  • 追ってくる怪談 緑の本

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    正直、一作目以降盛り下がってきたなぁと思っていたのですが、今作は本当怖かったです。聞いたことがあるような話もあったのですが、ドキドキしながら読み進めました。『ぺとぺとさん』『おまえだ!』は読んでいてはらはらしました。『電話ボックス』は好きだなー。青の本と対になっているようなので楽しみです。

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    2016年04月13日
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

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    平凡な話である。地味な話、と言い換えてもよい。
    だが、私は、この物語を心底愛している。
    この話は、砂浜を歩きながら、可愛らしい貝がらや、水にぬれてきらきら光る海ガラスを拾い集めているような話だと思う。もしくは、春の田舎道を歩きながら、そこここに割く小花を詰んでいくような話だ。
    ささいな、小さな、気づこうとしなければ見逃してしまうような美しいものを、ひとつずつ見つけていくような、そんな話だ。
    壮大な物語ではないけれど、優しい気持ちになれる。そういう物語である。

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    2016年04月11日
  • “藤壺” ヒカルが地球にいたころ……(10)

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    藤乃さんとの恋の全容が初めて明かされます。

    ここまでの禁忌でないにしても…運命の恋は
    あります。痛くてそれじゃなきゃダメで…きれいで
    凶悪で…全てです。

    その激しさと比べると、結末は読めていただけに
    穏やかすぎるほど。

    さよならは、そんなに優しくありません。
    全てを砕くほどの衝撃です。

    終わった恋だから…穏やかなのです。

    でも…これはこう会って欲しいと思うようなラスト。
    ネタバレ嫌なのでご自身でお読みください。

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    2016年03月28日
  • 楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド

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    ネタバレ

    事件の黒幕が真性のロリコンとか衝撃的な事件だった

    あの心優しく既に想い人のいるルドヴィークにどうやってハーレムを形成させていくのかと思ったら、どうやら「家族」ってのがキーワードになってくるのか。だからこそ1番目から6番目は手に入るけど、7番目は手に入らないということに繋がってくるのかな?

    ミーネは結局ルドヴィークの寵姫になることを受け入れたものの、あの初夜は酷い(笑)。歴史上では正室より先に側室が身籠ってしまうなんてよくある話のような気がするけど、弱小国の場合はそれが許されないのか。今後はヤキモキする展開が増えそうだなぁ(笑)

    エヴァーリンの結婚騒動はどうなっていくんだろう?彼女はテレー

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    2016年03月20日
  • 楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?

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    主人公のルドヴィークがメンタルイケメンだったおかげで苦もなくするすると読めた

    何でタイトルに「0番目」と付いているのか謎だったんだけど、これからルドヴィークとカテリナが始めようとしていることのプロローグとなる巻だったからか。普通の作品であれば第1~2章くらいでやってしまいそうなことを1巻掛けて描いたということですね

    内容としては互いの恋を応援しようぜ!とか言っていたらいつの間にか互いを意識するようになっていたって言うパターンの作品かな?ただ他作品に比べて斬新だったのは二人の関係が友人などではなく夫婦になったばかりの間柄だということか

    本当に内容はプロローグらしくそれ程大きな展開はないのだ

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    2016年03月15日
  • ついてくる怪談 黒い本

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    面白い。本を読み進めるうちにぼくの周りに様々なことが起きていく話で、会談の内容は知っているものもあったがシンプルで分かりやすい文章にどんどんと読み進めていった。面白かったです。

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    2016年03月08日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    久しぶりに一気に読んでしまった作品でした。
    個人的にはハラハラとハテナが続いて、とても楽しめたと思います。

    以下、内容に触れます。ご注意。

    *****
    煮えきらないと言うか、必ずしもハッピーエンドと言えない曖昧な終わり方なので、賛否が別れるところですが、個人的には好きな部類です。
    視点が変わるとお話がまるで変わってしまうという手法にも、ドキドキというかもやもやさせられました(誉め言葉です)

    この流れが好きな人は、『その女アレックス』辺りも楽しめるのではないかと思いました。

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    2016年10月01日
  • ただ、それだけでよかったんです

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    ネタバレ

    献本で頂きました。

    ラノベというか,いじめをテーマにした小説。電撃文庫って,こういう本も出すのか。

    確かに,この結末は予測できなかった。
    「人間力テスト」という格付け制度が原因に見えるが,文章の中で言われているとおり,あくまで元からある問題を増幅させるものでしかない。

    特にSNSを使ったいじめなんか現在の問題。

    しかし,誰も幸せにならない…。
    重いのでなかなか他人には紹介しにくい本かな。

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    2016年03月05日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(5)

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    あとがきから読んでたので、ショックを受けた。これ普通に読んでたら最終巻なんて気付かない。糖度高いエピソードまみれ。シリーズ最初はどうかと思ったけど、もっと読みたかった。いいところで終わっちゃった。3年生の卒業、そして理歌の参戦、いち子女史と雫の関係… なにかしらの決着、楽しみにしています。

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    2015年10月07日
  • 海をこえた怪談 銀の本

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    前に読んだ本なのでよく覚えていませんが、ある男の子が城に隠された『銀の本』を見つけて、守る話です。(もちろん怖い話も入ってます。)一番怖かった話は
    ある家族の赤ちゃんが悪魔の赤ちゃんがすり替えられる話です。普通の赤ちゃんはミルクを飲むのですが、悪魔の赤ちゃんは、酒を飲むのです。想像したらとても怖いです。

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    2015年05月04日
  • 追ってくる怪談 緑の本

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    この緑の本と青い本の主人公は双子の、姉弟で山岸良介という人物が登場します。この山岸良介さんが出てきて、とても気になっています。山岸良介さんはこの本になんの関係があるのでしょうか…。

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    2015年05月04日
  • 学校の怪談 黄色い本

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    学校にまつわる話がたくさん詰まっていました。自分の学校にもこんな話があるならちょっと怖いな。と思った。赤い本とこの黄色い本の主人公が同一人物だったのがビックリしました。

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    2015年05月04日
  • 呼んでいる怪談 青い本

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    赤い本などいろいろな種類がありましたが、青い本は弟(空生)と同じ名前の本だったので興味がありました。

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    2015年05月04日
  • 終わらない怪談 赤い本

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    ネタバレ

    これ小野不由美さんの怪談話と同時に読んだんだけど、自分がどうして怪談が好きなのか、あらためて気づかされた。よくできた怪談って、話の筋立てがちゃんとしてて、オチが間違いない。それに加えて怖さという娯楽を十分に提供できる上手い書き手による怪談だったら、そりゃ面白いよな、とつくづく思った。

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    2015年04月25日