竹岡美穂のレビュー一覧
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あー、ここで打ち切りかあ。
いや、なんとも残念だ。
前巻でようやく全てを打ち明けて恋人同士になれた詩也と綾音。
なので今巻は基本的にはラブラブモード。
もう爆発しろと言いたい(笑)
バレンタインデーもあったしね。
構成的には短編集ということもあって、偲先輩の残念すぎてちょっと可哀想で可愛い姿とか、理歌の琴吹さん的奥手具合とか見れて、なかなか楽しかった。
それにしても商業的理由とはいえここで打ち切りは、いわば物語の起承転結の承までしか語られていないわけで、伏線を全く回収できずに終わってしまった。
最初から長編として予定されていた物語なので、さすがに苦しい。
物語のクオリティーは文学少女やヒ -
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"1"だけどシリーズ2巻目の本作。
ハレムのターゲットは薄幸メイドさんでした。
いやこの内気で自分に自信のない控え目な少女は、野村さんのキャラとしては実はちょっと珍しい気がする。
でも、その儚さがなんとも可愛いなあ。
読んでて素直に好きになってしまった。
ぜひ、お幸せに。
と言っても、侍従長さんの壁は厚すぎるけど!
うん、ご愁傷様。
とは言え、王妃様の方もなんだかんだでルディに気持ちが惹かれて行ってるわけで、さて、この先どうなるのかな?
王妃様が予想通り7番目だとしたら、とても切ない展開が待っている予感。
いやまあそれまでにあと5人いるわけだけど。
さて次巻は例の女騎 -
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いつもながら野村さんの描く物語は、どうしてこうも切なく愛しいのだろう。
シリーズ0番とナンバリングされた本作は、作者曰くハーレム物語の一巻目。
突然王様になった主人公ルディと嫁いできた北の帝国の皇女姫様の物語。
最初お姫様のあまりのツンツンぶりに、なかなか愉しくならなかった。
だけど、祭りの夜の場面から俄然ドキドキと面白くなった。
ルディはなんだかんだでやるときはやるのね(笑)
でもお姫様はルディが欲しくて欲しくてでもけっして手に入らない7番目なのだろうね。
それでもそんな運命さえも、もしかしたら変えていくのかもしれないと、作者の物語のファンとしては思ってしまう。
なにはともあれ、これか -
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ネタバレ事件の黒幕が真性のロリコンとか衝撃的な事件だった
あの心優しく既に想い人のいるルドヴィークにどうやってハーレムを形成させていくのかと思ったら、どうやら「家族」ってのがキーワードになってくるのか。だからこそ1番目から6番目は手に入るけど、7番目は手に入らないということに繋がってくるのかな?
ミーネは結局ルドヴィークの寵姫になることを受け入れたものの、あの初夜は酷い(笑)。歴史上では正室より先に側室が身籠ってしまうなんてよくある話のような気がするけど、弱小国の場合はそれが許されないのか。今後はヤキモキする展開が増えそうだなぁ(笑)
エヴァーリンの結婚騒動はどうなっていくんだろう?彼女はテレー -
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主人公のルドヴィークがメンタルイケメンだったおかげで苦もなくするすると読めた
何でタイトルに「0番目」と付いているのか謎だったんだけど、これからルドヴィークとカテリナが始めようとしていることのプロローグとなる巻だったからか。普通の作品であれば第1~2章くらいでやってしまいそうなことを1巻掛けて描いたということですね
内容としては互いの恋を応援しようぜ!とか言っていたらいつの間にか互いを意識するようになっていたって言うパターンの作品かな?ただ他作品に比べて斬新だったのは二人の関係が友人などではなく夫婦になったばかりの間柄だということか
本当に内容はプロローグらしくそれ程大きな展開はないのだ -
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