宮城のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前回とは、違った展開を初めから出してくれていた。飽きさせない設定で、とてもよかった。今回は、犯人がわかっているのだけれど、動機を探っていく形でこれもわくわくしながら読み進めていくことができたな。
自分の身を7人目から守るために、疑心暗鬼になって力が出せないところは読んでいて歯がゆい!だがそこが面白い!
そんな中、ひとり放心状態のゴルドフ7人目なのか疑われていますが、1人気が抜けたように無口。このキャラだけ、まだよく人間性がわからなくて不気味に見えちゃうんだよね。
しかも、今回はボス的キャラとの戦闘。アドレット弱いんだけど、ハンスと協力して謎を解き明かすのは流石。それでも、馬鹿扱い -
Posted by ブクログ
ネタバレ1、2に続き、またまたとても面白かったので満足。
1の衝撃的な引きに続き、2では「そうきたか!」となってから、さあ今回。
ミステリの構図は2の方が綺麗だし、今作は強引なとこがけっこう目についた。
でもそこは取り沙汰しなくても良い気がしてる。この主役だからこそ、こんな構図になったってことにして。
最後、主役さんが、詰めの部分を確定させる場面で推理が存在せず、謎→解決の構図ではなく、問題解決としての発想を発揮して一連の締めとしたところが、1~3章の彼との対比のように感じられた。
今回の物語の意味を考えるうえで、3章終了までにどこまで推理できるのかが重要なポイントなんかな。情報の共有があくまでなさ -
Posted by ブクログ
肉腫と融合しかかってるガユスの描写がえろく見えるなんて終わってる。
ザッハドの使徒編も3冊目に突入。
ペトレリカに執着するアンヘリオのガタガタぶり、ギギナの独走、三事務所の合同作戦、チェレシアとジヴーニャの女の戦い等々見どころもりだくさん。
まあジヴはもういいよ、と思ったりもするが。
今まで小出しだったガユスの小賢しいまでの策謀能力と的確な指揮能力がはっきり何度も描写される。
殺人者に激昂する正義感がありつつ、悪人と同等の酷過ぎる策謀を考えるガユスってこわいよ。
相棒関係崩壊の危機だったギギナとの関係もガユスは整理がついた様子。
ふっきれたガユス、先がどうなる事やら気になる。
次巻ではギ -
Posted by ブクログ
今回はちょっと違った切り口で面白かった。今回はモーラにスポットをあてつつ、敵方の謎も解いてた感じ。最初の展開には驚いたけど、しっかりまとまるところにまとまったかな、という印象。
しかし、前巻のパターンでくると思っていたのでまさか違うパターンでくるとは思わなかった。でも飽きずに読めるし、バトルシーンではかなり引き込まれてしまいました。
思わず歯を食い縛りたくなる、そんな感じですね。
モーラさんすげぇよ、モーラさん。
そこまで考えてたんだね。さすが。
しかし、まだ7人目がわからないこの状態、うわー、なんて先が気になるんだ。絆もできてきたところで、密かに疑心暗鬼な状態、なんか胸アツなんですが。
とい