宮城のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
遂に
『六花の勇者』第5巻!
仲間内の争いが激化しながら遂に七人目の正体も判明します。
次巻でいよいよ完結するようなので、結末がどうなるのかすごく楽しみです。 -
Posted by ブクログ
アニメの六花の勇者を見て終わり方がとても気になる感じだったのだが一向に2期が始まらないので原作を読み進めることにした。
ファンタジー世界を舞台にしたミステリーとなると実際なんでもありになるので話を作るのが難しそうというイメージがあったが、前提条件を事前に確認しながら話が進むのでミステリーとして成立していた。
登場人物それぞれキャラが濃く魅力があり、かつ誰もが犯人の可能性を持って最後まで進むのでノンストップで読めた。
解決の持ってき方も一気にがんがん伏線を回収しながら解決するので気持ちよかった。そして次巻に繋がる新たな問題提起がとんでもない感じなのもまた良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアドレットの不屈の精神もさることながら、ハンスかっこいいなぁ…!
熟女趣味は共感できないけどw
ともあれ、ここまできて全部やり直し感がハンパないですねぇ。
足掻いて足掻いて、傷ついてのた打ち回って、やっと、ようやく…。なのに、何も手に入れることはなく、それどころか全てを失ってしまうとはあまりにも惨い。
人生を弄ばれたアドレットは使い捨てられた玩具のように死んでいくしかないのか、それとも…。
…マイナスから始まる恋や愛にこそ、燃えるものがあるよね、とはいうものの。
それにしても話のめんどくささは相変わらずというか…。何一つスムーズに事が進みませんねぇ(敵も味方も)。それこそが「運命」と -
ネタバレ
キャラクターが魅力的!
当時、全て初版本で揃える位ハマりました。
味方から、黒幕、主人公の彼女まで、登場人物全てが魅力的!女性が無敵過ぎます(^^)シリアスメイン、時々ギャグのバランスがとても良いです。
デビュー当時は、一点突出型の作品と批評されてましたが、沢山の方に愛されるシリーズとなりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気読み。かなり待った。じりじりした。買った。読んだ。ページを繰る手が止まらなかった。
黒の仇花の正体が明らかになり、六花の勇者は仲間割れを起こす。自殺しようとするフレミー、殺そうとするハンス、愛ゆえに止めようとするアドレッド。何が真実でテグネウの狙いは何で、ナッシェタニア達ドズーは何を考えていてどれが罠で何が正解か分からない。そんな中でアドレッドは見事フレミーを守り抜く。紙一重のいつ死んでもおかしくない戦いだった。
いつの間にかアドレッドは、愛するフレミーを守ることしか考えられなくなった。フレミーさえ守りきれば六花は死んでもいいのか?はじめは故郷を滅ぼされた復讐のために魔神を殺すつもりだっ -
Posted by ブクログ
―最も邪悪な者は悪を行う者ではなく、善を知りながらそれを踏み躙る者―
今巻も冒険ファンタジーの皮を被った心理戦が繰り広げられます。
テグネウの仕掛けた致命的な罠。対立する仲間達。ついに明らかになる7人目―。
様々な思惑と陰謀、そして思いが交錯する中、一文字たりとも気が抜けないやり取りが続きます。
読者ですら何を信じていいのか分からなくなるような疑心暗鬼の渦の中で、たった一つ確かなものは…?
…それにしてもテグネウの外道っぷりがとんでもないですね。
術策・陰謀を駆使して立ちはだかる最悪なタイプの敵だというのはここまで徹底的に描かれてきたわけですが、そんな前置きがあってすらテグネウが巡らせ