宮城のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父をなくし古本屋をたたむ決心をした亀尾駿馬。探偵事務所に就職が決まる。早速依頼を受けて、地味な依頼ながら所長の古屋敷に従い仕事開始。
主人公の駿馬の特殊能力は「置き換え」。能力に制限があるため活躍の場は少ないが、それにしても便利ではある。ただ、派手な殺陣のシーンには活きないので、地味である。
探偵事務所の面々、古屋敷氏も頭脳を使い、他のスタッフもずば抜けたスキルを身につけているようだけど、活躍は地味だったような。スタッフ一同よく攫われていた気もする。琴音さんの活躍は、前もって読めたとはいえ格好良かったが。
薀蓄や細かい描写が冗長にも感じたけど、面白くはあった。文中にイラストが挟まれないの -
Posted by ブクログ
ウォルロットつえー。さすが英雄。
前の巻の引きで出てきた新しい敵が「どう考えても強すぎ」だったので、ちゃんと勝てるのか心配だったんですけどなんか思ったよりあっさり勝てていきました。
もはやパワーバランスがわかんない。
角川文庫版にはなかったエピソードなのに、新キャラとか、思わせぶりな伏線とかがたくさん出てきてます。
新キャラは、翼将の第1位がちょっといい感じ。いやー、あーいう圧倒的な強さを持つキャラはいいですなー。無敵すぎてヘタに本編には出せんでしょうが。
伏線のほうは、かなり重大そうで、かつそこそこ興味を引かれるんですけどたぶん次の巻読むまで覚えてないだろうなー、と思います。
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Posted by ブクログ
あれ、3巻出てる!しかも新作書き下ろしかよ!じゃあ買う!読む!
みたいなノリで買ったはいいけど読むのちょっと遅れてしまいました。
最初、なんでこのタイミングで新作なんだろー、と思ったんですよ。いや、だって既刊全部再販してからでもいいじゃないですか。
まだまだガガガ文庫で出してない長編あるし。
でも読んで納得、確かにこれはこのタイミングじゃないとダメだわ。
お話としては同時多面的に色々な事件が起こっている感じ。
ジヴーニャが事件に巻き込まれたり、どこかでみたような派遣社員問題が騒がれたり。
…。
いやさ、書きたいのはわかるんだけどさ。派遣社員がどうとうか、投資家死ね!みたいなのとかさ。ち