【感想・ネタバレ】されど罪人は竜と踊る9 Be on the Next Victimのレビュー

あらすじ

待ちに待った完全新作書き下ろし長編第二弾!

人と竜と〈異貌のものども〉が絡み合う混沌の都市エリダナ。命のやりとりなど日常茶飯事であるこの街だが、ここ数日の殺人の連続は狂気じみている。富を極めた成功者であり超弩級の咒式を操る快楽殺人者アンヘリオの仕業。しかし、アンヘリオだけではない。 皇国中から快楽殺人者がエリダナにおいて殺しに殺しまくる! 一体何のために? なぜ今?
前巻エピソードで語られた悲劇の少女アナピヤの死、そして恋人ジヴーニャとの別れで抜け殻同然のガユス、心なしか剣も鈍りがちのギギナ。否応なく巻き込まれる吐き気を催す殺人ゲームに、出口は全く見えない。それどころか、血の臭いを嗅ぎつけたか、仇敵である最凶の女咒式師パンハイマが事件捜査に加わり、死体の数は倍加する!!
完全新作長編としては実に1年9か月ぶりの本作。人が人を殺すことの意味に深く容赦なく切り込む作者浅井ラボの「物語への挑戦」がはじまる!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

「それでも前へ。立ち止まれば倒れてしまう」
心が抉られるような喪失感がひしひしと。

新しい物語の幕開け

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2012年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

使徒来襲.
というわけで,ザッハトの使徒がエリダナにやってきます.
まぁ,ものすごい大量殺人者が複数人エリダナにやってきて
歩く誘蛾灯体質にして不幸誘引機のガユスくんと遭遇するわけですね.
で,今回は宿敵というか師の仇の魔女も参戦.
また血と肉片と内臓と骨とが飛び交う戦場にガユスくんは飛び込むわけで….

面白かったよ.
2cm以上の厚みがあるのにまだまだ続くよ.
次巻が後半戦だね.
いやー,楽しみだ.

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

完璧にラノベで完璧に文学。非常に難しい両立を完璧に成し遂げている希有な小説。
ガユスの脆弱さと狡さ、卑小さがここまで描かれていながらヒーローであるという主人公の必然を一つも疑わせない筆力がスゲェ。
積層文学にありがちな焦点のぼやけがない。舌を巻く。

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2010年08月25日

Posted by ブクログ

今までガガガ版の浅井ラボは面白く無いと思っていた。そんなことなかった。おもしろすぎた。600ページなんて多すぎると思ったけど3時間かからず読破。途中飯も食わずに読んでた。
靴版のアサルトで完全なる敵と思わされたパンハイマは相変わらず間違っても味方ではなくて、それが逆にいい。
毎回恒例の新規女が犯され新規男が殺される、男が該当キャラがいないのが気になる。女はティエリアかと思ったけど次巻の引きからしてパンハイマの娘か。
パンハイマがただの優しい母親なはずがないので娘がなんらかに使われる(次の魂の入れ物とかそんなかんじ)じゃないかと予想。あれだけパンハイマが若いのも次々と身体を乗り換えていっているから、とかファンタジーな感じになったりするのを予想。

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2010年07月19日

Posted by ブクログ

ガユスがちょっと成長した気がする。
失敗しないと人は進めないのか・・・

商品紹介読んでて、「精神が正常の人にはお勧めできません」て書いてあってどうしようかと思った!!

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2012年11月30日

Posted by ブクログ

ついに登場・パンハイマ。動き出した使徒たちに翻弄されるエリダナ……。ギギナとガユスのアクションシーンは少なめだけど罵倒は健在。ガユスは変態に好かれるなとつくづく思う。

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2010年10月12日

Posted by ブクログ

 新しい出会いと別れ。今後の展開を予想させる伏線。大きく話が動き出す前の巻かな? とにかく重厚で、読んでいて面白い化学系ファンタジー。

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2010年08月22日

Posted by ブクログ

未だ謎が多く、導入編といった感じ。果たして次巻で終わるのだろうか?
(一応)味方側であるパンハイマの動きも気になる。あの程度の思惑は読んでいそうなものだけど……。

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2010年08月29日

Posted by ブクログ

約1年ぶりの新刊!!まだ買っていないのでどんな内容なのかとても楽しみです。  
::::10/08/10読破:::: 
1週間ほど読書を休んでおりました…最近発売したゲームがね。 
 
  書店時代より名前が出ていたパンハイマ様&〈ザッハドの使途〉が登場!!しかも全編で活躍しまくり。というわけで、いつもよりグロ表現強め。内臓が普通に出てます。 
エミレオの書 百合の淑女 ペトレリカ が後編にキーとなっていきそうです。 
ホートンが一瞬しか出てこなかった…結構好きなんですけど。 
反則的に強い本『エミレオの書』を持った〈ザッハドの使途〉がエリダナに襲来。反撃するも敵うのは仇敵パンハイマだけで、しぶしぶ手を組むことにするガユスとギギナ。でも簡単には倒されてくれない。 
さらにガユスの驚異的な不幸オーラが更なる脅威を呼び寄せる?! 
 
ジヴとガユスにばかり目が行ってしまう…チェレシアには悪いけど、当て馬になって欲しい。 
やっぱりガユスにはジヴじゃないとダメだよ。 
元サヤなんてなさそうなんだけどさ。 

話は完結しませんでした。10巻に続きます。

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2010年08月11日

Posted by ブクログ

ジウーニャの、こういう世界に生きてる平凡な(ちからのない)人間の、平凡でない世界を垣間見た人間の、安全な平凡に逃げない生き方は厳しい。

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2011年08月31日

Posted by ブクログ

スニーカー版にはないストーリーに入ったけど、ガユスもギギナも終始喪失感もろだし。
特に今回はギギナについてもかなり心情が書かれてる。
多分、スニーカー版はガユス主人公で、ガガガ版はガユスとギギナふたりが主人公として書かれてるんだと思う。
個人的にはスニーカー版のギギナのほうが好きなんだけども。

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2010年10月11日

Posted by ブクログ

2010/06
⇒2010/07/17
⇒まんだらけ 577円

えーっと、続くですが、そうですか。
次はいつごろでせうか?

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2010年08月09日

シリーズ作品レビュー

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