岸田メルのレビュー一覧

  • 神様のメモ帳9
    シリーズ最終巻。

    アリスの実家である紫苑寺家から、彼女の姉と名乗る紫苑寺茉莉(しおんじ・まり)がやってきます。アリスを引き取っていっしょに暮らしたいと申し出る茉莉でしたが、アリスは彼女の申し出をきっぱり断ります。ところが、彼女のいとこである紫苑寺螢一(しおんじ・けいいち)の策により、彼女は鳴海とと...続きを読む
  • 神様のメモ帳8
    今回は、やや変則的な編成となっています。「あとがき」に書かれているように、既発表の短編「三代目襲名」と、新作の短編で構成されるはずが、後半はエンジェル・フィックスをめぐる第二の謎をあつかったストーリーとなっています。

    四代目の両親である雛村玄一郎(ひなむら・げんいちろう)と理佳子(りかこ)を相手に...続きを読む
  • 神様のメモ帳
    無気力高校生の藤島鳴海(ふじしま・なるみ)は、同級生の彩夏(あやか)に声をかけられ、彼女がアルバイトをしているラーメン屋を訪れます。「ラーメンはなまる」の若き女店主ミンさんと、店にたむろするテツ先輩、ヒロさん、少佐といったニートたちと交流をかさねていきます。

    そんななか鳴海は、彩夏の兄のトシさんの...続きを読む
  • 神様のメモ帳3
    彩夏の意識が回復するものの、彼女の記憶はもどらず、鳴海は彼女とどのように向きあえばよいのか悩むことになります。

    そんななか、生徒会長の羽矢野薫子(はやの・かおるこ)によって、部員が六人以下の部活は廃部になると告げます。彩夏とのつながりの場所でもある園芸部をうしなうことに戸惑いをおぼえる鳴海に、薫子...続きを読む
  • 神様のメモ帳4
    四代目の率いる平坂組が、とあるガールズ・バンドのプロモーションにかかわることになります。鳴海も、四代目行きつけのヨシキという青年が経営する手芸店と協力して、プロモーション活動の手伝いをすることになります。ところが、なにものかによる妨害活動がおこなわれ、しかもその背後にいるのは、かつて四代目とともに「...続きを読む
  • 神様のメモ帳5
    今回は短編集です。

    第一話「はなまるスープ顛末」は、ミンさんの家にストーカーが押し入り、その行方を追う話。第二話「探偵の愛した博士」は、小さな酒屋を経営している岡林友造(おかばやし・ともぞう)が、店の酒に異物を混入されるなどの被害を受け、アリスたちがその犯人をさがす話。第三話「大バカ任侠入門編」は...続きを読む
  • 神様のメモ帳2
    アリスの探偵事務所に、メオという少女がたずねてきます。父親代わりの草壁昌也(くさかべ・まさや)という男にボストン・バッグを託されたという彼女は、その後すがたを消した父親をさがしてほしいとアリスに依頼します。ボストン・バッグには二億円の現金が詰められており、アリスの調査によって草壁と闇社会とのつながり...続きを読む
  • 神様のメモ帳 3巻
    ‪漫画版完結‬
    ‪大きな事件はニート探偵アリスの超絶ネット調査能力、助手の男気や機転、仲間達によって解決されました。‬
    ‪事件の背景が大きすぎる為に完全解決とはいかないけれど、それがリアルかも。‬
    ‪小説版読みたくなりました(^^)‬
  • 神様のメモ帳 2巻
    ‪感想書いてなかったので再読‬
    ‪今巻は、ちょっとシリアスなシーンが多い…‬
    ‪心が…痛い…(T_T)‬
  • 楽聖少女
    主人公が詩人であるゲーテになり、パラレルワールドを過ごす話。
    著名な作曲家や楽曲についての話が所々に散りばめられており、面白い。
    世界観の説明で前半を使っており、後半の展開がやや駆け足だった。
    ナポレオンやパガニーニが今後どのように関わっていくのか次巻以降が楽しみである。
  • 死神姫の再婚15 -怪物王子の死神姫-
    ついに「ひとりぼっちの王子様」の望みを捉えたアリシア。着実に終わりが近づく王城で、ゼオルディスは強引に彼女との結婚式を行おうとする。だがその頃、とうとう本物の「怪物王子」が戻ってきた!!西の大国クルセージュの兵力を借りたカシュヴァーンは、囚われのお姫様を救うため王城に乗り込むがーー迫りくる最後の時、...続きを読む
  • 死神姫の再婚14 -ひとりぼっちの幸福な王子-
    囚われの身のアリシアは、ゼオルディスが望む「幸せな結末」の物語を考え続けていた。創作の参考に、幽閉中のグラネウスを訪れるが、そこにはライセン家の「家族の肖像」が!最愛の人の姿に涙を流すアリシア。しかし、突然その絵にゼオルディスがペンキをぶちまけた!!ころころと変わる彼の態度。アリシアの中に、おかしな...続きを読む
  • 神様のメモ帳7
    なんだかんだでもう7巻。今回は少佐が関わってくる。

    相変わらずストーリーは重い。これを「ライト」と表現するのはいささかどうだろうか、という気がしないでもない。

    ライトノベルは気楽に読めるのがポイントだとは思うが、このシリーズは、ちょっとした「心構え」が必要になってくる。でも、そうしてまでも読みた...続きを読む
  • 死神姫の再婚11 -定められし運命の貴方-
    ライセン屋敷の中を、アリシアは「怪物」から必死で逃げていた。だが、相手に捕まった瞬間、アリシアの目をまばゆい光が射る!あの夜以来、カシュヴァーンがきらきらと輝いて見えるのだ。誰もが呆れる夫婦のやり取りが繰り広げられる中、ついにティルナードとノーラがレイデンへ戻ることに。
    家族との別れを寂しく思うアリ...続きを読む
  • 神様のメモ帳5
    この巻は主人公 鳴海がありすと共に行動してきた過去を語る番外編的なものである。しかし内容は濃く、最終章のやくざと野球をする話は特に肩入れされている。それは作者が野球に対して、如何に強く思い入れがあるのかが垣間見える。今まで出てきたキャラクターたちが一致団結して一つのお店(ゲームセンター)のために必死...続きを読む
  • 死神姫の再婚1
    面白かったけど主人公の不思議ちゃん加減について行けなかったのとノーラの存在が中途半端なのが気になって星減らしました。巻を重ねてキャラに慣れたらもっと楽しめる気がする。
  • 神様のメモ帳9
    最終巻!
    前回,1話から引っ張ってたエンジェルなんちゃらの決着が付いて終わったと思ってたけど続いてたようですね.

    今回は 容疑者:アリス というわけですね.

    話はまぁそこそこ.
    オチはなぁ・・・
    こういうオチも嫌いじゃないけどなんだかなぁ.
    まぁ,明確な敵がいるわけでもないし終わりは難しいよな....続きを読む
  • RDG レッドデータガール(5)
    学園祭終了時までしか描かれていないので、小説6巻星降る夜に願うことまで含めて好きな人は少しがっかりしそう。
  • 神様のメモ帳4
    あとがきでさり気なくこの作品のテーマを仰ってます。それは「記憶を頼りに戻ってくる」その場所を守るためのお話。そういうことです。ので、相変わらず盛り上がるような物語でなく(テンション高ぶることはなく)、どちらかといえば切ない・しょっぱいお話です。この巻数も同様に──
  • 楽聖少女2
    読んだお.
    いやー,なんていうんだろうね.
    このベートーヴェン少女とゲーテ少年の会話の辺とか,
    ニート探偵と助手の会話によく似ている.
    脳内音声で小倉唯と松岡禎丞になってしまいますね.

    そしてどんどん歴史とか音楽史とか置いてけぼりに….
    なに? あの時代に電子ピアノの図面引いちゃうの?

    もう名前...続きを読む