岸田メルのレビュー一覧

  • 楽聖少女

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    杉井さんとメルてんてーのコンビということですぐ購入。
    杉井さんの発想力はほんとすごいわぁ…
    世界観とか、人物とか…
    ルゥがアリスと微妙にかぶるのだけど、そういうヒロインが動かしやすいのだろうか。
    なんだかこの1冊で話は一旦落ち着いたように思えるけど、続編が出たら絶対買います!そういう期待を込めて星4つ。

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    2012年08月26日
  • 楽聖少女

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    杉井光の新作。
    とはいえ、あとがきにも書かれているように、杉井光が音楽を題材にとった作品はこれで二作目である(自分の知っている限り。不勉強ですみません)。

    話はかなり重厚なもの。あとがきで「時間を要した」と述べられている通り、19世紀の音楽や情勢について丁寧に、そして大胆なアレンジを加えた物語になっている。
    ただし、その脚本の重厚さが災いしたのか、ライトノベルの体にする際に、話が大幅に切られている。
    くどくどとその時代的な話をされるのもまたつまらないが、これはどう考えても、語られなかった部分が多いように思われる。
    続編に期待……と言いたいところだが、杉井光は色んなレーベルで作品を掛け持ちして

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    2012年08月17日
  • 神様のメモ帳2

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    ネタバレ

    2億円の話.

    これを読んでて驚愕の事実を知った.
    というか今まで勘違いしてたようだ.
    彩夏死んでねぇじゃん.
    なんだよちくしょう.
    前回のアレは弔い合戦じゃなかったのかよ.
    と,勝手に勘違いして勝手にショックを受けたわけですよ.

    そうかー,絶命はしてなかったかー.
    でもなー,今までずっと一巻で出てきていい感じになったおにゃのこが
    自殺するという,なんだかセンセーショナルなイメージを持ってたのが….
    ぐぬぬ.

    まぁいいや.
    そんなわけで今回は2億円の入ったバッグを娘に預けて行方を眩ませた男を探す話.
    探偵助手くんが大活躍しますよ.

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    2012年07月26日
  • 死神姫の再婚1

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    花ゆめオンラインで漫画化したのが面白くて原作読んでみる事に。
    割とシリアスなはずなのに、主人公の天然キャラのおかげでライトに読めるのがちょっとすごいなと。

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    2012年07月24日
  • 神様のメモ帳

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    ネタバレ

    It's the only NEET thing to do. これがたったひとつの冴えたやりかた
    いい台詞多いですよね、この作品。
    本気出していた。急いでいなかっただけ など。
    アニメに比べるとだいぶ主人公が暗いなぁと。
    主人公がアリスに吠えるシーンは、結構胸に来ますね。
    絶望している中の希望みたいな。
    ここに居場所があるんだというラストシーンもあとに残ります。

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    2012年07月08日
  • 神様のメモ帳8

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    ネタバレ

    話は繋がってるけど2話に分かれてる。
    あとがきだともっとショートショートっぽくする気だったみたい。

    でもこれはこれで面白かったのであり!
    前半のマージャンは面白かった。

    私が予想した3代目の後継ぎは外れたけど・・・。
    4代目じゃなかったら主人公だと思うよ~~~~!!!
    大阪に連れて帰ろうとするんじゃないの~~~?!
    ・・・

    東京の神社なんてわからないし。
    ちょっとくやしい・・・。

    後半はようやく、ようやく、ようやくけりがついた。
    エンジェルフィクスなんて、もう忘れかけてたよ・・・・。
    というか本気で忘れてたよ。
    もう一度最初から読み返そうかと思うぐらいわすれてるよっ。
    本気で検討中です

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    2012年07月01日
  • 神様のメモ帳4

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    基本お話はアニメ通りなんだが、現金を使ったカタン賭博や五稜郭でサバイバルゲームをする少佐がたまらん。

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    2012年06月30日
  • 楽聖少女

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    ゲーテとベートーヴェンでラノベが書けるのはこの人くらいでしょうね…
    杉井光らしい作品ではあるのですが、ちょっとぶっ飛んでいてパガニーニあたりは違和感を感じます。神メモのようなピリピリした緊張感もあまりないですし。でもハイドン先生は好きですよ。

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    2012年06月28日
  • 死神姫の再婚14 -ひとりぼっちの幸福な王子-

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    ネタバレ

    サブタイトルから、これはゼオルディスの巻かもって思ってたら、案の定。待てども待てどもカシュヴァーン様出てこない。絵は出て来たけど、ほとんどアリシアとゼオルディスとルネ、たまにジスカルドの印象しかなかったです。リュウクが描いたカシュヴァーンの絵を前に涙するアリシアは、ちょっと切ないです。

    この巻で、ゼオルディスのことがほぼ出てきたのかな。自分のことを嫌いな人間が好きって、ひねくれすぎって思いますが、周りの都合で自分の誕生日の名前も変えられたら、こうなるのかなぁ。
    彼が一番好きなのは、アリシアではなく、亡くなったミューゼだったって言い切ったのは、ちょっと印象的です。

    最後、ほんとに最後に予告の

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    2012年06月23日
  • 死神姫の再婚14 -ひとりぼっちの幸福な王子-

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    少しずつゼオの過去が明らかになっていった一冊。
    アリシア頑張った!!

    次巻こそは王子様が活躍…してくれるかな?

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    2012年06月14日
  • 神様のメモ帳7

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    描写の繊細さに、いつも驚かされる。重い内容を扱いつつも、決して後味は悪くない。これも筆者の力量だろうと思う。
    池袋ウェストゲートパークが好きな方にはおすすめです。個人的には、『神様のメモ帳』のほうが好き。

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    2012年05月30日
  • 楽聖少女

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    日本の男子高校生が、悪魔メフィストフェレスによって、19世紀初頭にタイムスリップ。しかも、なぜかゲーテとし転生してしまいます。
    歴史は若干改変されていて、もっと後に登場するはずの発明品が既に流通していたり、ベートーヴェンが美少女だったり、ハイドンが世紀末覇者みたいだったり。
    歴史上の人物と交流しているうちに、政治も絡んだ事件に巻き込まれていきます。

    ラノベならではのキャラ萌え要素や会話もありつつ、当時の文化史をガッツリ取り入れていて、クラシック音楽好きを裏切らない面白さでした。

    ナポレオン、シラー、ベートーヴェンとくれば…そう、あの曲とあの曲ですよね!
    でもって、ゲーテとメフィストフェレス

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    2012年05月18日
  • 死神姫の再婚13 -目覚めし女王と夢のお姫様-

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    いままで、自分の気持ちにきちんと向き合わないできたアリシアも、
    やっと感情を素直に表に出せるようになりつつある。
    それが、まわりの人々にも影響を及ぼし…。

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    2012年05月17日
  • 楽聖少女

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    ネタバレ

    ベートーベンの演奏を生で聴き、名曲が生まれる瞬間に立ち会う事ができたなら、、、
    音楽好きであれば一度は夢想しそうな事を実現するのが本作です。
    舞台は1800年代初頭のオーストリア。
    音楽史だけでなく、世界史的にも激動するヨーロッパで、わかる人には胸が熱くなる時代だし、クラシック好きだったら、思わずニンマリするな小ネタがあちこちあって、クラシックを知らない人でも楽しめるけど、知っていたほうが遥かに楽しい作品です。

    ただ、個人的に残念だったのは、時代設定を独自設定にした点(本来まだ無い技術が登場する)と、あの人が生きてたり、あの人が拳法使ったり、あの人の楽器が武器になったりした所はちょっとやり過

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    2012年05月11日
  • 神様のメモ帳

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    大変おもしろかったです。文章も展開も読みやすかったですが、主人公の心描写にくるものがありました。無力感と葛藤と苦悩、描くのがうまいなーと感じました。
    一部理系な発想がみられるのも、理系学生としては楽しく読めました。おすすめです。

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    2012年05月05日
  • 神様のメモ帳 1巻

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    ネタバレ

    引きこもり探偵娘の元にタイ人娘が現れた。
    犯罪の香りがする大金を遺して失踪した元ヤクザの父捜索は進みつつもタイ娘が父に電話をかけてたせいで逆にヤクザに乗り込まれることに。
    娘を引き渡す?どうする?

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    2012年04月17日
  • 神様のメモ帳3

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    話は1,2巻と比べると断然面白くなってきた。

    今回アリスの登場シーンがだいぶ少ない気がしたが、ナルミが頑張る。超頑張る。
    まぁ、二人の距離的には今回かなり近づいた気がするけど、彩夏いるしなぁ・・・

    そう、2巻の最後で彩夏が帰ってきたんだったよね(うろ覚え)。
    今回は1巻の話と密接に関わってくる。
    なぜ園芸部は創設されたのか・・・今回も死者の言葉は周りの人を傷つける一方、人の温もりというものも感じる。

    ニート集団はどうしようもないダメ人間の集まりなのに、個性的でぬくもりがあって、そしてすごい眩しい。
    あぁ、私の人生って・・・(以下激しく脱線のため省略)

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    2012年04月11日
  • 神様のメモ帳

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    ネタバレ

    なかなか良かったよ.
    まさかあんなことになるなんて….
    話の開始直後に登場する女の子をヒロイン風味だと思いながら読んでたら
    序盤の終わりくらいに「飛び降りた死体」で登場しちゃうんだもんなぁ….

    ニート(NEET):Not in Education, Employment or Traning
    雇用されておらず,教育課程中でも職業訓練中でもない.

    ということで,雇用されてなければニートなんだね.
    ということは,経営者はNEETで良いのかな?
    雇用される側じゃなくて雇用する側だから.

    「ドクターペッパー推し」なのも好感が持てるね.
    そう,ドクターペッパーは選ばし者の知的飲料なのだよ.
    フゥー

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    2012年03月18日
  • 神様のメモ帳2

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    前巻から比べると、主人公の精神的な成長(成長って言うか、変容っていうか……)を個人的には感じたり。ギア入れ替わる前と後で大違いですが(笑

    結局、どれだけ社会のメインストリームから離れているつもりでも、容赦なく時間は流れるし、いろんなモノが流転していくんだよなぁ……

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    2012年03月06日
  • 神様のメモ帳

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    タイトルからは想像してなかったストーリーだったので、意外でちょっとびっくり。
    ここまでニートにこだわる理由がよく分からないけど。
    でもまあ面白かった。
    久しぶりの電撃文庫。

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    2012年03月03日