カズアキのレビュー一覧
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ネタバレ歌声に不思議な力が宿り、その力で自然を操り人々を護る「楽師(カンタンテ)」。その中で「歌姫(ディーヴァ)」として人々から敬われ慕われているエルネスティーヌ。しかし、ある時王宮に出現したラー・シャイと呼ばれる魔物に歌声を奪われてしまう。その上、王家に仇なす反逆者の疑いをかけられたエルネスティーヌは事件が解決するまで聖フィデール楽院にイヴリーンという名前で生徒として身を隠すことになる。学院での編入試験で歌姫としての美声を披露した所、紡がれた歌声は酷い不協和音だった。クラスメイトのオリヴィエには「音痴はさっさと退学しろ!」とまで言われてしまい・・・。
えんため大賞特別賞受賞作。
設定が面白そうだったので購入。話も良かったです。キャラクターも様々な個性溢れる面々が揃ってて笑いとシリアスな部分と胸キュンな部分も上手いこと揃ってて読んでいて飽きませんでした。主人公イヴリーンの性格が読む前はどうかな?と思ってましたが、大丈夫でした(笑)外見はあんなに麗しいのに、口を開けば上から目線で何だか残念な彼女ですが、本当は真面目で努力家、人一倍頑張り屋のさびしがり屋なのでしょう。そんなイヴリーンのことをありのまま受け入れたオリヴィエや学院の仲間たちと共に今後どう過ごしていくのか続きを読みたいなと思いました。ひばりとの関係も良かったな。
この巻で物語は完結していますが、ツンデレたイヴリーンと色んな意味で手の速い(笑)オリヴィエとの関係が今後どうなるのか気になるので是非続編を読んでみたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオドオドしていたロージーが、巻が進むにつれ、ここぞというときは女優のような行動ができるようになってて、主人公が成長しているのはうれしい限りです。
市長が替わったことでデ・コスタは窮地に立たされ、身内にも裏切り者が続出。エミリオはあまり変わらないけど、ロージーだけでなくダリオもしっかりしてきて、ノアよりダリオの方が性格的に好きになってきたかもしれません。
ロージーも自分とノアに血のつながりがないことを知って、しかもデ・コスタを滅ぼそうと陰で動いていたのがノアだと分かったときの衝撃は、P228の表情にも表れてると思います。自分はデ・コスタをよくしようとしてたのに、それを手伝ってくれたノアは逆のことをしてたって分かるとショックですよね。
そんなショックを受けているとき、知らないとは言えダリオに結婚を申し込まれたら、受けちゃうのも分からないでもないし。
さて、ロージーがダリオと結婚するって聞いたノアがどう動くのか。どうせ我慢できずにロージーの元に戻ってくるとは思いますけど、次巻最終巻楽しみです。 -
Posted by ブクログ
すごく読み応えがある巻だったように思います。
ロザベラ成長したなぁ……としみじみ。もう別人のようです。むしろデ・コスタに来る前の、おどおどした彼女が偽物なんじゃないかと思うくらい。
中盤の、ダリオとリカルドとの交渉シーンはとても好きでした。ほんとに凄い。かっこいいです。
挿し絵にあったリカルドの表情を見て、『この人もマフィアのボスなんだなぁ』と。
それから、ダリオ……!
彼も作中で、成長を遂げましたね。男性キャラの中ではダントツなのでは(笑)
ストーリー上、彼の恋が敗れてしまうのは仕方のないことですが、内心一番応援していたかも知れないです。
どうか彼にも幸せが訪れますように。
そして、そんな弟を見守るエミリオにも、家族と心安らげる時が来ればいいなぁと思います。
ノアは、彼なりにいろいろ悩んで、葛藤してこの結論に至ったのでしょう。一言で片付けてしまうなら『惚れてしまった方が負け』でしょうか?
やっぱりそこに落ち着くのですよね。
ロザベラ、これからはちゃんと愛してもらうんだよ……!
(幸せになろう。ノアを、幸せにしよう)
ロザベラのこの想いを読んだとき、一番彼女の成長を感じられました。
取り扱う題材が題材だけに、『皆でハッピーエンド』というわけにはいきませんでしたが、この物語らしい最終巻だったと思います。
喜多さんの次回作が楽しみ! -
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無駄にロザベラがデ・コスタの唯一の女として甘やかされてないのがいいな、と思う。
本当は、ただただ甘やかすだけの方が、管理側としては簡単だろうに。
彼女が、試練を乗り越えて、少しずつ従兄たちや周りから認められていくのが、おもしろい。
いやまあ、犯罪なんだけどね。。。
いったいどうなるんだろうと、そればかりが気になる。どう考えても、2、3人死なないと、話がまとまらない気がするけれども、ぜひ作者さんには読者をあっと言わせる展開に期待したいところ。
誰かが死んで終わりでは、あまりにも他の作品で見た展開だから。
さて、ダリオが可愛らしいんだけども。。。なんだあのかわいさ。
そして、ノアが、デレからのまさかのツン。。。
えー。あのまま、いちゃいちゃしててよ、唯一の癒し。。。
そして、エミリオ兄ちゃんは、こーわーいー。 -
Posted by ブクログ
何の前情報もなく、表紙がカズアキさんだったので、中身も試し読みせずに(というか、真空パックされてて読めなかった)買いました。
カズアキさんのイラストは安定の美麗さだし、寡聞にして存じ上げなかったんだけども、喜多みどりさんの文章も巧緻。
大っっっ正解だった。。。!
おどおどした、内気な、超ネガティブなロザベラが、勇気を振り絞って相手に立ち向かった後に、裏でぽろぽろと怖かったと、泣いちゃうとこなんて、よく頑張ったよー(>△<)ってもう、きゅんきゅんする。
自分には足りないところがある、と感じている主人公が、それでも自分の持てる力の限りを振り絞って解決策をひねりだす、という舞台立てを、うまく組み立ててあったと、わくわく、というよりはドキドキハラハラしながら一気に読んだ。
いやあ、、、続きが楽しみ。 -
Posted by ブクログ
今巻も楽しく読みました!
久しぶりに少女小説でキュンキュンした(笑)
男性陣が素敵過ぎます。
葛藤しながらもロージーへの想いが強くなるノア。エレベーターのシーンが、挿絵も含めて良すぎた!
前巻に続き、ロージーを意識せずにいられないダリオ。お見舞い後の彼の心情が、可愛くて可愛くて。
ロージーを『家族』として認め始めた長男エミリオ。穏やかに語る彼は、どこまでも兄の顔でした。
そしてアリスタの当主リカルド。カジノでのシーンでは、ロージーの成長ぶりも確認できました。ルチアとの今後が気になるところ。
しかし、なんと言っても。
最後にはアレックス・リーの不敵な笑みに持っていかれます。
1巻から登場し続けていた彼。ついに、正体が……!
読んでる途中で、もちろんアレックスの正体には気づきましたが……。
なんか、もう。『どうするノア!』という感じ(笑)
主人公も頑張る美少女(わたし好み)だし、設定も好きだし。
本当に続きが気になる作品です。
カズアキさんのイラストも美麗!