山本一力のレビュー一覧
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蔵秀、雅乃、宗佑、辰次郎の4人組が活躍するシリーズの第2弾は、蔵秀の父で山師である雄之助が土佐に出向いた際に銘酒 司牡丹と酒盗を江戸で広めて欲しいと託されたことを受け、豪商紀文や老中柳沢吉保等の助けを得ながら、蔵秀達4人組が土佐に向かい、見事、江戸に持ち帰り、江戸で広めるまでを爽快に描いたストーリー...続きを読むPosted by ブクログ
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ハワイで仲間と別れて、グアムとかフィリピンとかブラジルとか経て、いよいよアメリカ本土上陸に至るまでの経過。誰からも好かれそうな、人懐こいひたむきさとか、仲間を思いやる優しさとか、彼への好感度がいや増します。彼の人物史についての知識が皆無な自分としては、これから過ごすアメリカでの日々とか、おそらく帰り...続きを読むPosted by ブクログ
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花のお江戸の殺人事件サスペンスというか
捕物帳みたいな感じなのだけど
そこは岡っ引きが主役ではなく
凄腕職人、研ぎ師の太吉さん。
最初、んん??ってなったけども
読み進めていくにつれ
太吉の人間味というか人の良さと
みんなから愛されてるのね!という感じ。
たまたま依頼で研いだ包丁からの謎解きサスペン...続きを読むPosted by ブクログ -
幕末のジョン万次郎を取り扱う大河シリーズの第1巻。
四国の漁村で生まれた万次郎が漁師として育っていき、嵐に会い漂流し米国捕鯨船に見つけられるまでのお話し。
ぐいぐい引き込まれます。
次が読みたくなること間違いなし。Posted by ブクログ -
鳥島で救助された一行はハワイに着き、万次郎はジョン・ハウランド号に残り他の4人はハワイに残ることになる。万次郎がジョン・マンと呼ばれるようになるまでのお話。宇佐浦の漁師仲間や生存を信じる網元、中ノ浜の母の様子も語られる。日本には外国船が近寄れないこの時代を、万次郎はどう生きて戻ったのか‥‥Posted by ブクログ
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嵐にあった万次郎たちと、救助したジョン・ハウランド号が鳥島で出会うまで。日本では中ノ浜から、アメリカではニューベッドフォードから、船乗りたちの「人」の物語が始まる。Posted by ブクログ