ひろさちやのレビュー一覧
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がんばるかあきらめるか、はある問題に対する一つの行為ではなく、生き方の問題。
欲の正体は、その問題を解決しようとすること。まず冷静になって、生き方を考える。まずは、物事をあきらかにする。
がんばると一生幸せになれない。次の目標ができるから。不幸になるために頑張っている。
小欲知足が幸せの公式。欲...続きを読むPosted by ブクログ -
20181125 悩んでいた時に、何か救われたくて手にした。ひろさちやさんの丁寧な解説で自分でもわかるのでは無いかと思い購入した。入門書、なのだが禅宗としてのではなく哲学としてのという内容。この本からどこに向かうか、いろいろな選択肢がある。Posted by ブクログ
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再読ですが、改めて感じるものが得られない読後感だったのが残念。この著者は仏教を語りながらも僧籍にはない方ですが、その浮遊感がよくない方向に出たのだと思います。Posted by ブクログ
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道元禅師の正法眼蔵のエッセンスにあたる部分を約した一冊。やはり、これだけでは真意を知ることにはつながりませんので、しっかりと全訳に挑戦したいと思います。Posted by ブクログ
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20160930 孤独を受け入れて生きる。阿呆になる。簡単なようで大変。欲を捨てられるかどうかなのだと思うが自然体とも言える。これからの生き方の参考にしたい。Posted by ブクログ
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漫画です。病に苦しむ人が「お薬師さま」への信仰によって前向きな心を取り戻す、というストーリーを通して、薬師如来について易しく語ります。
「病気を治してくれたのではありません。病人の心を治してくださったのです。」という台詞が胸を打ちます。古本屋で手にしたのですが、この台詞に鉛筆でマルがつけてありました...続きを読むPosted by ブクログ -
自分たちの知らなかった仏教の、本来教えんとする部分について知ることができます。
故に「随分空虚な考えだなあ」と感じることもありました。
後半からは「人と人との助け合いの大切さ」や「自分の感情を大切にすること」に内容が移ってゆく感じがします。
それを見ていると「終活」とは、本来なすべき義務をなさず、...続きを読むPosted by ブクログ -
親が亡くなって初めて、実家が曹洞宗だと知らされ、買って読んでみました。
ひろさちやが書いてもこれほど難解とは。
仏教というのは宗教というより思想だともともと思っていましたが、正法眼蔵を読んでその思いを強くしました。
「身心脱落」=悟りを求めようとしている自分のほうを消滅させる、悟りを対象化しない...続きを読むPosted by ブクログ -
遺言書は、無用、無視、無視、というところ、いいですね。 阿弥陀仏に導かれて、みんな、お浄土に行くのだから、それで御仕舞い。 あれこれと、故人の事を、思い煩うことはなく、忘れるという供養もあるそうです。 死という物は、老いという形で、みんなの中で、日々育っているようです。自分の中で、深まり行く死を...続きを読むPosted by ブクログ
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驚くほどに、極めて分かりやすい本です。
ひろさちや氏個人の見方であるということは念頭に置いたほうがいいのでしょうが(多分他の人の本も見たほうがいいのでしょう)、ひろさちやさんという人は、本当に頭がいいのですね。難解な(はずの)事柄を分かりやすく説明されてます。特に図の表現は絶妙です(書こうと思って...続きを読むPosted by ブクログ -
宗教関連の本については、この本の著者の「ひろさちや氏」の本は何冊か読んでいて、記憶に残っています。
宗教学や「お経」の勉強をしたことの無い私には、彼の考え方の是非を論ずることはできません。しかし、彼が解説している「お経」の内容や、本来仏教とはどのようなものであり、どのように変わってきたかの説明はと...続きを読むPosted by ブクログ -
不安は見えない欲望の裏返しです 不安を持たない人はいない 「他人がどう思うか」より「自分がどう思うか」 競争が心を疲弊させる 今の自分をそのままに生きる 足るを知ると不安は消える 損する知恵を持つ 善いことも悪いこともすべてが「縁」ですPosted by ブクログ
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自分を「負け組」と思い、「勝ち組」をバカにしたい人には最適。
ひろさちやさんは仏教界では著名であり「勝ち組」じゃないかと思うが、書いてあることをみると、「負け組」感がハンパない。共感できる人にはいいかもしれないが……。
分野的には仏教に入るのだろうが、だいぶ脚色されてて、個人的なエッセイにち...続きを読む