ひろさちやのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
驚くほどに、極めて分かりやすい本です。
ひろさちや氏個人の見方であるということは念頭に置いたほうがいいのでしょうが(多分他の人の本も見たほうがいいのでしょう)、ひろさちやさんという人は、本当に頭がいいのですね。難解な(はずの)事柄を分かりやすく説明されてます。特に図の表現は絶妙です(書こうと思ってもなかなか書けません)。
なお、ひろさちや氏による仏教観は、一言で表すならば、
「こだわるな」
に集約されます。
・一つの見方に囚われるな
・常識に囚われるな
⇒主体性を確立しなさい
それこそが(ひろさちや氏の言う)仏教なのですよ、、、と、理解してます。
もちろん、ひろさちや氏という個人だけの主 -
Posted by ブクログ
宗教関連の本については、この本の著者の「ひろさちや氏」の本は何冊か読んでいて、記憶に残っています。
宗教学や「お経」の勉強をしたことの無い私には、彼の考え方の是非を論ずることはできません。しかし、彼が解説している「お経」の内容や、本来仏教とはどのようなものであり、どのように変わってきたかの説明はとても興味あり、そのエキスは私の中に残っています。
この本は、自分が死亡した後にどうするかという、いわゆる「終活」について、生きている間に時間やお金を費やすのは不要だと論じています。私の家も含めて、代々のお墓があるので、それらを継ぐのは当たり前のように思ってきましたが、ひろ氏が、そのような習慣になっ -
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幸福とはゆったりと暮らすこと、という観点から、資本家的発想=「資本の論理」から抜け出し、貧乏人の「お互いさま」精神にのっとった生き方を説く。
【「お客様」の思い上がり】
◯また、わたしたちは買い物に行ったとき、食事のためレストランに行ったときなど、そこの従業員の接客態度を査定しています。言葉遣いのはしばしにいたるまで監視しているのです。その裏には、〈自分は客なんだ〉といった思い上がりがあります。
【清貧ごっこは金持ちの遊び】
◯兼好は、若い頃は朝廷に仕えていました。そして推定年齢三十歳で、彼は出家遁世をして法師になりました。世捨人となったのです。このとき彼は、山城の国の山科の小野庄に水田一 -
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購入済み
「負け組」という幸せの指南書
自分を「負け組」と思い、「勝ち組」をバカにしたい人には最適。
ひろさちやさんは仏教界では著名であり「勝ち組」じゃないかと思うが、書いてあることをみると、「負け組」感がハンパない。共感できる人にはいいかもしれないが……。
分野的には仏教に入るのだろうが、だいぶ脚色されてて、個人的なエッセイにちかい。仏教は、無益な「後悔」は否定しても、「反省するな」なんて言っていない。
「仏教の教え」を期待して読むと、間違った理解をしかねないし、期待を裏切られる。ああ、そうか。帯に「他人の期待に応えない!」とあるが、このことも含んでいるのかもしれない。