ひろさちやのレビュー一覧

  • 「善人」のやめ方
    人生はあなたのものだ。周りの眼など気にするな。やりたいことをとことんやれ!社会の評価、見方が正しいとは限らない。そんなのは常に時代と共に変化していく。踊らされるな自ら踊れ!…的な感じだな。
  • 「善人」のやめ方
     変わったタイトルですね。ちょっと気になったので手に取ってみました。ひろさちやさんの本は初めてです。
     「人生は無意味だ」とか「もっと怠けて生きよう」とか、かなり刺激的な言葉が踊りますが、これも「ひろさちやさん流」の語り口のようです。
     仏教とキリスト教、そしてサマセット・モームの作品から読み解かれ...続きを読む
  • 本日「いいかげん」日和 そのまんま楽しく生きる一日一話
    ・なるようにしかならないものを、あれこれ心配する。その心配が人間を憔悴させる。
    ・子供は親に心配かけるもの。親のできることは、ただハラハラ心配することだけ。子供が涙することになったらいっしょに涙するのが役目
    ・神仏を信じることはすでに救い、喜び。それ以上の利益を求めない
    ・くしょみ 一そしり、二笑い...続きを読む
  • 「善人」のやめ方
    世間と求められる日本人像に凝り固まって生きづらい世の中だが、モームの著作から怠けて生きていいという著者のメッセージに、力を抜いていいんだという安心感と救われる気がした。
  • 「善人」のやめ方
    「絆」っていう言葉の気持ち悪さね。
    誰とも強くつるまずにフラッと生きていたいと思っているから、改めてその言葉の気持ち悪さがわかったような気がしました。
    自分の「あーなりたい」や「こーなりたい」ということが、本当に自分がそう思っているかどうか。本当は「あー見られたい」や「こー見られたい」じゃないのかじ...続きを読む
  • ブッダへの修行〈2〉持戒
    2012.09.23
    おたがいの弱点を弱点として、
    罪を罪として認め、
    その反省心を理想への原動力にする・・・・
    それが、持戒の精神なのじゃ。

    たいせつなのは結果ではなく、
    目の前にある今を正しく生きるというということですね。
  • 人生はあきらめるとうまくいく
    ここまで人生を達観できたら、人生幸せだろうな。
    役に立たない自己啓発本に辟易していたので、清涼剤のような読後感だった。
  • 「世逃げ」のすすめ
    世の中の価値基準(物差し)にとらわれない考えを持つことが生きづらさを克服することにつながる。

    世の中の価値基準に対するのは「仏の物差し」であると筆者は主張する。
    読んでいて、なるほどと思うことが多かった。
  • 親鸞の生涯
    良く目にしていた「親鸞」。場所の名前?人の名前?というくらい知らなかったので、ここから入ってみました。
    今度は小説を読んでみたいと思います。
  • 「狂い」のすすめ
    思考の方向は老子だけれども、
    もっと内面的なエネルギッシュなところまで
    引き出す本。

    生きる意味がない
    って思った方は読んでみても
    いいと思います。
  • 「狂い」のすすめ
    「遊び心」の本かな…と思います。
    「世の中はどうせ狂っているし、だれしも必ず死ぬし、だったら気楽に行きましょう」っていう内容。
    めずらしいのは、「こういうことをやれば大丈夫!」というものを示すのではなく、「こういうふうに考えられるようになればいいよね」っていう感じで、それが実践されなくても別にいいや...続きを読む
  • 「狂い」のすすめ
    気が楽になる。「現代の日本社会は狂っています。こんな狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけません。」著者は仏教の考え方から、この世の中の生き方を説いている。パレートの法則からどんな集団でも上位20%が頑張る事から、残り80%の必要性、人間の機能価値は他者との縁で一時的に付加されていると説...続きを読む
  • 法然の生涯
    出生から入滅までを網羅的に見るのには適しているが、紙幅の都合上、時代背景までには言及できていない。マンガだからと言って入門的な一冊とは捉えず、ある程度の前提知識を踏まえた上で「生涯」にフォーカスして知りたい人向けだと感じた。

    まいた種を刈り取れないで終わらざるを得ない点も感じた。
  • 仏像でわかる仏教入門
    [ 内容 ]
    如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。
    さまざまな「仏像の約束事」を知り、仏像を拝むことから、仏教の教えに入っていけるようになる。

    [ 目次 ]
    第1章 大仏さんは宇宙のほとけ
    第2章 仏像はなぜつくられたか?
    第3章 仏像は祈りの対象である
    第4章 ほとけ...続きを読む
  • お葬式をどうするか 日本人の宗教と習俗
    いかに葬式がやる方でなく、催す方に有利な行事かということがよくわかる。葬儀とは一体誰のために行うのか。お経とはなぜ読まれるのか。バカ高い戒名とは必要あるのか。
    経済的な観点からでなく、宗教的観点から書かれているのでお金をケチって宗教を否定するようなことにはならない。
    ただ結構前に読んだので内容をほと...続きを読む
  • 般若心経実践法(小学館文庫)
    仏教徒ではない僕が解釈、と使うとおかしいからジョークとしますが、行き過ぎたジョークに首をかしげてしまう部分が多々ある。屁理屈じゃないかと思うし、それは反対から見れば自らを否定しているのでは?という叙述についてです。しかしそれこそ、ひろさちやの言いたいことなのかもしれない。
    仏教は『で・あ・い』であり...続きを読む
  • ひろさちやが聞く論語
    「儒教は宗教か」「儒教は宗教だ」と言う本。しかし孔子の儒教と日本に入ってきて朱子学となった儒教は別物。封建制度の下で主君に都合の良いように解釈された。面白かったのは孔子は努力主義を超えているというところ。私も好きな「之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず」は楽しむ事を最高と...続きを読む
  • 「世逃げ」のすすめ
    価値観を押しつけ「自己責任」とほざく世間の物差しに振り回されるのはそろそろウンザリしています。「草いろ々おの々花の手柄かな」
  • 奴隷の時間 自由な時間
    ひろさちやさんの新書。
    労働を懲罰とする考えに賛同し、社畜と化した日本人を畜生であり餓鬼であると批判(非難?)する。すべての労働は時間との交換によって成り立つのは当然だが、時間・賃金の交換という観点以外にも様々なものがあると思う。たとえば社会への貢献や、天職という概念など。まあ僕は労働によって社会貢...続きを読む
  • のんびり生きて気楽に死のう
    (☆交換可能:新品同様)自分自身の身のまわりで起こっていることにストレスを感じている方にお勧め。何が豊かさか考えさせられた本です。