あらすじ
世間はおかしな物差しで人の価値を計ります。「狂った」世間の物差しを捨てよ、と命じても、世間は世間の物差しを捨てられない。だとしたら私たちは世間から逃げ出すほかありません。それではどこに行けばいいのでしょう。理想の桃源郷なんてありません。どこに逃げてもいやな所ばかりです。だから「世逃げ」には、少々のテクニックが必要なのです。その行き先は? 方法は? 今を生きるヒントを説く!【目次】I 「世逃げ」のすすめ/II 「デタラメ」哲学/III 「あきらめ」思考/IV 「いい加減」実践/あとがき
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Posted by ブクログ
「人間を評価するのは
人間じゃない」と言われ、
(仏さんだと言われ、)
肩の力が抜けました。
デタラメに、あきらめて、
「なんだっていいものは、なんだっていい」
と、いう風に、生きていけば良い。
読後感は、かなり良かったです。
癒されました。
このほんわかとした精神状態は、
まだしばらくは続きそうです。
Posted by ブクログ
世間のものさしを捨てる
とても心地よい
諦めて自分の人生を生きる
ありのままを生きる
あきらめる
とても良い言葉だ
頑張らなくてもいい、そのままが美しいのだから
生きることが楽になる
良い本
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
狂った世間の物差しを捨て「世逃げ」しよう。
世間はおかしな物差しで価値を計ります。
そこからのがれようとしたら、私たちは世間から逃げ出すほかはありません。
精神的に世間から逃げる=「世逃げ」。
ではその行き先は?
その方法は?
[ 目次 ]
1 「世逃げ」のすすめ(世間は人間を商品価値で測っている 世間は「狂った物差し」で運営されている ほか)
2 「デタラメ」哲学(選んではいけないものを選んだ不幸 わが子の所有権はわたしにはない ほか)
3 「あきらめ」思考(家庭を「世逃げ」の避難所にしよう 正解は一つではありません ほか)
4 「いい加減」実践(ゆっくり歩けば見つかるすばらしいもの 重荷を持たず、急がずに歩こう ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
良書です。
世の中ギスギスしていて疲れていませんか?
効率化、向上、改善・・・努力、努力、努力。
ポジティブに前向きに頑張れ、自己啓発で擦り切れそうな時に読む本です。
この本の良さをわかる人は、十分に努力した人だと思います。
この「世逃げ」が実践できれば、人生がラクになると思います。
私も少し世逃げ気味の昨今です。(^_^;)
Posted by ブクログ
世間の物差し(=商品価値での判断etc.)だけを使っていると、世間の奴隷になってしまう。でも、この世間に生きている以上、その物差しを捨てて仙人みたいに生きることは出来ない。だからって、この世のどこかにパラダイスがあるわけでもない。
じゃあ、世逃げしちゃおうじゃないか!という、現代を“自分で”生きるための観念論。
「「狂い」のすすめ」の続編に当たる本書。前書が思考改革編だとしたら、今回のが若干実践編に近いのかな?
著者が仏教者なので、ちらちらと仏教の考えが出てくるけど、間違っても宗教本ではない。
「荷物を持たずに歩こう」や、「中道」の感覚、「何だっていいものは、何だっていい」などなど、気付かされる話がフワフワと散りばめられている。これを実践するか否かではなく、ただの楽観主義とはたぶん違うこの内容を自分の中で肥やしにしてみたい。
Posted by ブクログ
再読ですが、改めて感じるものが得られない読後感だったのが残念。この著者は仏教を語りながらも僧籍にはない方ですが、その浮遊感がよくない方向に出たのだと思います。
Posted by ブクログ
世の中の価値基準(物差し)にとらわれない考えを持つことが生きづらさを克服することにつながる。
世の中の価値基準に対するのは「仏の物差し」であると筆者は主張する。
読んでいて、なるほどと思うことが多かった。