玄侑宗久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
禅語が頭に入りにくく読み進めることが難しい。書かれていることは理解できる、納得する部分は多い。例えば、時間や因果は後から読み込まれているにすぎない(昨日と今日、今日と明日に関係はないこと)こと、知足に関する記述(今!、これ!)はまったく正しいと思う。
われわれは自分と他人を、現状と可能性を比較してしまう。じぶんがあの人のようであったなら、こんなではなくあんなであったなら・・・いろんな可能性に思いを巡らしては苦しくなってしまうけど、可能的にありえたことは既にこうであるという現実には決してかなわない。この”決してさ”、可能性と現実性の溝はとても深い。普段はなかなか気がつくことができないけれど、現 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれだけの人を相手にいろんな知識を披露できる玄侑宗久という人もすごい人だ。
後半は震災後で、震災の話ばかりになる。リアルに感じることができずに少し飽きる。
五木寛之さんの言葉が印象に残る。
『僕は25歳で区切ってね、25歳までが学生期、50歳までが家住期で、50歳以後の林住期が人生のお動く気だという本を書いたんです。最近は自分が67歳になって遊行期に入ったから、75歳から100歳までの遊行期がもっとも高い面白い時期ではないかと我田引水で書きました。
老いに逆らって若さを維持したいというのは、若さに対するコンプレックスや憧憬があるからでしょう。そうじゃなくて、老いはひとつの実りであるというふ