【感想・ネタバレ】禅的生活のレビュー

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Posted by ブクログ

ここ最近読んだ新書の中ではベスト。禅に関する基礎知識はほとんどないが、平易な文章で書かれており、十分理解できる。日日是好日、無可無不可、遊戯三昧などは言葉としては知っていたが、改めてその解釈など非常に自分の中に入ってきた。また禅の考え方の限界なども記されており、非常に好感が持てる。

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2018年10月09日

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特に印象に残っているのは「一切唯心造」…一切のことはただ単に自分の心が造り出したものにすぎない。好きとか嫌いとかいうことも超越して、本質を見極められるのではないか。

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2015年08月21日

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タイトルの「的」の字で、もっと軽い本かと甘く見た(^^;
実は、とっても深い事を、ちゃ~んと伝えて下さる。
読み終えた今は禅僧の書く「○」も、なんだか深いところで凄く理解してしまった気分。
きっと今、私の脳を調べたら脳波はα波からθ波に変わって「禅定」の状態に近いんじゃないかしらん。
ちょっと手元に置きたい1冊かも。

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2013年01月10日

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禅宗のことを書いているので基本的に宗教のことではあるが押しつけがましく実によかった。文章もかなり上手やし。

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2012年09月08日

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禅の世界を日常生活に活かすということで、
非常にわかり易かったです!!

そして、あたらめて、物事をどう捉えるか、ということを考えました☆

日日是好日。

今日も新しい一日を過ごせることを幸せに想いますヽ(^。^)ノ

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2012年06月16日

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「うすらぼんやり」はいい表現だ。物事を頭でこねくり回すのはよくない。意識を拡散させ、ゆったりしているとうまく周囲とかみ合うようだ。何か目に見えない全体的な組織力を信じたい。
座禅はいいと思う。日常も気持が安定し、動揺しない。人生の荷物は少ない方がいい。お坊さんのように欲や見栄を捨て、シンプルに生きたいね。

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2011年10月08日

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ネタバレ

若干理解が誤っているかもしれないが、
・本来の自分は動物的なもの。
→p.64 本来の自己は傷つきもしないし汚れもしない。しかし作り物の自己は作り物であるが故に傷つき汚れやすい。迷いも、この作り物の自己に特徴的な現象なのだと思う。…禅が否定するのは学習や経験によって形作られた価値判断やスキキライによって、今の出逢いに余計なものが介在することだ。「先入観」なく、出逢えというのである。

煩悩とは…p.119
1.全体視機能(いっしょくたに見ちゃう)
2.還元視機能(細部ばかり気にする)
3.抽象機能(概念に溺れて具体を見ない)
4.定量機能(数えたり計ったりして、もっと欲しがる)
5.因果特定機能(ついご褒美を期待しちゃう)
6.二項対立機能(つい比べちゃう)

風吹けども動ぜず

p.130
日日是好日

晴れの日だけでなく、雨の日でも風の日でも曇りの日でも、独立した瞬間と新鮮な出会いをする。一瞬一瞬が新しく、ありがたい。

禅とは、無理をせず、自分を、自分の感情の変化をも含め突き放して考えることなのかな、と思った。
自己の充足、というか受容の上に、利他や慈悲がある…のかな?
全ては自己の中にある、とはそういうことかしら。

禅は究極の個人主義というくだりもあったような気がする。
自分には合うと思う。

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2018年12月15日

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禅語のシャワーを浴びつつ、身近な物事への禅的見方を学びとれる。個人的にこの世界に対する態度は共感できる

著者はなかなかの博学で、宗教的覚醒状態への神経学的アプローチの話や西洋哲学とのカラミ等面白い話題も多々あった

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2017年05月02日

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やわらかいジョーク交じりの語り口で書かれているが、こちら側の禅及びその周辺に対する少ない基本知識では理解不能。しかし理解できた部分もあり、そこからもっと禅を知りたいと思った。

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2014年08月07日

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ネタバレ

思考をコントロール出来ず、頭の中が熱くなり、イライラしてしまう状況というのは誰にでもあるだろうが、かくいう自分もそんな状況に度々悩まされている。

この本で紹介されている「禅」は、そういった「迷いの思考」に対する解決策だ。まずは、意識的に心と体をニュートラルな状態に近づけ、あらゆる妄想を排除していくところから始まる。

哲学や脳科学からのアプローチを交えて禅を解説していて分かりやすい。また、時に笑いを織り交ぜた面白味のある文体には好感が持てる。

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2012年10月04日

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ネタバレ

(読み終わってませんので記載中)

払ってもいい金額:1200円

基本的にわかりにくく読み進めにくい本なのですが、
仏教だか禅だかの予備知識があると読み進めやすいかも。

アクビのやり方(P14)
1ハナゲ(P32)

とかわかりやすい部分もある。

「7つの習慣」同様、原則に基づいたことが書かれていて
何度も読み返すだけの価値はある、ように思える。

(2020/04 やっと読み終わった)
後半は宗教色が強くなってきた印象で☆一つ減らしました。
払ってもいい金額:800円

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2020年04月28日

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この本で禅が解るほど浅い世界ではないが、禅の世界を垣間見られる。
一つ一つの事象は独立していると考え、その事象を楽しみ、佳いと感じる「因果に落ちず今を楽しむ」と云う教えが心に残った。
・残念な事象の連続でも将来まで悲観しない。
・今の行為の果報を期待しない。
・因(原因)でもあり、同時に果(結果)でもある瞬間としての今を味わいつくす。
実践はなかなか難しいが…。

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2012年08月16日

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一般の人の視点にたった言葉遣いで書かれているからか、禅に関する他の書籍と比べて分かりやすく、あっという間に読み終えた。おかげで、もう少し禅について学んでみようと思った。

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2012年08月01日

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 『現実を方便とみる』、『人生という役者を演じる』、いくらでも言い方はあるかもしれませんが、禅的悟りの視点から、自分の住む現実社会をリンクさせると、ゆらぎを楽しむ境地「風流」に達することができるというのが、禅を知らない自分にとっては、実に面白い。別名、「知足」。「鹿威しの後の静けさ」で喩えたのには、思わず拍手してしまいました。西洋的二元論で突き進む戦士の方々に、ぜひ読んでほしいですね。

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2012年06月24日

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禅とはどいうものかを知るには良い一冊。
「日日是好日」
「無住を以って本となす」
「知足を知って不足を楽しみ、覚悟を決めてゆらぎをたのしむ」=風流
などが、心に響いた一冊。

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2013年08月04日

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[ 内容 ]
生きにくい世の中である。
不況、雇用不安などの外圧もさることながら、個人の内部に深く根差した、生きるための目標、足場の固め方までもが見えにくくなっている。
だけど、しょせん人はこの身と心で生きてゆくしかない。
それならいっそ、ものの見方をがらりと変えて、もっと楽に生きるための思考法を身につけてしまおう。
作家にして禅僧である著者が、禅語をもとにその世界観をひもときながら、「今」「ここ」を充実させるための様々な智慧を、坐禅なしに伝授してしまおうという画期的にしてフラチな人生指南&禅入門の一冊。

[ 目次 ]
1 なぜ「迷い」が生じるのか(決めつけてはいけない―無可無不可 好き嫌いという関所―一切唯心造 ほか)
2 悟った人にはどう見えるのか(ありのままの世界―柳緑花紅真面目 濯ぎが大事―一物不将来)
3 日常をどう生きるか(因果をどう受けとめるか―日日是好日 役割を生きる―随所作主立処皆真 ほか)
4 あらためて、「私」とは何者なのか(生活習慣が自己を形づくる―知足)
5 風流に生きる(まず「志」を立てる―安心立命 「ゆらぎ」を楽しむ―不風流処也風流)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2014年10月27日

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禅の考えをわかりやすく紐解き、それを実生活に反映させるとはどういうことかをフランクな文体で説いていた。
実際に読んでいくなかで得た考え方を実生活に活かしてみると心が少し楽になるところもあった。ちょうど今が辛い時期だっただけに、日々の生活を気楽にすることができた。

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2023年02月02日

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ネタバレ

世界を変えたくば、心に、心を許すな。世界は所詮お前の心を通して作られる。何者にも囚われない心で世界を見れば、良いも悪いもなく、全てを瑞々しく感じることができる。現実生活に、禅的な視点を差し込むことでもっと世界は生きやすくなる。

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2022年04月16日

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一部難しくてわからないところもありました。
苦痛や煩わしいことを「風流」と捉えるというのがいい考え方だと思います。
どんな状況に置かれようとも自分が望んでそうなったのだと捉えるというのも大事ですね。人のせいばかりにしている人はいつも愚痴ってばかりでつまらない人生だと思います。

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2019年12月26日

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「不立文字」「教外別伝」といわれる禅ですが、これまで禅僧たちはかぞえきれないほど多くのことばをのこしています。本書は、これらのことばを題材に、禅と人生についての考えをつづったエッセイです。

「悟り」の心理状態に脳科学的アプローチでせまる研究などにも言及しているのが特徴的といえるでしょうか。脳科学で明らかになるのは、しょせん脳のなかの出来事にすぎないのではないかという気もしますが、脳科学万能主義の時代にあっては、それらの成果をある意味で無節操に利用するのも「方便」ということなのかもしれません。

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2022年10月18日

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脳科学、心理学、哲学、更にはネコ・イヌであるタマやナムも引き合いに出し、様々な禅語を交えながら日常生活の悩みや迷いを減らしていこう、という内容。いささか話題が広範になりすぎ、論旨があいまいになりがちな印象を持たなくもないが、要は目の前の現状ひとつひとつを肯定的に捉え、可もなく不可もなく知足して生活しましょう、ということか。

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2019年04月24日

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新書だから簡単に読めるかと思いきや、なかなかの手強さ。全部は理解できていないかもしれないけれど、一切唯心造、日日是好日、知足、など、いくつも心に残る言葉が出てきた。
仏教に関して抱いていた疑問もいくつか解決した。解決というか、その疑問は正しいと言ってもらえた感じ。
多分、この本は一度わからないなりに通して読んで、その後、時々本棚から引っ張り出して、気になった箇所を読み返すのがいいのかな。

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2018年05月31日

Posted by ブクログ

・瞬間瞬間で生きる。未来や過去のことを考えて、今を生きていないと反省。
・生活習慣から自己は作られる。
・志の立て方は重要。あまり締めつけがきついと自分で自分を無意味に苦しめることになる。方便と理解したうえで立てる。人の気持ちは変わるし言葉はいつだって行きすぎてしまう。方便であることを忘れ、過剰な表現をすると自分を苦しめる。

禅的な志
「風吹けども動ぜず天辺の月、雪圧せども摧け難し礀底の松」
八風という揺らぎやすいアプローチにも動ぜず、外的な困難としての雪にも屈せずに、自分の仕事に主人公として自信をもってあたる。しかも地域に根をおろしてそこから深く滋養をいただきながら松のように淡々と生きる。

・不慣れなことを楽しみ、覚悟を決めて揺らぎを楽しむ。(ゆらがない「志」と、腰のすわった生活・仕事。しかも名利にも八風にも揺れない習慣的自己があってこそのゆらぎのこと)
→あらゆる出会いがゆらぎ、つまり風流である。

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2017年11月09日

Posted by ブクログ

禅語が頭に入りにくく読み進めることが難しい。書かれていることは理解できる、納得する部分は多い。例えば、時間や因果は後から読み込まれているにすぎない(昨日と今日、今日と明日に関係はないこと)こと、知足に関する記述(今!、これ!)はまったく正しいと思う。

われわれは自分と他人を、現状と可能性を比較してしまう。じぶんがあの人のようであったなら、こんなではなくあんなであったなら・・・いろんな可能性に思いを巡らしては苦しくなってしまうけど、可能的にありえたことは既にこうであるという現実には決してかなわない。この”決してさ”、可能性と現実性の溝はとても深い。普段はなかなか気がつくことができないけれど、現実であるということはとても重く、禅はその重さを正確に受け止める技法、そんな気がした。

しかし、こういった話を理解するには禅でなくともよいのかと。西洋哲学はロゴスから攻めていくことで遠回りになったというような記述があったけれど、ロゴスは自分で読んで考えていくことで遠回りであろうが追いつける気がする。この本の内容もこの本で理解したというより、既に理解していたことを再確認したような感じ。この本によって体でわかるところまでは持っていけなかった。

内容には関係ないけど、カタカナの使い方があまり好きになれなかった。

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2013年11月10日

Posted by ブクログ

やばい。。半分くらいしか理解できなかった。見慣れない仏教用語に目がくらみ、思想の深さについていけなかった感じがあり。。
やはり、思想を学ぶのは時間かかるなぁ。

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2013年08月26日

Posted by ブクログ

やさしく書いてあるのでしょうが、古い書物からの引用があるので、さらっとは読めなかった。理解できずにそのまま進んでしまうところもあった。

何冊か同じ系統の本をまとめ読みして、一気に理解する必要がありそうです。

ライトな感じで読みたかったのですが。ある程度の予備知識があるといけるんでしょうね。

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2012年12月17日

Posted by ブクログ

生活の中で実践できる禅について分かりやすく書かれている。様々な言葉が散りばめられているが、特に「風流」という言葉が気に入った。喜怒哀楽、日々、様々なことが起こり、心はゆらぐ。今ある自分を肯定しつつ、その小さな「ゆらぎ」を楽しみながら、風流に生きる。こんな生き方をしてみたい。

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2012年11月17日

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禅の世界に浸れる本です。先日、読んだイスラム教やキリスト教などの一神教と違って禅の世界というのは自己を磨く(悟る)ということで、人間の主体性を重視する日本人には受けそうな考えだと思います。雑念や欲望に捕らわれない生き方を説いています。
しかし、そのような雑念との向き合い方なんかは独特のユニークな解釈が禅の世界にはあるようです。
自由というのは禅では自己に由来するということであり、方便というのは到達する(極める)という意味合いであったりと、この辺の言葉の捉え方も面白いですね。
但し、あまりに自己を極めることに固執しすぎて、まわりが見えない状況を戒める話として風流という、ゆらぎという考え方も深いです。
足るを知りながら、己を磨き、風流を楽しむ生き方も一興だと思います。

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2012年07月08日

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難しくて良く解りませんでしたが、日日是良日という心構えと、『風流』の姿勢は肝に銘じておきたいと思います。 さっそく虫歯治療で『風流』を楽しんでいたところ、歯科医曰く、「あれ、神経がなくなっていて痛くないのかな?」だって。 お悟りもそうは遠くないかも。

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2012年07月04日

Posted by ブクログ

禅の思想や悟り、禅的な生活について(比較的わかりやすく)書かれた本だと思う。よくわからないところもあったが、なるほどそういう考え方もあるかと思う部分もあり、自分が理解できた部分だけあるいは自分が良いと思ったところだけ取り入れるというのもありのような気がする。

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2012年06月21日

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