渡部典子のレビュー一覧

  • トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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    企業活動の目的が社会貢献で、そのための活動も寄付もし、社員のためにも良好な環境を整える。
    なんだか利益最優先の日本企業とは格が違うなぁと思いました。(いや、日本にもあるが私が知らないだけなのか?)

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    2021年07月16日
  • トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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    ■trailblazeとは〔未開の森林の中を進むときに樹皮に〕道しるべとなる印を付ける、という意味。trailblazerは木に道しるべの印を付ける人、つまり「開拓者」とか「先駆者」という意味である。
    ■著者マーク・ベニオフ氏はセールスフォース・ドットコムの会長兼CEO。
    ■セールスフォース・ドットコムは、米国カリフォルニア州に本社を置く、顧客関係管理ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業。
    ■株主のために利益優先の経営をする米国企業が多い中、ベニオフ氏は珍しく株主や従業員、顧客などを含めたステークホルダーという広い概念で関係者を捉える経営者。「ステークホルダ

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    2021年06月20日
  • トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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    読みやすい日本語訳。
    セールスフォースが掲げるバリューの解説本。
    ビジョナリーな会社だなと、世界のトップ企業はCSRとかにこだわるんだな、とか思いながら、一方日本企業は影響力の問題もあると思うが、これだけ本気でCSR考えているところはないな。

    ダイバーシティ、インクルージョンの取り組みを見てても、日本はもはや後進国。

    タイトルの10の思考みたいなのはただの釣り。

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    2021年06月17日
  • トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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    セールスフォースがサンフランシスコの法人税を上げるために活動していた等。

    ●感想
     セールスフォースの創業者による、ここ最近のハイライト集。ビジネスケースというよりは、社会とどう関わっていくか、という観点の話が中心。ホームレス支援や、環境問題への取り組み、バリューを浸透させることなどを語っていく。
     力強い本の構造やメッセージ性というよりも、筆者が関心のある「開拓者精神」と引っ掛けて、ここ最近のセールスフォースの出来事を振り返っていく様子。何かこれ!という学びを抽出する、というよりは、物語として頭に入れておくのが良さそうな本。

    ●本書を読みながら気になった記述・コト
    ・セールスフォースの創

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    2021年01月01日
  • トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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    1.この本を一言で表すと?
    著者が社会貢献の考え方をまとめた本。
    2.よかった点を 3~5 つ
    ・サンフランシスコのベニオフ家(p11)
    →著者の父と祖父の姿からコアバリューが生まれたのは、子供時代の経験が社会に出てから大きく影響するというこ
    とがわかった。
    ・バリューが衝突するとき(p296)
    →利害が複雑にからみあっている時 1 つの方法ですべて解決するものなど存在しないと思う。その辺の苦悩がよく描
    かれていたと思う。
    ・企業文化は戦略に勝る(p188)
    →著者の経験上では企業文化はすべてに勝るそうだが、ドラッカーの考えと共通しているところが面白いと感じた。
    ・セールスフォースでは、入社初

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    2020年12月16日
  • NOKIA 復活の軌跡

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    ほぼ星4つです。基本的には面白いと思います。ノキアそのもののビジネスにそれほど愛着がない人にとってはちゃっと細かいネタが辛いかもしれません。

    前半は(少し前の日本企業にもありそうな)いかにも官僚的な雰囲気とどう対峙したかが語られている(この時点ではあまり多くのことはできていない)。

    後半はノキアが関係したM&Aの内幕とリーダーシップや経営に関する思想に関するものです。そこまで珍しい内容ではなかったですが、パラノイア楽天主義、起業家的リーダーシップ、シナリオプランニングなど、事実経験に即した内容は説得力ありました。

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    2020年07月04日
  • リバース・イノベーション

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    新興国用に作られたローテクの製品が、世界を席巻するという話。
    状況を紹介し、どうやったら、うまくいくのか戦略を語る。

    なかなか読み進めない。59ページで中断・返却(7月5日)
    (9月9日)やっと読み終わった。
    後半3分の2は、リバース・イノベーションの成功例の紹介
    従来の技術を担当する事業部ではなく、本社CEO直轄の新規事業部が担当して、前者の持っている既存技術を自由に使えるようにしないとうまく行かない、ということが強調されている。

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    2019年05月21日
  • リバース・イノベーション

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    1.この本をひと言でまとめると
     これからのグローバル競争の鍵

    2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
    ・10ドル費やせる人が1人いるのと、1ドルを費やせる人が10人いるのとでは、ウォンツやニーズはまったく異なる。だからこそ、富裕国の製品やサービスが貧困国でも大きな効果を出せるなどと期待するのは、非現実的なのだ。(p22)
    →逆パターンはこれからもっと成功の可能性が高まると思う。

    ・途上国の人々はむしろ、超割安なのにそこそこ良い性能を持つ画期的な新技術を待ち望んでいる。つまり、わずか15%の価格で、50%のソリューションを望んでいるのである。(p25)
    →根本的な思想の転

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    2018年12月30日
  • リバース・イノベーション

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    イノベーションは、先進国から始まり、世界に広がる。ところが、その逆のパターンが発生している。これが、リバース・イノベーション。これに気をつけないと、先進国の我々は、後進国に負けることになる。というか、すでにそうなっている気がする。

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    2018年10月23日
  • プラットフォーム・レボリューション PLATFORM REVOLUTION―――未知の巨大なライバルとの競争に勝つために

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    プラットフォーム革命」「最新プラットフォーム戦略 マッチメイカー」に続いてのプラットフォーム本。今年はプラットフォームに関する翻訳がなかなかに豊作のようで。しかし、同じ年に「プラットフォーム革命」と「プラットフォーム・レボリューション」が出るのはさすがに紛らわしい。

    「プラットフォーム革命」がプラットフォーム≒マルチサイド・プラートフォームとして範囲を狭めに議論を進めたのに対して、こちらはもう少し定義を広く取った印象。その分広範な議論ができている面もあるが、ちょっと焦点がボケてしまった感じがしないでもない。
    この点、プラットフォームの定義という意味では、監訳者が独自に定義した「交流型」「交換

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    2018年10月21日
  • 戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法

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    ネタバレ

    ケース
    時間をかせぐ
    問題の理解を明確にする
    仮説を述べる
    構造化したイシューツリーを面接官に示す
    枝を順番に分析する
    定性的な枝を下位仮説に言い換える
    データを要求して各枝をドリルダウンする
    →数値は過去データか競合データと比較する
    論理的に行き詰まる(問題の原因でないので削除)か、仮説の修正が必要になったら次の枝に移る
    結論
    行動提案の伴う結論、論理的に関連する三つのデータ、結論の再提示と「もっと時間があれば」何をするか

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    2018年01月13日
  • 101デザインメソッド ― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」

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    何らか「アイデア出し」をする必要がある仕事をしている人には有益な「テクニック集」ではある。ただ、こういった「手法」から外れた部分でこそイノベーションは生まれると思う。結局テクニックなんて後づけでしょ。成功した人がやっていたことをまとめただけ。それいったらビジネス書すべてだけど。

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    2017年07月06日
  • リバース・イノベーション

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    イノベーションは先進国で生み出され、それが途上国にも普及するのはもはや過去の考え方。今や途上国が大きなマーケットになっているため、途上国に合わせた製品開発が必要。そしてその製品は先進国の今まで気づかなかったところで広がっていく。この点に視点をおいた著者の分析は見事だが、後半に同じような実例が続くのは読んでいて少々疲れる。

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    2015年11月10日
  • リバース・イノベーション

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    よくあるグローバル展開、新興国でのビジネスの成功についてだけではなく、そこで成功したビジネスモデルは既存エリアすらも変えていくイノベーションになる事を説いた本。
    その難しさや対抗策を実例を交えて解説しているので、教科書的に持っていてもよい本だと思う。

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    2015年03月11日
  • リバース・イノベーション

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    ネタバレ

    人間の脳は見たいものしか見ない。
    ことを成し遂げるには、抵抗勢力に屈しない熱量が必要である。

    本書の要諦は、この二つだと考える。

    グローカリゼーションにより成功を収めた大企業、その幹部、技術担当者など、それぞれの立場で過去の成功体験にひきずられて現実を見てしまう。
    虚心坦懐に、今起こっていることを直視する。その後のアクションを決定する重要な要素だけに、ここに色眼鏡を持ち込んではいけない。そのためには、数字などできる限り客観的に見ることができる事実を丁寧に集めることが肝要。

    私は、今、新製品を開発する部署には属していない。本書で紹介されているような事例に遭遇する可能性は非常に低い。
    それで

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    2014年11月14日
  • リバース・イノベーション

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    感想:ちきりんブログで紹介されていて読むことに。
    先進国から新興国という通常の流れとは逆方向のイノベーションである、通称、「リバース・イノベーション」について書かれた本。
    これからの世界の中心は紛れもなく先進国から新興国へと移っていくことから、イノベーションが逆流していくことは極めて筋が通っている。
    最も印象的だったのは、「リバース・イノベーションは発明ではなく忘れることから始まる」というパート。
    火星に降り立ったと考えるべきと書いてあったが、それくらい全く別物と考えた方がいいということだろう。
    多国籍企業は過去の成功体験を忘れられなからなかなか新興国しんしゅつがうまくいかないのも納得。

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    2014年09月22日
  • ネット・プロモーター経営―顧客ロイヤルティ指標 NPS で「利益ある成長」を実現する

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    自社に対する顧客や従業員のロイヤリティを測定るするNPSという指標について提唱されているg本。事例も載っていて理解しやすい。万能ではないけれど曖昧なCSRという概念にこうした指標を取り入れるのは面白い

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    2014年09月03日
  • リバース・イノベーション

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    一言で言えば、GEでポータブル超音波診断装置を作った話。同じことが繰り返し語られている。もっと薄く安くできるはず。表題のことよりも、社内での新規事業の立ち上げ方、という一般論、およびそれの事例集として読める。実際に、自分が新興国(タイとか)に行って仕事をするか、(衰退する)国内で生き延びれる仕事をするか。

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    2014年08月02日
  • リバース・イノベーション

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    途上国で最初に採用されたイノベーション。新興国市場は大幅に異なる世界であり、既存製品のカスタマイズは通用しない。

    強みが弱みになり、弱みが強みになる。

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    2014年11月01日
  • リバース・イノベーション

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    ネタバレ

    イノベーションは先進国から発生するのではなく、
    成長著しい新興国で発生するもの。

    リバース = 新興国から発信し、先進国で拡がる。

    実際にアメリカの企業が行ったリバースイノベーションの事例を紹介。

    新興国では
    ・先進国が成長する時にはなかった技術を享受できる。
    ・既得権益を含めインフラが未整備な分、イノベーションを
    導入しやすい。

    新興国と先進国ではニーズが違う、「機能を落として価格を下げれば良い」という事もあるが、それだけでは無い。

    ・先進国で売れた物を新興国向けにカスタマイズする(グローカリゼーション)だけではダメで、現地調査をもとに白紙から商品設計を行う。
    ・現地のチームには、

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    2018年08月05日