よしながふみのレビュー一覧
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年齢とともに、少しずつ自分自身も周りも変わっていくのがちょっと切ないっすね。
ってことで、シロさんの事務所は所長が代替わりしつつあるし、ケンジのお店もちょっと変わりそうだし、シロさんの同級生のお葬式があったり、自分は変わってないと思っていても、周囲は確実に変わっていく。
まぁどうしようもないことなんだけど、それすらもきちんと受け止めているシロさんは素敵だ。
で、相変わらず美味そうなレシピてんこもりですが、ちょっとしたことで、お祝いメニューにするところは上手いなと思います。
と、新しい事務員さんの、野菜嫌いだったけど旦那が作る料理で野菜って美味しいと思った、ってところ -
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ネタバレやっとこさ読み終りました。13巻です。
今回ぐっと来たのが、シロさんが売春で逮捕された女性と話し合うシーンです。(シロさんは弁護士です)
「どうせ、家に帰れば可愛い妻と子供が待っているんでしょ。そういう人には分かんないよ!頼れる人なんてあたしには全然いないんだって!」
と言われて
「俺には妻も子供もいないよ」
と返すのです。ゲイであるシロさんには妻も子供もいません。世間一般的な幸せというものとは遠い所にいます。それを知った女性が心を開いたように読めました。女性もシロさんも世間一般の幸せスタイルではないと言う事で通じ合った瞬間でした。
しかし、完全シリアスではない漫画なので、ラストにはちゃんと -
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13巻目にもなると、本当にこのままずっといつまでも続けてほしいと切望です。おじいちゃんになった二人も見届けたい…
今回はおいしそうな数々の料理と共に、二人がアラフィフであるという事実が全面に押し出された話で、読み終わって振り返ると、深かったな~とつくづく考えさせられました。
最初の当番弁護士の話では、シロさんキレーな奥さんも子供もいないけど…って言いながらも、ケンジと一緒にご飯を食べてとても幸せそうでした。いろんな家族のかたちがあっていいと思うし、それで幸せなことが一番ですよね~
そして、ケンジが寝込んだ時のみそ雑炊。身体が弱ってる時につくってもらったご飯は絶対うれしいです。シロさんの愛情は -
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篤姫がやってきた!!
これがいい男なのだ。
なんか、軽そうなんだけどしっかり気配りできて、心が広い。
でもって、家定も周りも、心ひらかせていく。
健康は精神っていうのは、とことん強いよな。
薩摩という、辺境にあったからこそ、篤はまっすぐに育ち、人間に大事なことの本質をとらえている。
食事と運動で、家定の体を健康にしていくあたりで、胸が熱くなったよ。
うん。
人間、健全な肉体にこそ健全な魂がやどるもんだ。
とはいえ、時代は幕末で、二人の関係が平和である故に、時代の荒波が地響きのように伝わってきてつらい。
…帯に、徳川歴代将軍と老中がセットで覚 -
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男女逆転大奥史上、最高のラブラブっぷりの家定と篤姫。愛情を交わしたカップルは多いけど、幸福度は最大ではないでしょうか。プライベートでは蜜月が続く二人ですが、歴史の流れは個人の幸せを歯牙にもかけず勢いを増していきます。
最大の腹心の阿部正弘の死。これにより、将軍継嗣問題・外交問題を抱えた幕府内の政争が激しさを増します。後の幕末の動乱へ続く原因の一つに、この政争があったわけですか。しかし、関ケ原以来の緊張関係という幕府と外様大名の関係性。それを200年以上保ち続けられる執念。恐ろしい。島津斉彬が篤姫を大奥へと送り込んだ理由。徳川慶喜を推す理由も、そこにあるんじゃなかろうか。先の先を見据えての布石 -
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とても参考になります
マツコの部屋で紹介されているのを見て購入したのですが、本当に料理の勉強になる漫画です。その料理も変に気取った料理ではなくて、身体に良さそうな優しいお味のものばかり。早速真似していくつか作ってみました。
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素敵です。
「ソルフェージュ」は、久我山先生と田中君のお話ですが、他の登場人物のお話も読みたくなります。人物描写があたたかくて丁寧だと思いました。
初版が20年以上前とは!!驚きです! -
購入済み
ただただ美味しそう
どれもこれも美味しそうなものばかり!!
幸せな気分に浸れますね。
大きな変化はそれほどないかと思いますが、その後の皆さんの動向も気になります。