よしながふみのレビュー一覧
-
購入済み
よかったで済まされない
最後の方は滲んじゃって、読むのに時間がかかっちゃった
要するに泣けますね!大人に読んでほしい。
意地を張ったり、捉え方が違ったりで、まったく違う方向に行ったり、取り返しがつかなかったり、上手くいかなかった事も沢山あった。
でも変わらない事もあるし、もう一度やり直すこともできる。登場人物の話ではなくて、なんだか自分自身励まされてしまった。
漫画を読んで、目的とはまた違う感情に出会えた。素晴らしいですね。 -
Posted by ブクログ
毎巻ほんとーに楽しみにしているこのシリーズのすごいところは、絶妙なリアリティだと思う。
一般ピーポーが生活していく中でドラマティックな恋愛やら異世界でのドキドキ冒険やらが起こることはほぼなくて、ただそんな中でも日常に立つすこしのさざ波が影響し合って毎日を積み重ねている。例えば職場の事務の女性が新しく増えるとか、親が墓を買うとか、職場のボスが離婚するとか。ひとつひとつとりあげてみると「それが何?」ってことばかりなんだけど、こういうことがちょっとずつ影響するのが私たちが暮らす日常だと思う。
で、そんなことを漫画にしてもフツーに考えれば面白くない、はずなのにこのシリーズはまったくダレることなくわくわ -
Posted by ブクログ
14巻目ともなると、もはや知り合いのおうちの献立を覗き見してる感覚~!
相変わらず作ってみたいなと思わせるメニューの数々は料理する意欲をそそるし、二人の愛ある日常に和みます。
今回も興味津々になるリアルな話がぎゅぎゅっと詰め込まれていて、目からウロコでした。
どうしてランドセル商戦が夏休みピークになってるのか…?って、そういうことだったんですね。シロさんじゃないけど、勉強になりました。
美容院の雑誌の記事で、娘夫婦(婿)に気遣うようになってしまうとかww食費浮くからっていうのもあるあるで、めちゃリアル。
初詣には行きたいくせに誕生日は嫌がるケンジが、念願かなって深夜の初詣できたのも嬉しそう -
Posted by ブクログ
ネタバレブログを書いてる最中に、大奥の15巻が2017年末に発売されてたことを知り急いで買ってきましたとも!!
15巻は税込745円。マンガ一冊の値段としては高い。
けど、装丁がとてもきれいだし、内容も248ページ! 多いだけじゃなくて濃い。読み終わってみれば高いなんて言えなくなる一冊。
以下、ストーリーの重大なネタバレは避けますが、感想を書くにあたって多少のネタバレがあります。
↓
↓
↓
↓
↓
この本は十四巻に続いて、徳川十三代将軍家定と胤篤(篤姫)がメイン。
篤姫と言えば、フジテレビのドラマでも思い入れが深いし、大河ドラマでもあったからよく知ってる。それをこの大奥がどうもってく -
Posted by ブクログ
家定と胤篤に号泣。
も、どうして運命はこんなに残酷なの。
と、本気で怒った。
でも、散々苦渋をなめてきた彼女が、最後は安らげる心から愛する人と一緒にいられてよかったなと思う。
それは、彼女がどんな時でも、彼女なりに懸命に生きてきた証なのだろう。
うん、人は人を裏切るけれど、自分自身を裏切ることは決してない。すべては、自分自身にもどってくるのだろう。
そして家茂がたつ。
家定と胤篤の二人を見て、自分もそういう夫婦になりたいという家茂。
二人の子供は生まれることはなかったけれど、二人が見せた光が家茂を導こうとしている姿に落涙。
が、それがまた新た -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙の二人だけの時間を確かめ合う家定と篤姫が微笑ましくも悲しい。背景が黒だし。
日米通商修好条約。安政の大獄。桜田門外の変。
そして和宮降嫁。
和宮替え玉は「和宮様御留」で読んでいたけれど、男女逆転大奥でも来るとは思わなかった。しかも、性別がねぇ。
いや、和宮が女性というのは当たり前のことでびっくりすることではないのだけど、男女逆転大奥でのそれだとまた違った話になります。設定を最大限に活かしてきた。
明らかに悪どいしな、彼女。
この衝撃のせいで、家定と篤姫の離別の悲しさ、そこに関連する政局での陰謀が薄まる薄まる。
激動の幕末は続きます。 -
購入済み
深い
たんたんと話が進むが、いちいち考えさせられるマンガだと思う。
この作者の「今日はなに食べた?」のBL以外は全て読んだが全て深い。
西洋骨董洋菓子店も一巻だけじゃなく、早く全巻発売してほしいです。