よしながふみのレビュー一覧
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嫁いできた和宮は女性だった。
って、15巻の最後といい16巻の表紙といいどんだけやなヤツなの、って思っていたら…。
<女>であることの重さよ。
男性が極端に少なくなって、女性中心に回っていた社会。そのバランスが崩れたとたん、利用される性になってしまう。つか、人が人を利用しようとする心根が、そもそも間違っているのだ。それが打破される次元には、まだまだいけそうにない。
家茂ちゃんが可愛い。
可愛いくて聡明で素直。周りにいい影響を与える光のような人。で、その光によって和宮もゆっくり変わっていく。
とはいえ、幕末なので…。
二人がひっそりと小さな光を守ろうとしている姿が、完全に -
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相変わらず、しっかり作ってしっかり食べて、堅実に生きてます。
食べることって、生きることなんだよね、ってしみじみと思う。
とはいえ、それぞれの色々な問題。
志乃さんの旦那の妊活の話は、切なかった。
女性がそういうプレッシャーを受けるのはよく見かける話だけど、男性側っていうのは珍しい。というか、多分男性はそんな風にプレッシャーを受けていても、それをプレッシャーなんですと言い出すことができないでいるのだろうな。昔の価値観から脱却するにはまだ時間がかかるのだろうか。
でもって、このシリーズにでてくる女性は恰好いいのだ。
その筆頭の志乃さん。
旦那に対しての言葉がいい。
タブチく -
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ネタバレ人の行いが歴史を紡ぐ。
血が臭う桜田門外の変に至る安政の大獄前に語られる、
あの有功の流水紋のモチーフが使われる、
あの人たちのエピソードがたまらなく愛しい。
大奥の、正の遺産と負の遺産。
かつて間部が決めたことが、今回の悲劇を、よりなんとも言えなさに導く。
毒殺の伝統?もまた、大奥の空気を淀ませていく。
それでも、幕末日本がガチヤバくなっての、春日局がしようとしたことへの、評価。
それは、いままでこの物語を読んできてほんとうに良かった、と思わされたことのひとつだった。
ところで薩摩密偵中澤さん、前巻は「なんだかな」な人でしかなかったけど今はすんごく味わい深い。
んで、大獄と変終了して後の -
購入済み
よかったで済まされない
最後の方は滲んじゃって、読むのに時間がかかっちゃった
要するに泣けますね!大人に読んでほしい。
意地を張ったり、捉え方が違ったりで、まったく違う方向に行ったり、取り返しがつかなかったり、上手くいかなかった事も沢山あった。
でも変わらない事もあるし、もう一度やり直すこともできる。登場人物の話ではなくて、なんだか自分自身励まされてしまった。
漫画を読んで、目的とはまた違う感情に出会えた。素晴らしいですね。 -
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毎巻ほんとーに楽しみにしているこのシリーズのすごいところは、絶妙なリアリティだと思う。
一般ピーポーが生活していく中でドラマティックな恋愛やら異世界でのドキドキ冒険やらが起こることはほぼなくて、ただそんな中でも日常に立つすこしのさざ波が影響し合って毎日を積み重ねている。例えば職場の事務の女性が新しく増えるとか、親が墓を買うとか、職場のボスが離婚するとか。ひとつひとつとりあげてみると「それが何?」ってことばかりなんだけど、こういうことがちょっとずつ影響するのが私たちが暮らす日常だと思う。
で、そんなことを漫画にしてもフツーに考えれば面白くない、はずなのにこのシリーズはまったくダレることなくわくわ -
Posted by ブクログ
14巻目ともなると、もはや知り合いのおうちの献立を覗き見してる感覚~!
相変わらず作ってみたいなと思わせるメニューの数々は料理する意欲をそそるし、二人の愛ある日常に和みます。
今回も興味津々になるリアルな話がぎゅぎゅっと詰め込まれていて、目からウロコでした。
どうしてランドセル商戦が夏休みピークになってるのか…?って、そういうことだったんですね。シロさんじゃないけど、勉強になりました。
美容院の雑誌の記事で、娘夫婦(婿)に気遣うようになってしまうとかww食費浮くからっていうのもあるあるで、めちゃリアル。
初詣には行きたいくせに誕生日は嫌がるケンジが、念願かなって深夜の初詣できたのも嬉しそう