あらすじ
現代の日本と中世の異国。遠く離れた二つの舞台で「家族」をテーマに描いた、よしながふみの傑作短編集。待望の配信開始!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大奥のドラマ化が決まり、大奥を読み返したことでもっと面白さがわかりドラマをみて…と大奥にハマり、よしながふみさんの対談やインタビューを読んで他の作品も読みたくなり手に取りました。
どちらも人のぬくもりやヒリヒリやひんやりするものがあって面白かった。
一気に読みました
二つのストーリー、どちらも美しくて、大好きですが、後半のストーリーは本当に、壮大なのに繊細で、読んだあと心がじんわりあたたかくなりました。よしながふみ先生の素晴らしさにまた一つ出逢えてしあわせです。
深い
たんたんと話が進むが、いちいち考えさせられるマンガだと思う。
この作者の「今日はなに食べた?」のBL以外は全て読んだが全て深い。
西洋骨董洋菓子店も一巻だけじゃなく、早く全巻発売してほしいです。
Posted by ブクログ
こういう、深刻どころか命がけのラブコメも嫌いじゃない。
サラサララ~って読めるのに、中身がしんどい。
本編だけで泣けるのに、安彦良和の巻末解説が、また泣ける。
Posted by ブクログ
安彦良和が解説で、よしながふみの「描く涙は美しい。」と書いているが、よしながふみを読む方も、こらえにこらえた涙が、あるコマで堰を切ってどばーっと流れ出すのであった…。そして涙を流したあと、清々しい気持ちになる。
収録作どちらも、非常に大切なものを永遠に失った(しかも自分のせいで)という悲惨を抱えているんだけども。抱えつつも、どうにか生きて、あたたかい思いをしたりもするのであった。という話。
Posted by ブクログ
本筋とは全然関係ないけど、バレエ王子(笑)の話の中で、ローザンヌバレエコンクールの解説のおばちゃんの激辛メッタ切りコメントが笑えた。
ローザンヌバレエコンクールを見る人にしか解らないけど、本っ当~にそっくり。実際の彼女も本っ当~にあれぐらい激辛でメッタ切る。「あのおばちゃん絶対言うよね~、こういうこと」って友人と大盛り上がり(笑)。
ちなみに今は別の方が解説されてます。あぁ残念、、、
Posted by ブクログ
「こどもの体温」は始まり方が
おもしろかったのだが、尻すぼみな感じ。
「彼は〜」は苦手な時代ものなので
期待してしてなかったのだが、
展開がスムーズかつ、
内容が濃い作品だと感じました。
愛?人間?が描かれていて惹かれます。
匿名
短編集。
どれも素敵なオチにまんまと心を持っていかれた。
あまりの切なさ悲しさに読者を泣かせておいてハッピーエンドでほっとさせる。
ひどい(褒め言葉)。
Posted by ブクログ
よしながさんは、人と人のつながりを
コマの動きで魅せるのが本当にお上手だと思う。
セリフ、っていうのは所詮作られた言葉であって
現実はセリフでみんな会話をしてない。
表情や動きや、そういうものでコミュニケーションをとってる。
そのことがよく伝わってくるなあ、と思った一冊。
Posted by ブクログ
表題作の【こどもの体温】はよしながふみらしく、大きく感情をつき動かして感動!! というタイプの話では無いですが読み終わった後に心にスッと入ってくる感動があります。
設定が重苦しいのにサラっと読めてしまいます。
Posted by ブクログ
やっぱりよしながふみはいいなあ。この文庫本はコミックス2冊を合わせたものだが、時代も国も違う二つのシリーズ物を一緒に楽しめてたっぷり読みごたえがあった。設定は違っても二つのシリーズに共通しているのは、そこに流れる清澄で透明な空気だ。普通の漫画なら、さあここからドラマティックに盛り上げて、というところでさらっと視点がずらされるそのさじ加減の絶妙なこと!巻末の解説は安彦良和なのだが、そういうよしなが作品の魅力を実に見事に書いてくれていてとても良かった。非常に値打ちのある解説だと思った。私はBL趣味は全くない(と思う…)が、登場する男性達が本当に魅力的。と、最近本当にお気に入りのよしながふみさんなんだけど、大評判の「大奥」はおもしろく思えない。なんでだろ。