よしながふみのレビュー一覧
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購入済み
ケンジの訪問カットの話しが、良かった。うちも母が外出できなくなった時に、美容院行けなくて困ったので。ケンジのように優しい美容師さんが近所にいたら良かったのになぁ〜。
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Posted by ブクログ
三代将軍家光の時代に話は遡る。この頃から赤面疱瘡が蔓延し始める。そして、家光も罹病して死去したことから物語が始まる。全てはこの家光の死去を覆い隠すことがボタンの掛け違いを生み、ものの見事な辻褄合わせによって新しい歴史が始まる。いや、新しい歴史ではなく、もしかしたらこちらの方が正しい歴史なのかもしれない。男の徳川だって世継ぎ選びは担当にとっては頭の痛い話。女の徳川だって形が変わるだけで同じ要素を抱えながら迷走するのは同じこと。変に比較するのではなく、新しい設定で人間関係が構築されていく話を楽しみたいものだ。多分、赤面疱瘡が再発しなければ、いずれ人口比は元に戻るだろう。そうすれはこの漫画は終焉を迎えるのではないかと予想する。さて、最終巻はどうなるのだろう。勿論、最終巻を見るという野暮なことはしない。
家光、万里小路有功のいずれも、外見で男と女の間を彷徨うのだが、漫画だと髪と服を単に変えるだけで良いのだが、実写(ドラマ)だと、こうはすんなり行かない場合がある。実際に家光役の堀田真由はかなり正確に漫画のイメージを再現していて、とても感心した。一方、万里小路の福士蒼汰の方は最後(漫画:p.222とドラマ:第3話の最後)が極めて残念だった。ここは万里小路が女装するシーンであるが、福士蒼汰は完全におかまバーのメイクアップを施されていた。これって、もうちょっと何とかならなかったのか。ここは完璧な女装シーンが求められるのに、これじゃあ中年オヤジの女装メークだ。かなりひいた。それと、全身の映像を出してはいかんよ。もう、男性の骨格だ。いくら着物を着てもメークしても限界がある。
さて、来週もドラマに合わせて第三巻を熟読していく予定。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒木さんたちの態度がきっぱりしていて良い。
高橋景保のキャラは予想外だったがとても良かった。
赤面疱瘡の再流行というそれ時代は良くない出来事だが
彼らを後押しすることになる流れに
運命というようなものを感じもする。
青史郎くんがとてもしっかりしていて
危険だとわかっているのに自分は孫次郎くんに付き添ってしまうところが切なく
だからこそ助かってくれて本当に良かった。
期待していた種がかさぶただったこと、
隠密の人は出来る限りしてくれたものの
内心気落ちしても仕方ないのに、冷静で労いもしてくれる黒木さんの人となりが素晴らしく
この親にしてこの子ありなのだろうと思う。
おるいさんも青くんが無事だったことがわかってすぐ
景保の家に行く所が素晴らしい。嫉妬していた相手でもあるのに。
だが残念ながら時既に遅く、非情である。
瓦版という発想が、平賀源内ならどうしたか
という考えによっていたことも泣ける。
景保を初めみなが協力的なところも感動した。
御台所の姿が気の毒でならない。
子供のように泣く御台様に、
「あんなに幸せであったのに」と謝る上様のシーンで泣いてしまった。
松方さんの気転が非情に良かったが
それで集めた男たち相手に、色に耽るのではなく
またしても命を弄ぶ治済が気持ち悪すぎるし
何故彼女の味方をする者が一人でもいるのか
という気持ちになってしまう。
上様が接種の様子を見に行って、こっそり黒木さんに謝るところや
番号札を発案するところが地頭と人の良さを感じる。
それなのにどうして母親には逆らえぬのだろう。
過去の経験で毒が入れてあるだろうことはわかっていて
御台が食べてしまうのを突き飛ばしてでも止めもせず。
いくらお飾りとは言え、将軍なのにどうしてこうも治済が好きに振る舞えるのか。
外から見ていたら目に見えて可笑しいことが
中にいると分からないものなのだろうが。
御台様もお志賀さんも賢い方たちなので芝居ではないかと期待していたので
実際そうであったことは嬉しかったが、お志賀さんまで命を落としてしまうのは辛い。
御台様がお咎めを覚悟していると告げる姿、
母を助けたいという上様の言葉に「誰かある」と声を上げる姿
とても凛々しく恰好良かった。
上様の熊痘政策が苛烈なものであったことも辛い。
人の良さが取り柄だったようなものなのに
裏切られた思いも手伝ってなのだろうが人が変わってしまった。
これも治済の残した負の遺産のひとつだろう。
邪魔な者は殺せば良いという発想を幕府に残したことも酷いことだ。
こんなことになるもっと前に、治済自体をなんとかできなかったものか。
結果御台とお志賀だけに任せることになったのも随分酷い事態だった。
景保のその後がモノローグだけで語られるコマも印象的である。
青くんが青順と名乗って医者を続けていることも、
子供の名前が源三郎なところも、続いているという感じがして先の明るさを少しでも感じられる演出が良い。 -
Posted by ブクログ
登場人物は誰も、一緒に食卓を囲む誰かを思い浮かべて料理を作る。一人で食べるときは自分にとっての一番を作って食べる。
暮らし、共に生きる人、自分を大事にしている感じ。
一つ一つの出来事を大切にして生きている人たちを温かい眼をもって描いているからこんなに感動するんだろうな。
主人公がゲイであることも、日常の当たり前を大切にしていることへの説得力につながっている。
きっとゲイとは、自分大切にしているからこそできる生き方なんだろうし、普通ではないと見られがちだからこそ、普通を大事にできるのかも。
そして、シロさんレシピで2品作りました。
ごぼうと鮭の炊き込みごはんと、ホタテと大根のなます。
なんか気持ちが和んだ。