木尾士目のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いや~、絵柄からは考えられないような重い話でした。
しかも、自分の赤子の顔だけ、なんでこんなにリアルやねんという。
しかし、この地獄の半年を過ぎれば、楽しいことばっかり……でもないかぁ。
まぁ、1人だし(実は、そうではないことに気づくお話でもありました)、真面目だから、煮詰まることもあるけど、それも含めてすごい成長。
しかし、瞬介モテモテ設定は必要だったのかとか、いろいろ思うことはあります。
人間1人を育てるんだから、これぐらいの苦労はあるんだと思います。男の視点って常に気楽だけど、母親は、本当に全力がそこに注がれる感じですからね。
これ、父親がいて、「こうあるべき」みたいなことだけ -
Posted by ブクログ
噂にも聞いてたし、自分もちらっとは読んでたんだけど、いやあ、凄かったですね。でもこんな育児漫画あってもいいんじゃないかな。
っていうのは、育児が大変、とか知識としては皆わかってるけど、経験してる人でもでない人でも(私もしたことないし)「母親」ってものにきよらかな押し付けがましいイメージついてることがあるじゃない。
作者もフィクションだから描けるものを、って言ってるけどだからこそここまでつきつめて描いてくれた。自分の子を愛せなくて苦しむ人は絶対いるし、そうじゃなくても子供に辛くあたって落ち込んでしまう人はきっといっぱいいる。そうすまいともがいてる人達に「母親なんだから」なんて簡単に言えるのか?
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Posted by ブクログ
これで終わりかいっ!!っていう終わり方だったのは非常に残念。
賛否両論なこの作品の支持側だったので、もうちょっと先まで書いて欲しかったというのが本音。
ただ、超絶バッドエンドにならなくてちょっとホッとしてるというのも正直あるかも・・・。
ぶっちゃけやりかねないし・・・・。
それでも、相変わらず胸をえぐられる描写は健在だった。
後半は大分減ってきた印象だったけど、前半はすごかった・・・。
キャラの表情のうまさもあって胸をズキズキ胃をキリキリさせられながら読ませてもらった。
やっぱり木尾先生は鬱を書かせるとうまいな・・・と改めて感じたり。
そういう意味では、最後浮上していって終わったのでまだ救わ