木尾士目のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ひとコマ辺りの情報量が多くゴチャゴチャしているが、読み味としてはすんなり読めて木尾士目の漫画上手ぶりに今更ながら感心する。
荻上の悪友が登場して修羅場になる描写は久々にドス黒い感じで良かった。
悪意によって場が瞬時に凍りつく感じや、表面上は和やかに見えるその裏で一語一語を将棋のように打ち込んでやりあういたたまれない緊張感はホラーじみていて本当に巧い。
作りとして、一代目がオタク男子文化を描いていたので自分は既知のものとして頷きながら見る姿勢だったが、それに対して二代目は腐女子文化を描いているので未知のものとして最初は首を捻るところもあったが、だんだん個々のキャラクターが見えてくると共に別の楽しさが見えてきた感がある。
続巻も楽しみ。
班目は相変わらず最高だった。 -
Posted by ブクログ
面白かった。が、これはもう前作とは全く別物な感じ。作中でも言われてたけど部員がほぼ全員女子ということもあってガールズトーク(?)全開。矢島さんの波戸君に対する女子としての葛藤はなかなか笑えた。吉武さん可愛い。てっきり荻上さんメインで話が進んで行くのかと思いきやこの巻では主に新入部員3人娘が軸になって………いや違う、完全に班目無双だった。男子の僕から見ても班目先輩おいしすぎる。前作では影の主人公って感じだったけどもう最初から最後まで班目回って感じだった。僕自身ヲタ系サークルに入っていることもあり部内カップリングとかなんか聞き覚えのある感じでニヤリ。引き続き次巻も楽しみ。
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Posted by ブクログ
いや~、絵柄からは考えられないような重い話でした。
しかも、自分の赤子の顔だけ、なんでこんなにリアルやねんという。
しかし、この地獄の半年を過ぎれば、楽しいことばっかり……でもないかぁ。
まぁ、1人だし(実は、そうではないことに気づくお話でもありました)、真面目だから、煮詰まることもあるけど、それも含めてすごい成長。
しかし、瞬介モテモテ設定は必要だったのかとか、いろいろ思うことはあります。
人間1人を育てるんだから、これぐらいの苦労はあるんだと思います。男の視点って常に気楽だけど、母親は、本当に全力がそこに注がれる感じですからね。
これ、父親がいて、「こうあるべき」みたいなことだけ言う人だと、奥さまの鬱がさらに進んで、かなりヤバイ展開になっていたと思います。 -
Posted by ブクログ
噂にも聞いてたし、自分もちらっとは読んでたんだけど、いやあ、凄かったですね。でもこんな育児漫画あってもいいんじゃないかな。
っていうのは、育児が大変、とか知識としては皆わかってるけど、経験してる人でもでない人でも(私もしたことないし)「母親」ってものにきよらかな押し付けがましいイメージついてることがあるじゃない。
作者もフィクションだから描けるものを、って言ってるけどだからこそここまでつきつめて描いてくれた。自分の子を愛せなくて苦しむ人は絶対いるし、そうじゃなくても子供に辛くあたって落ち込んでしまう人はきっといっぱいいる。そうすまいともがいてる人達に「母親なんだから」なんて簡単に言えるのか?
まあでも、この人、男の人でしょ?それでここまで描いたってことはよっぽど子育て頑張ったんだな。(断乳とか書いてるからたぶんシングルファザーってことはないだろうし…)えらいなあ。たいしたもんだ。