木尾士目のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とりあえず5巻まで。
2002年初版のこの漫画を10年越しに初めて読んだ。10年前、僕は小学生だった……、と考えると、10年前でこれは結構すごいんじゃないか。いまでも通用する気がする。けいおん!を観て軽音始めた〜、みたいに、多分これを読んで大学でオタサーに入ろうと思った人も多そう。
話も面白い。オタクの話のわりにはパロも少なくて(気づいてないだけかも)(パロが悪いとはいわないが最近のラノベとかパロ多そう)(あくまでイメージ)、きちんと内容で勝負していて好感がもてる。等身大?の登場人物と話。最近のオタ漫画はとりあえず可愛い女の子だしとけ!みたいな感じするしね。ま、等身大すぎて主人公が埋れちゃ -
Posted by ブクログ
荻上が会長となり、新入生が3人入って(腐のつく)女の子ばかりになった、現視研。
(朽木はry)
今までの「げんしけん」とガラッと変わるのかと思いきや、懐かしの(?)面々も出てきて安心しました。
斑目は相変わらず大学近くに住んでるし、まだ春日部さんのことが忘れられずにいるようで、何とも愛しいw
ここにきて、斑目のヒロインっぷりが急上昇してませんかね。
2巻あたりからフラグは立っていたものの…オイシイです。斑目がんばれ!
最近の流行り(男の娘とか)やアニメのネタもところどころに散りばめられて(カバー裏とか)、月日の流れを感じるこの「げんしけん」の゛二代目゛。
気長に見守っていけたらなーと -
Posted by ブクログ
ネタバレげんしけんが最高に楽しかったので、続編が出ているということで迷わず購入。
いやー、ちょっと不評を聞いていたので心配だったのですが、とても面白かったです。
少し軽い感じになったかな?と思いますが、今は重い話を読みたい気分にはなれないので良い方向でした。
班目先輩が出てくるとは聞いていたのですが、ここまで出しゃばってくるとは・・・アリです。全然アリでした。やはりげんしけんは班目先輩のストーリーだと思っているので、彼のその後が読めて幸せです。というか、彼には幸せになってほしいものです(咲ちゃんとくっつくという話ではなく)。
今のところ内面が読めないのは吉武さん。ムードメーカーになりうる存在では -
Posted by ブクログ
ひとコマ辺りの情報量が多くゴチャゴチャしているが、読み味としてはすんなり読めて木尾士目の漫画上手ぶりに今更ながら感心する。
荻上の悪友が登場して修羅場になる描写は久々にドス黒い感じで良かった。
悪意によって場が瞬時に凍りつく感じや、表面上は和やかに見えるその裏で一語一語を将棋のように打ち込んでやりあういたたまれない緊張感はホラーじみていて本当に巧い。
作りとして、一代目がオタク男子文化を描いていたので自分は既知のものとして頷きながら見る姿勢だったが、それに対して二代目は腐女子文化を描いているので未知のものとして最初は首を捻るところもあったが、だんだん個々のキャラクターが見えてくると共に別 -
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面白かった。が、これはもう前作とは全く別物な感じ。作中でも言われてたけど部員がほぼ全員女子ということもあってガールズトーク(?)全開。矢島さんの波戸君に対する女子としての葛藤はなかなか笑えた。吉武さん可愛い。てっきり荻上さんメインで話が進んで行くのかと思いきやこの巻では主に新入部員3人娘が軸になって………いや違う、完全に班目無双だった。男子の僕から見ても班目先輩おいしすぎる。前作では影の主人公って感じだったけどもう最初から最後まで班目回って感じだった。僕自身ヲタ系サークルに入っていることもあり部内カップリングとかなんか聞き覚えのある感じでニヤリ。引き続き次巻も楽しみ。