あらすじ
斑目(まだらめ)たちが卒業し、大野が会長に就任した現視研はちゃくちゃくとコスプレ研究会へと変貌を遂げようとしていた。一方、コミフェスの参加当選通知が届いた荻上は嬉しさの半面、自分の漫画(=恥ずかしい妄想)を形にして世に出すことへのプレッシャーに悩んでいた……。――サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!
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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2013/07/11
【好き】アニメ見るのに予習。 スー、アンジェラ登場。 4年:笹原、高坂、春日部、大野。 3年:クッチー。 2年:荻上。 新会員ゼロ。
Posted by ブクログ
大野会長を中心とする新歓、大野・荻上のラストバトル、笹原たちの就職活動、米国からの訪問者、荻上コミフェス参加、そして軽井沢回前編など、非常に盛りだくさんの巻。
大野さんの飽くことない、真剣な対話(コスプレもさせるが)により、荻上さんもようやく胸襟を開いたかと思ったが、まだこの時点では「自分が嫌い」な理由は語らない。読者としても少しキツい流れだが、コミフェスでは自分が初めて書いた同人誌が初めて売れた時に見せた、笹原の嬉しそうな表情に対して、初めて感情の高揚を表す。その直後に因縁のありそうな故郷の知人が現れ、さらにスージーの罪のない行為によって心を再び閉ざしてしまうが(作者はSなのか)、少しずつ荻上さんは確実に変わりつつある。現視研に来た時点から何も変わらなければ、そもそも軽井沢には来ないはずだ。
しかし、そもそも何で作者は、荻上さんというキャラにここまで重いものを背負わせ、そしてわずかずつ解放していくようなストーリーにしたのだろうか。この辺りは、インタビューでもしたいところだ。気になる。
Posted by ブクログ
3人卒業してどうなることやらと思ってたんですが、なにやら面白くなってますよ?
っつーかラブコメ路線ですか? かなり屈折してますが。
面白いです。
等身大の人間ドラマってやつでしょうか(笑) いろんな意味で痛さ満点です。
Posted by ブクログ
笹原と萩上の関係が堪りません。これからどんな展開になっていくんだろう。楽しみです。見ているだけじゃなくて、やってみるともっと好きになれるものってあるよね。
Posted by ブクログ
荻上さん見てると、自分自身の正視したくない部分を白昼のもとに曝されてる気がして、ひじょうに居たたまれなくなります・・ 痛い!!読んでて胸が痛いよ!!!
でもいつかは、自分の妄想を他人に売りつけることに抵抗感じるどころか快感に変わっていくんだよね、きっと。オタクってそんなもんさ
Posted by ブクログ
アンジェラとスージーが来日してきました。これはまた…濃いキャラが…。でもなんだか笹原と荻上のことにも焦点が当てられていて面白かったです!荻上さんの中学時代に何があったのか(本誌では語られましたね)次が楽しみです。
Posted by ブクログ
咲ちゃん大好きです.
男キャラでは斑目かねー.
むちゃくちゃ他人事ではないのでね.
大学時代は電工研って似たようなトコにいたからねw(PC/ゲームオタ集団)
Posted by ブクログ
大野さんが現視研の会長を引き継ぎ、新入生の勧誘活動をおこないますが、朽木が暴走したことで新入生の加入はかないません。一方、高坂はエロゲーメーカーに、笹原は編集プロダクションに就職がきまります。
一方で、咲や大野さんはなかなかすなおになれない荻上さんにコスプレをさせることに成功し、さらに彼女と笹原の交際を後押ししようとお節介を焼きます。
現視研のリア充比率がずいぶん高くなってきました。
Posted by ブクログ
【概要・粗筋】
お互い意識をし始めた笹原と荻上。そのことに気づいた春日部と大野は奥手な二人の背中を押してあげようと、いろいろと画策する。コミフェス参加の打ち合わせと称して荻上宅に押しかけたり、コミフェスで期せずして二人っきりで販売をすることなったりしても、二人の中は全く進展せず。その他に、笹原の就職活動や現視研の軽井沢夏合宿を収録。
【感想】
童貞・笹原と処女・荻上の初々しい恋愛が微笑ましい。エロゲーしながら、大野にまんまとはめられてコスプレをさせられて恥ずかしがる荻上の姿を思い出してしまう笹原がマニアだな、と。二人の恋愛もそうだけれど、エロゲー会社に就職して忙しくなった高坂、最近会えなく不安に感じている春日部、そして、就職してからも昼休みにはしょっちゅう部室に顔を出している斑目の動向も気になるところ。
Posted by ブクログ
5(4)年生から見事な転換をみせた木尾 士目。
と思いきや少し5年生ぽい所も出してきたり。まぁ基本は 作者の曝け出しだったりするんだろうなぁ(そして荻上・大野のやりとりで代弁させてたり)というのは、ずっと同じ。
Posted by ブクログ
最新刊。ヲタクの人の話。って人ごとみたいに書いてるけど、私も概ねこんな感じなんだと思う。ヲタクの人を好きになるとせつないんだね。咲さんをみてると思う。