【感想・ネタバレ】げんしけん(7)のレビュー

あらすじ

斑目(まだらめ)たちが卒業し、大野が会長に就任した現視研はちゃくちゃくとコスプレ研究会へと変貌を遂げようとしていた。一方、コミフェスの参加当選通知が届いた荻上は嬉しさの半面、自分の漫画(=恥ずかしい妄想)を形にして世に出すことへのプレッシャーに悩んでいた……。――サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!

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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。

主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。

最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 大野会長を中心とする新歓、大野・荻上のラストバトル、笹原たちの就職活動、米国からの訪問者、荻上コミフェス参加、そして軽井沢回前編など、非常に盛りだくさんの巻。
 大野さんの飽くことない、真剣な対話(コスプレもさせるが)により、荻上さんもようやく胸襟を開いたかと思ったが、まだこの時点では「自分が嫌い」な理由は語らない。読者としても少しキツい流れだが、コミフェスでは自分が初めて書いた同人誌が初めて売れた時に見せた、笹原の嬉しそうな表情に対して、初めて感情の高揚を表す。その直後に因縁のありそうな故郷の知人が現れ、さらにスージーの罪のない行為によって心を再び閉ざしてしまうが(作者はSなのか)、少しずつ荻上さんは確実に変わりつつある。現視研に来た時点から何も変わらなければ、そもそも軽井沢には来ないはずだ。
 しかし、そもそも何で作者は、荻上さんというキャラにここまで重いものを背負わせ、そしてわずかずつ解放していくようなストーリーにしたのだろうか。この辺りは、インタビューでもしたいところだ。気になる。
 

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青春描写が盛りだくさんすぎてノスタル死しそう。
アメリカン二人組も登場っと。
あとこの間あたりから斑目がやたらとチャーミングに

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2011年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【概要・粗筋】
お互い意識をし始めた笹原と荻上。そのことに気づいた春日部と大野は奥手な二人の背中を押してあげようと、いろいろと画策する。コミフェス参加の打ち合わせと称して荻上宅に押しかけたり、コミフェスで期せずして二人っきりで販売をすることなったりしても、二人の中は全く進展せず。その他に、笹原の就職活動や現視研の軽井沢夏合宿を収録。

【感想】
童貞・笹原と処女・荻上の初々しい恋愛が微笑ましい。エロゲーしながら、大野にまんまとはめられてコスプレをさせられて恥ずかしがる荻上の姿を思い出してしまう笹原がマニアだな、と。二人の恋愛もそうだけれど、エロゲー会社に就職して忙しくなった高坂、最近会えなく不安に感じている春日部、そして、就職してからも昼休みにはしょっちゅう部室に顔を出している斑目の動向も気になるところ。

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2011年06月26日

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