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Posted by ブクログ
“夢と現実のギャップ”にかなり重きを置いている作品だなと感じました。
それは
生身の人間描写からかけ離れた萌え系絵柄の世界で、唯一執拗にリアルに描かれた夢子という名前の赤ちゃん
エロゲかラブコメハーレム漫画かと思うような高校生活の中で結ばれた母親ヒロインと父親である青年
妹を含め、かなり現実離れした容姿や設定のキャラクター達
などからひしひしと伝わってきました。
子育てシーンは終始徹底して辛く重々しいものとして描かれています。
ギャグとシリアスを絶妙に使い分けながら表現しているところが、この重々しさをリアルに見せているのだと思います。
物語の終わり方も、子育てに関しては特に何かが解決した訳でもなく、これからも相変わらず日々が続いていくという幕引きがリアルで良かったです。
私は出産を経験したことが無いので、これがどの程度現実的なのかは判別できません。
ただ作中にもあったように、母親であるヒロインからはいわゆる母性愛というものが感じられません。
恋愛面に関しても、サバサバと立ち回る女性キャラばかりなお陰であの状況にもかかわらず全くドロドロも無く、女性特有の陰湿さもありませんでした。
あくまで“男性が描いた母親の子育てに対する苦悩”であるというのを念頭に置いて読むのが正解なのかなと思いました。
Posted by ブクログ
いや~、絵柄からは考えられないような重い話でした。
しかも、自分の赤子の顔だけ、なんでこんなにリアルやねんという。
しかし、この地獄の半年を過ぎれば、楽しいことばっかり……でもないかぁ。
まぁ、1人だし(実は、そうではないことに気づくお話でもありました)、真面目だから、煮詰まることもあるけど、それも含めてすごい成長。
しかし、瞬介モテモテ設定は必要だったのかとか、いろいろ思うことはあります。
人間1人を育てるんだから、これぐらいの苦労はあるんだと思います。男の視点って常に気楽だけど、母親は、本当に全力がそこに注がれる感じですからね。
これ、父親がいて、「こうあるべき」みたいなことだけ言う人だと、奥さまの鬱がさらに進んで、かなりヤバイ展開になっていたと思います。
Posted by ブクログ
これで終わりかいっ!!っていう終わり方だったのは非常に残念。
賛否両論なこの作品の支持側だったので、もうちょっと先まで書いて欲しかったというのが本音。
ただ、超絶バッドエンドにならなくてちょっとホッとしてるというのも正直あるかも・・・。
ぶっちゃけやりかねないし・・・・。
それでも、相変わらず胸をえぐられる描写は健在だった。
後半は大分減ってきた印象だったけど、前半はすごかった・・・。
キャラの表情のうまさもあって胸をズキズキ胃をキリキリさせられながら読ませてもらった。
やっぱり木尾先生は鬱を書かせるとうまいな・・・と改めて感じたり。
そういう意味では、最後浮上していって終わったのでまだ救われた感が出てたのかな。
という感じで、谷の部分は果てしなく谷ではあるけど、
緩急がうまくついて、世界観に引きずり込まれるように読ませてもらった作品でした。
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