藤島康介のレビュー一覧
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もう、ほんと、すごい
こんな浅い感想しか出ない自分が恥ずかしいけど、実際、そうとしか言えない
これまで、他の漫画の感想を地道に書き続けて積んで来た自信が、根元からぶっ壊されるけど、それはそれで爽快感がある
この『トップウGP』や、それに匹敵する面白い漫画を読んでも揺るがないだけの実力を培おうって、新しい目標も出来たので、感謝
恋愛漫画のバイブルと言っても過言じゃない、『ああっ女神さまっ』を読んだ事がある人間は、この『トップウGP』の面白さを、心のより深い所で感じ取る事が出来るように思う
少なくとも、私には、藤島先生が『ああっ女神さまっ』を連載していた頃よりも、パワーアップしている、と感じる事が -
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この世に星の数ほどある、恋愛漫画および、その要素が入っている漫画の中から、ベストカップルを決めるアンケートを取ったら、間違いなく、螢一とベルンダディーの二人は上位だろう。ちなみに、『銀魂』の沖田総悟と神楽も負けてない、と個人的に思う
それでは、大台に乗った、この(10)でズドンッと来た、三つの話を紹介させてもらいたい
Chapter.101「時は戻りて」
『ああっ女神さまっ』に多くある山場の中でも、特に印象的な「ヴェルスパー編」の締めくくりを第100話ではなく、あえて、第101話に持ってくるトコに、藤島先生らしさを感じるのは私だけだろうか?
禁忌を犯してでも、自分の命を縮めてでも、世界を危険に -
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高い所や、スピードが出る乗り物は得意な方じゃないけど、ベルダンディーの箒なら、一緒に乗せてもらいたい。ウルドと違って、彼女なら物騒な運転(?)はしないだろうから、安全だろう
では、この(9)で印象に残った話を三つ、紹介
Chapter.90「君の手を放さずに」
常に穏やかで美しく、清楚なベルダンディーが珍しく、酩酊し、騒動を巻き起こす側になっちゃう回。ウルドと違い、酒ではなく、コーラで酔っぱらっちゃうって設定がぶっ飛んでいて、ますます、ベルダンディーを魅力的にしている
しかも、酔っぱらった状態でも、ベルダンディーはある意味、彼女のままで、誰かの幸せを願わずにはいられない。と言っても、酔っぱらっ -
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ほんと、美人だよな、ベルダンディー、と感じる表紙だ。女神だから美しいって訳じゃないんだよな、多分。つくづく、藤島先生は本当の「美」を本質で捉えられる、凄い漫画家だ
では、うっとりしながら、この(8)で印象に残った話を紹介していこう
Chapter.80「ほうきの願い」
ベルダンディーの美しさってのは人間や精霊だけでなく、意志と自我のある無機物まで魅了するのか、と感心してしまった。安易に擬人化に走らず、箒が箒のままで、ベルダンディーへの想いを募らせる点が、非常に良い
そんな興奮しすぎな箒が抱く、ベルダンディーへの想いに螢一が共感する点も、これまた、読み手の心を揺さぶる
螢一のために無茶をしようと -
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女性陣に総スカンを喰らうかも知れんけど、ツインテールが似合うのは、スクルドくらい可愛い美少女だけだって意見を覆す気はない
では、ビクビクしながら、この(7)でお勧めの話を紹介しよう
Chapter.73「イジワルお姉さまっ」
表紙を飾っているスクルドのメイン回であり、帯にも書かれてある通り、彼女にとって大切な存在になる、自転車大好き少年・仙太郎との初対面が描かれている
改まって言う事でもないが、藤島作品に登場する、カッコいい男ってのは年齢に関係なく、カッコいい。空条承太郎がセト神の能力で小さくなっても、やる時はやるってトコが変わらなかったように、少年であってもカッコいい奴はカッコいい。あと、藤 -
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ついに、この女神まで、螢一の元に来てしまったか。とっくに、カオスな訳だが、ますます、騒がしくなるなァ
では、さくっと、この(6)でお勧めしたい三つを紹介していこう
Chapter.64「光と闇を恐れずに」
このサブタイトルは、地味に深い、と言いたい。誰だって、心の中に光と闇がある。それは悪い事じゃない。むしろ、どちらもあるからこそ、人は人になれる。光だけでも、闇だけでも、周囲に迷惑をかける奴になっちまう
姉妹の絆だけでなく、ウルドとマーラーの腐れ縁の友情にも、結構、グッと来るものがある。基本的に、今回の一件はマーラーが原因っちゃ原因ではあるけど、ボロボロの自分を後回しにして、恥に耐えてでも、ベ -
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普段は、アニメや漫画のイラストをプリントした服は敬遠しているのだけど、この(5)の表紙とカラー扉がプリントされたものなら、躊躇なく着られる
では、この(5)で、特に印象に残った話を三つほど紹介したい。しっかし、今巻は悩んだ。(1)~(4)も結構、厳選するのに神経を消耗したが、これまでの比じゃないくらい、どれを推薦するか、迷った
そうやって、迷わせてくれるからこそ、自信を持って、この『ああっ女神さまっ』は名作だ、と断言できるんだが
Chapter.54「2人っきりじゃいられない」
一言で、この回の展開を説明するなら、螢一がベルダンディーを助けるために頑張っちゃう、そんな感じ
これまで積んで来た善 -
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スクルドになら、ハンマーで殴られても良いな、と思ってしまう
この(4)で、私的にビビッと来たのは、この三話
Chapter.42「ウルドの大冒険」
これまで散々、周囲を好き勝手に引っ掻き回してきたウルド。でも、何だかんだで、ウルドは他人の純粋な気持ちを踏み躙ったりしない。だから、妹に負けないくらい、凄くイイ女だ
自分が楽しい事が一番、ってポリシーで行動はするけど、自分がしでかしたトラブルの後片付けは、自分の責任でちゃんとこなす。傷つける、と分かっていても、自分だけど自分ではない自分に惹かれてしまった少年の初恋に、エンドマークを打った女気は見事としか言いようがない
決して、小さくない傷だ、この失 -
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ウルドの谷間に、藤島先生のこだわりを感じる
私的に、この(3)でお勧めしたい三話はコチラ
Chapter.32「第3の女神さまっ」
ついに、ウルド、ベルダンディーの妹・スクルドも森里家にやってきた。やはり、この三姉妹が揃ってこそ、『ああっ女神さまっ』だろう。まぁ、欲を言えば、この登場シーンはカラーで見たかった・・・いや、下品な意味ではなく
単に、スクルドがやってきたってだけでなく、バグが発生し、とんでもないトラブルが起きるってストーリーも良い。笑って済ませられない目に遭っているのに、スクルドにキツく当たらない螢一、男だねぇ
美人、美女、美少女に囲まれる彼が羨ましくない、と言ったら嘘になるが、そ -
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当たり前と言えば当たり前ですが、(2)も最高でした
この(2)からは、『鬼灯の冷徹』と同じく、グッと来た三つの話をピックアップしようと思います
自分の趣味がバレそうな気もしますが、今更なので、気にしない事にします
Chapter.18 ルーレットだよ、人生は
いきなり、文句って訳じゃないんですが、ヴェルダンディとウルドの晴れ着姿はカラーで見たかったですねぇ
毎度、可愛い悪意を持って、余計なおせっかいをするウルドが提案した人生〇―ムが普通の代物であるはずがありませんよね。螢一も災難でしたけど、むしろ、それに巻き込まれた面々の方が、大変だったような
何にせよ、人生、悪い事もあれば、良い事もある。ち -
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結論から、先に言っちゃいますが、殿堂入りです
ただ、『小林さんちのメイドラゴン』や『足洗邸の住人たち。』とは、些か事情が異なっております
これらの二作品は、一巻の一話目を読んだ瞬間に、本気で惚れてしまったからこそ、かなりのスピードで殿堂入りになっています
しかし、『ああっ女神さまっ』は違います
実は、私、この作品を全巻、読んでいて、なおかつ、所有しております
かつて一気読みしているからこそ、既に殿堂入りが決まった、と言うより、決まっていた訳です
持ってるのに、中身が分かっている[新装版]を買ったのか、と驚く方もいるでしょう
持っているからこそ、買うのです
例え、応募者全員プレゼントで収納BOX -
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どストレートに言って、藤島先生、大好きだなぁ
胸に灯った熱いものが、一気に全身に広がる、この「高揚感」、たまんねぇ
さすがに、殿堂入りしている『ああっ女神さまっ』は超えてないにしろ、『逮捕しちゃうぞ』と『パラダイス・レジデンス』を追い抜いた、見事に
絵っつーより線の美しさから、藤島先生って、漫画読みの心を覆っている甲殻の隙間を、的確に打ち抜いてくる、技巧派・・・と思うだろう、作品を読んでない者は
全然、違う。むしろ、逆のタイプ。漫画読みが、がっちりとガードを固めていようが、足を使って翻弄してこようが、構わずに、一歩で逃げ道を潰し、防御ごと一発でブチ抜ける、豪腕のパワー型だ
経験値は伊達じゃない -
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ついに来たか、それが『トップウGP』を書店で手に取った際、心に浮かんできたコトバだった
様々な意見があるとは思うが、個人的には、藤島康介先生の漫画から切り離せないのは、やはり、二輪車だろう
もちろん、ヒロインも大事なのは承知だ。非ファッションオタクでない、ガチの野郎どもの中には、初恋の相手が藤島ヒロインだった者も少なくないだろう。真偽は定かでないにしろ、藤島ヒロインを下書きなしで模写できれば、オタクの中でも上の上だと言うのは、あながち笑い話でもあるまい
藤島ヒロインは、藤島先生ですら完璧に伝えられないほどの魅力がある。漫画読みとしての本能で理解できる、ブレない美がある
そのブレない美は、藤島先 -
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うぬぅ、思っていたよりサクッと終わってしまった
しかし、藤島先生の描く最終回は、話のまとめ方が実に綺麗で、「残念」と思ってしまう事がファン失格と思っちゃうほどなんだよな
基本、可愛い女の子ばかりが登場する漫画なわけだが、この『パラダイスレジデンス』は、特に私は百合の香りを覚えなかった。人によっちゃ感じ方は違うんだろうが、私はこの作品を未読の人に薦める際は、同性の友情を主軸にしてる、と説明すると思う
私自身がおよそ、真っ当な友情を築けていない、と自負している人間なので、普通の友情が何なのかは分からないが、この『パラダイスレジデンス』に登場する、元気溌剌な美少女らの青春を眺めていると、友情ってのは -
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改めて、藤島康介先生の、漫画家としての底知れなさがハッキリと読み手に伝わってくる
『ああっ女神さまっ』で、ファンタジーラブコメディの王道を突っ走るどころか、しばらくは誰も走る事が出来なさそうな道を作った先生だけあって、幻想的な要素がない作品でもキラキラしている
普通だけど平凡じゃない、可愛くて元気いっぱいな女の子らの青春と日常を描かせたら、講談社系列の作品に限れば、『みなみけ』の桜場コハル先生に匹敵するんじゃあるまいか(もっとも、藤島先生の方が大先輩なわけだから、桜場先生が追い付き出している、と言う方が正しいのだろうけど)
根っこがまだまだ少年なのか、男の読み手が「おっ」と注目してしまう、セク -
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『逮捕しちゃうぞ』、『ああっ女神さまっ』で、男性女性関係なく、コアなファンを増やし、自然と目の肥えた漫画読みを育てた、育ててしまった藤島康介先生の最新作
一言で言うなら、元気が湧いてくる学園モノだ
基本的な舞台になっているのが、雄大かつ豊富な自然に囲まれている、山上の女子寮ってトコも、セオリーをしっかり押さえていて、元より高い好印象が強まる
当然、見た目は可愛く、中身が強烈な個性的の女子高校生ばかり登場し、中でも主役の小鳥遊初音は元気花マル印で、彼女の言動はいつでも、真っ直ぐで周囲の人物だけでなく、読み手の気持ちも明るくしてくれる
話は日常コメディ、と言うべきか。初音の起こすドタバタ劇、とも言 -
『蟲師』特別篇収録〜!
2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!
2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡