【感想・ネタバレ】新装版 ああっ女神さまっ(6)のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年02月15日

ついに、この女神まで、螢一の元に来てしまったか。とっくに、カオスな訳だが、ますます、騒がしくなるなァ
では、さくっと、この(6)でお勧めしたい三つを紹介していこう
Chapter.64「光と闇を恐れずに」
このサブタイトルは、地味に深い、と言いたい。誰だって、心の中に光と闇がある。それは悪い事じゃな...続きを読むい。むしろ、どちらもあるからこそ、人は人になれる。光だけでも、闇だけでも、周囲に迷惑をかける奴になっちまう
姉妹の絆だけでなく、ウルドとマーラーの腐れ縁の友情にも、結構、グッと来るものがある。基本的に、今回の一件はマーラーが原因っちゃ原因ではあるけど、ボロボロの自分を後回しにして、恥に耐えてでも、ベルダンディーらに親友を助けてくれ、と頼んだマーラーも、何気にイイ女の欠片がある
ベルダンディーの考え方は、甘い、結果論だ、理想を前に出し過ぎ、と言う人もいるかもしれない。けど、そんな姉の優しさを信じる彼女だからこそ、素敵なのだ。まぁ、要するに、姉妹は喧嘩するほど仲が良いって事だな
Chapter.65「ウルドモードは優しさモード」
端的に言うと、相当にシュール。何せ、初っ端から、森里家の面々が、ウルドの皮を前にして、それの処理について悩んでいるのだから、シュールとしか言えないだろう。そんな代物が、ストーリーの重要アイテムになるのだから、藤島先生の腕力には脱帽だ
私以外にも、そう思っている読み手はいるだろうが、ばんぺい君は、この『ああっ女神さまっ』に必要なキャラだ、と思っている。彼がいなかったら、妙に寂しいものがあるのではないか
ペットは飼い主に似てくる、それと同じで、人の手によって作られた物が、自我や感情を、何らかの必然により得たのならば、創造主に似るのではないだろうか。まだまだ子供っぽいけど、純粋な優しさがあるスクルドによって作られ、なおかつ、大事にされているからこそ、ばんぺい君も誰かの為に動ける優しさを持っているに違いない・・・しっかし、シュールな回だったぜ
Chapter.66「4人目はNO.1の女神さまっ」
失礼なのを承知で、素直に言うが、個人的に最も契約したくない女神は、このペイオースだな。目的を決めるや、手段を択ばずに、グイグイと攻めてくる。前向きとも言えるが、やられた方はたまったもんじゃないだろう
まぁ、嫌いではないんだ。マーラーと同じで、少しばかり騒々しくて、うざったいにしろ、不思議と憎めないキャラであるのは間違いない。実際、有能だし、悪意から行動している訳じゃないしな・・・・・・いや、ベルダンディーには負けたくないって私欲はあるけど
そんな彼女がちょっかいを出し始めてくれたおかげで、また、螢一とベルダンディーの仲が進展していく。やっぱ、王道ラブコメには、ペイオースのような当て馬?が必要だな。勉強になるぜ
この台詞を引用に選んだのは、不覚にも、カッコいいじゃねぇか、と思ってしまったので。やはり、男ってのは面じゃないな。惚れた女を、てめぇの体一つで守れてこそ、本物の男だ。きっと、また、良い恋が出来ますよ

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