藤島康介のレビュー一覧
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面白さが、ますます加速している、この(5)
ベタな表現で、藤島先生に申し訳ないな、と思いつつも、我慢できなかった
藤島先生の、バイクとレースへの愛が深いからこそ、この高いクオリティが実現しているんだろうな
また、藤島先生の画力がべらぼうに高いってのも、面白さを支えている
細かいとこまで、一切の手抜きがなく、こだわりと言うか、執念すら感じる程である
この(5)では、突風の「真音と一緒に走りたい」、その欲望を叶えるべく、耐久レースに参戦している
ざっくり言えば、耐久レースってのは、文字通り、長い時間、チームメンバーと交代しながら走り続けるレース
つまり、突風は真音のチームに入るのだが、三人でチー -
購入済み
ベルダンディをどうさせたいのか
本編では浮世離れしたコスチュームで面接した企業全てが不採用になってたがおまけ編で帝愛グループからの内定を蹴った。何で応募してたのか不明な状態になりましたね。ベルダンディの力で応募した企業に採用させることも出来そうなんだけどそれをやっては話が続かないのかな。藤島康介がどう結論を出したいのか分かってないんじゃないかと感じました。
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購入済み
懐かしいです
改めて読んでみると神崎すみれってあんなにタカビー(もう死語)だっけかと言うのが第一印象かな。人型蒸気というのも不思議。蒸気機関なら蒸気機関車のように水を積んでいないとまずいのになあ、どうやって動力を各パーツに伝達してるんだろうという感想もありますがファンタジーな世界だからいいのかなあ。
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他の人と表現が丸被りしてしまう可能性が無きにしも非ずだが、散々に考えても、これしか出なかった
面白さがますます、加速している
本当に、藤島先生は凄い漫画家だ、と感じる
多くの人が同意してくれると思うが、『血界戦線』シリーズの内藤泰弘先生と同じく、成長が桁違い
年齢もキャリア結構、積み重ねているはずなのに、まだまだ満足せず、もっと面白くするには、どうしたらいいだろう、と良い試行錯誤を繰り返し、自分の限界に挑戦しているのが、どの回からも感じ取れる
このような感想が出るのは、「[新装版]ああっ女神さまっ」(24)の感想を書き終えた上で、こちらに真正面から立ち向かっているからだろう
シンプルに、読み手 -
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ついに、この[新装版]も完結
改めて、藤島先生に向かって言わせてください
ありがとうございます!!
この『ああっ女神さまっ』で、私は漫画読みとして、一つ、成長できました
幻想的な表現の栄えさせ方、人の心に波を起こすストーリーの作り方、そのストーリーを支える芯の通ったキャラの動かし方、そのキャラが口に出すことで読み手の心を稲妻のごとく貫く名言の素晴らしさ、色々な事を学ばせてもらいました
私が手にしたい表現手法は、小説ではありますが、この名作漫画から学んだ多くの事は、しっかりと活かしていきたい、と思います
月並みな事しか言えませんが、本当に感動的なストーリーとラストでした
人と人じゃない存在の恋愛 -
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表紙を飾るは、長姉・ウルド。私の感覚に過ぎないが、以前よりも美しくなっている、間違いなく
きっと、それは、自分を信じて無茶をした妹・スクルドを守るために、姉パワーを全力で発揮し、なおかつ、母親に対して、自分の素直な気持ちを真正面からぶつけられるほど強くなったからか
まだまだ及ばないかもしれないけれど、ほんのちょっとだけ、ヒルド様に近づいたかもなぁ。いつかは、母親と肩を並べ、いや、超えるだろうな、彼女なら
それでは、この(23)でグッと来た三話を紹介しよう
Chapter.284「大魔界長の運命」
何だかんだ言いながらも、ヒルド様の事を母親として愛慕していたんだな、ウルドは
だから、ヒルド様が死 -
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先の(21)表紙の感想でも触れた、藤島先生の進化が、この(22)も出ているな、と思った
スクルドは可愛い、そこは変わってはないのだが、雰囲気が妙に大人っぽくもなっている
この小さな体の中に、とんでもない力が眠っているのか、そう思うと、スクルドへの好感度が上がっていく
それでは、この(22)で私の心にグッと来た回を三つ紹介
Chapter.267「メカ魂、炸裂!!」
ロボが大好きな人は、間違いなく、テンションが上がっただろう
アルミと酸化鉄のテルミット反応で、モックルカールヴィーのロボの機動力を封じた見事な作戦のインパクトを、動かないはずのロボがマスターを庇う、そんなベタにグッと来た
自分は無自 -
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きっと、私だけじゃないと思う、この(21)の表紙を飾っているベルダンディーの美しさにゾクッと来たのは
以前に、彼女の美しさは「静」と表現したが、更なる先に到った印象を受ける
単なる「静」ではなく、「静寂」もしくは「静謐」と表現したい、元から整っていた形が、ギュッと縮まって、不純物が絞り出され、更なる高みに到達している
これは、描き手が一皮剥けたくらいじゃ、出ない美しさだ。藤島先生が底知れない漫画家なのは周知の事実だけど、同業者としちゃ、こんな怪物みたいな漫画家に、どう勝てばいいんだよ、と諦観の念に襲われそうだ
では、表紙から、いきなり好戦的な(21)で、私がグッと来た三話を紹介
Chapter -
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二つ目の大台に乗った巻だけあって、控えめに言っても、とんでもなく豪勢
作中でも、ヒルド様が仰っているが、やはり、三姉妹は揃っている方が華々しい
単独でも美しい三女神だけど、一緒にいると、三倍どころか三十、いや、三百倍の美しさになる
それぞれに強い個性を持ち、相乗を起こしているからだろう
そんな美しさに、初っ端からグッと来る(20)で印象に残った三つの話を紹介
Chapter.238『クロノの演舞』
藤島作品で迫力ある場面と言ったら、バイクのレースシーン。それ自体は間違ってないが、アクションシーンも結構、凄いのだ。線は細いのに、どうして、ここまでの迫力が出せるんだろうか
皆に背中を押してもらい、 -
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二つ目の大台一つ手前の巻、その表紙を飾るのは、スクルドと同じく美少女女神キャラであるクロノちゃん
スクルドと体型はさほど変わらないけど、ドジッ娘属性であるからか、「ちゃん」付けで呼びたくなる雰囲気がある。それでいて、格闘技が得意って一面もあり、ギャップが良い意味で凄い
これまた、個人的な印象だが、スクルドとクロノちゃん相手に、対戦系のテレビゲームはしたくないな、と思う。スクルドは負かしたら、爆弾を投げてきそうだし、自分が勝つまで解放してくれなさそう。一方で、クロノちゃんは熱中するあまり、コントローラーをバッキバッキに破壊しそうなので、ゲームに誘えない
そんな妄想を表紙で膨らませちゃう、(19) -
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人間の女子キャラで、誰が最も美しいか、と聞かれたら、私は躊躇うことなく、千尋さんを挙げる
見た目もそうだけど、彼女は生き方そのものが美しいように思う
夢に向かって突っ走れる真っ直ぐさ、そこに『美』が見えない藤島ファンはいないだろう、と言いたいくらい
ただ、先輩や雇用主としちゃ大いにアリだけど、恋人にしたいか、となると微妙である
彼女のバイクの後ろに乗せられ、とんでもないスピード、テクニック、そして、スリルを体験させられたら、どうしようってトコも不安だが、それ以上に、千尋さんって束縛が強そうだ。ついでに言えば、性欲も半端じゃなさそう
彼女に跨られたら、瞬く間にガス欠にされて、次の日の行動に支障を -
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捻りのない感想で恥ずかしいのだが、シンプルにベルダンディーの美しさや優しさなどを内包した魅力が彩られている
これまでの表紙にも、女神感は強く出ていたけど、この(17)が、最もキュンと来ちまうなぁ
そんなドキドキを抱えたまま、お勧めの三話を紹介
Chapter.195「死ぬほど好き」
サブタイトルこそ、やや物騒だな、と思うものにしろ、中身はその通りだな、と思ってしまうストーリー
元より嘘が吐けない螢一が、心の底から放った本心からの「好き」は、ベルダンディーすらKOさせる。言霊ってあるよなぁ、と思った。ウルドのお薬とペイオースの特訓で、「+」どころか「×」の効果が発揮してるんだから、そりゃ、力ある -
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他の作品のヒロインが、このような状態だったら、「見えるかな」と期待しちゃうだろうけど、ベルダンディーだと、全く下心が疼かない
むしろ、真っ青な空と、真っ白な雲で、ベルダンディーをもっと、「綺麗だ」と感じる事が出来そう
浮かぶ雲に寝転がって、隣を飛ぶ彼女の歌を聴けたら、さぞ幸せだろうな
では、この(16)でグッと来た三話をご紹介
Chapter.183「障害と絆」
この世に数ほどいるヒロインで、こうも、箒を持つ姿に目が留まってしまうのは、『魔女の宅急便』のキキ、『めぞん一刻』の音無響子さん、そして、この『ああっ女神さまっ』のベルダンディーなのでは、と真剣に想ってしまう扉絵
これまた、何度も思うが -
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ベルダンディーは、歌も凄いけど、楽器も一通り熟せそう
きっと、リクエストされた曲を聞いたら、一回で完璧に演奏するんだろう。しかも、原曲の良さは壊さない、自分なりのアレンジを加えて、もっと魅力的にするんじゃないだろうか
しかし、ベルダンディーの演奏を邪魔しないとなると、世界一の名器を用意しないとならないだろうな
そんじゃ、ま、この(15)でグッと来た三話を紹介
Chapter.171「別れのキス」
サブタイトルや扉絵こそ、確かに切なさは感じるんだけど、やっぱり、どうしたって、笑ってしまう。藤島先生は、この回、コミカル面を強めにしてるんだろうか。もし、そうなら、まんまとヤラれた事になるな。まぁ、本 -
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凛とした、もしくは、高潔な美しさを持つのが、このリンドだろう
確固たる戦闘力に見合った意志の強さが、外面にも出ている
ウルドと同じく、「動」の美しさだが、ウルドの「動」を火とするならば、リンドのそれは「雷」を連想させる。これは、リンドの戦い方に速さと鋭さがあり、威力も高いからか
では、では、この(14)でグッと来た三話を紹介
Chapter.151「勝つ覚悟、負ける覚悟」
咄嗟に、父へ安全なルートを譲った螢一だったけど、彼だって勝つ事を諦めた訳じゃなかった。ベルダンディーの感じる通り、これだけのハーモニーを奏でる名勝負なら、いつまでも楽しんでいたい。もしかすると、藤島先生は、そんなバイクの良さ -
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喧嘩を売りたい訳じゃないが、スクルドはまだまだ、姉たちのように美しいって感じではなく、可愛いって褒め言葉の方が似合っちゃう
この(13)の表紙からも伝わってくるように、皆を元気にして、先導するタイプの「可愛さ」があり、それは彼女も無自覚の武器であろう
スクルドがもっと可愛くなれるか、それは今後の恋物語の展開次第だろう
では、この(13)でグッと来た三話を紹介
Chapter.137「共演」
ストーリーそのものが、心に響いたってのもあるが、それ以上に、この回、アニメで観てぇ、と思った。正確に言えば、ベルダンディー、ウルド、スクルド、そして、ヒルド様の合唱、これが聴いてみたい
元より、螢一の感受性 -
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先の表紙への感想で、ヴェルダンディーの美しさは「静」と評したが、その静謐さの中には、ウルドにも勝る激烈さが秘められている。その感情をコントロールできる自制心が、彼女の美しさを二番目に引き立てている。え、一番は何かって?それを言うのは、さすがに野暮ってもんでしょ
そんじゃ、この(12)でズドンッと来た話の紹介をば
Chapter.127「最強魔法」
螢一vs長谷川ちゃん、新部長の座を懸けた、真剣勝負がついに決着
マシンがどんな状態になろうとも、戦意を喪失せず、動く状態に改造を施しちゃう螢一、凄い。螢一って運動神経が抜群って感じじゃないですけど、こと乗り物となったら、凄いテクニックを見せてくれるか -
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ヴェルダンディーの美しさが、「静」とするならば、姉のウルドは「動」だろう。しかし、過激ではあるが乱暴ではなく、理知的かつ理性的な美しさだ。飴と鞭の使い方が上手いタイプだから、ある意味、ヴェルダンディーより学校の先生に向いてそう
では、この(11)でズバッと来た話を紹介したい
Chapter.113「おかえり」
三位一体の極みである螢一×ヴェルダンディー×レーシングニーラーvs首どころかライダー無しのゴーストバイクによる、真夜中の勝負が決着
クセがかなり強いレーシングニーラーに、こうもダイナミックな「演奏」をさせる描写が出来るのは、藤島先生以外だと、しげの秀一先生か、皆川亮二先生くらいだろう。藤