東村アキコのレビュー一覧
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人気シリーズのシーズン2、二巻では早くも物語が転がり、よしお勢に新キャラ・二号が登場している。
その他よしお勢との同伴デートで自分を見つめなおした主人公は、この巻で登場となる自然体な二号の存在に速攻で落とされていて、そのスピード感はなかなかの物だった。
その意味で物語は正統派の恋愛物語が描かれている。タラレバのホラー路線がちょっと顔を見せたりしつつ、それはあくまでスパイスにしている程度だ。
ただ、その正統派の路線に口を挟むのがよしお一号(オーナー)。根無し草の二号を相手にしている暇がお前にあるのか、と突きつけている。
この辺はちょっと面白いというか、明らかにアドバイスの視点は女性的であって、イマイチな男に引っ掛かっている女友達に声をかける友人感がある。
彼の言葉がどのような形でドラマに関与してくるのかが、これからの物語の焦点になっていくのだろう。
正直、「昔付き合ってた彼氏に似た、わりと好みの男性」に惹かれることになんの問題があるのかイマイチピンと来ないので、その辺も加味して星四つ相当と評価している。
二号さんが主人公とどうアンマッチしているのかは、もうちょっと見てみないといけないかなと思う。 -
Posted by ブクログ
まさか始まってしまったタラレバ娘シーズン2である。書店で見かけて「やってたの!?」と素でビックリしてしまった。
シーズン1で描かれた世代とは一回り違う、令和の時代のアラサーを描いた物語は基本路線をコメディに変更し、ホラー全開だったシーズン1とかなり差別化されている印象である。
作者の東山アキコさんとしても未知の存在だろう世代に、手探りで体当たり的にアプローチしているのだろう。
その辺はあとがきで明示されているが、どこか描き方にも遠慮やはばかりがあるというか。よくわからないものをどう描いていいか悩んでいる風にも見える。
この辺は「憧れている先輩」は観察しやすくても、「縁遠い後輩」はイマイチよくわからないという人類普遍の原理が絡んでいるので、ある程度は仕方ないようにも思える。
であればこそ、「近頃の若い奴は」と言いがちになるのだから。
と、事情を斟酌しつつ、それでもやはり前回の物語を楽しんだ読者的には、切れ味の鈍さは気になるところである。
軸となる婚活の必要性というか、結婚することの意義(年中行事を再び体験できる幸せのループ)についてはさすが鋭いご指摘なのだが、物語の体裁が手ぬるい。
コメディとして見ても、舞台となるバーのよしお1号と10号がキャラ的に被っている風に見える(同じ素っ頓狂な行動が売りのキャラだろう)のもネガティブに見える。
何より、タラレバ両名の突き放すような発言は、鋭く刺し殺してくれていたシーズン1より冷淡で、冷酷にすら見える。
と、長く書いてしまったが、そうした文脈を解しつつ、ここでは星四つ相当と評価している。
物語の転がる方向はまだまだ不明瞭というか、意外に真っ当に婚活物を描きそうな気配が濃厚だが、どういう道筋をたどるのか見守りたい。 -
ネタバレ 購入済み
ついに!!!
またタラレバ言ってたら何年も経ってしまったらしいですが、リターンズに相応しく懐かしいキャラクターがたくさん出てきて笑えました。香のちょっと平凡な結婚も、面白くまとまっていてさすがだなと思いました。
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購入済み
大変「あるある」が詰まっているエッセイマンガです。もうすぐママになる友達にも紹介したい。子育ては大変なんだよ!でも笑えるように見せるの、いい策だ(炎上が避けたいためだけでも)。東村先生も自分を棚に上げないで素直に「あり得ねぇ(イラァ」ってなるのツボです。
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おもしろい、けど
林真理子さん、あまり好きではないですが、今作品面白いです。
着物、韓国…と作者の好きなものが沢山出てくる…
東村アキコさんも、だんだんセレブならではの偉そうな感じが出てきて、悲しいです。
もう戻っては来れないけど。 -
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表紙の男性に注目
今まで表紙が主人公だったのですが、今回は男性が。この登場人物、好き嫌いが分かれるかもですが、私は好きです。謙信にとっても、新たな転換期でお話がどう進んでいくのだろうと楽しみです。
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ネロ好き好き
主人公の2人、どちらもカッコ良くて好き。
一巻完結のため、内容が簡潔すぎるような。もっとゆっくり見たかったよー。
早く結末が知りたいせっかちさんにはちょうどいい感じですが。
すでに続きが見たいです。
続編お願いします。 -
Posted by ブクログ
美食好きな御曹司の私立探偵・明智とデリカーでお手製弁当を売る苺の凸凹コンビがメインの推理もの。
原則犯人はわかっても事件はスッキリ解決されないので、その種の爽快感を期待して読むと肩透かし。
殺人者が裁かれず終わるので後味は悪い。
もちろん被害者も悪いとか非があるとか言いたいことはわかるんだけど、「殺されるほど悪いことしたかコイツ??」と問われると首をかしげざるえない。
かといって擁護も同情もできないしたくない程度の卑しい「悪」として描写されるので、なんともモヤモヤ。
いや、後の巻に登場するDV夫とか、読者の感情移入の度合いによっちゃ「死んで当然!!」となるんだけど……
食べログやヤフー知恵袋、地下アイドルなど昨今流行りの社会現象や時事ネタを題材にしてるのは意欲的な試みだが、殺人教唆の黒幕であるマリアへの接触の仕方がいくらなんでも杜撰すぎ。
ヤフー知恵袋の回答のリンクから飛べるとか、マリア・マクダレーナで検索したらトップに表示されるとか……おいおい……そんなの警察にすぐ見付かるぞ……
でも何故か警察も明智(ネットしてないからか?)も全力スルー、無能すぎないか……
明智と苺のとぼけた掛け合いや美食の蘊蓄はコメディタッチで楽しく読めるのだが、犯人側のお粗末さが水をさす。
影のフィクサーのマリアにカリスマ性を感じられるか否かでふるいにかけられる読者は多い。私は微妙。
精神的にギリギリまで追い詰められてたのだとしても、あんな短い尺の短い対話(しかも画面越しのやりとりで)あっさり陥落してしまう加害者も解せないし、推理ものとしてはご都合主義がひっかかる。
ハイテンションなギャグで押し切るコメディなら都合よすぎる展開の連続も気にならなかったのだが……。
ただ「キッチンハラスメント」など、見過ごされがちな善意の押し付けを描いてるのには好感が持てる。
モラハラ・パワハラ・ストーカーetc、名付けられることで初めて問題として認識されることってたくさんあるからな……
あとがきは相変わらず身も蓋もなく面白いが、三巻あたりで「パスタ?あれは料理じゃありませんから(笑)」とディスってるのはイラッときた。
「こういう人嫌われます」と一応セルフツッコミしてたけど……まあ料理上手な人から見ればそうかもしれないね!
それらを含めてアキコのキャラだなーと笑って許せる人向け。 -
Posted by ブクログ
賛否両論分かれてますが私はアリです。むしろファンなら読め。
後半(具体的に言うと最終二巻)の駆け足展開に「けっ、こんなご都合主義で取って付けたようなロマンスあるかよ!」と乗り切れなかった読者ほど、ばっさり仕切り直しの導入は痛快。
キーとの関係が白紙に戻ったのも、そりゃそんな上手くいくわけねーよな!で大納得。
倫子自身「あなたを幸せにするのが私じゃなくてもいい」「あなたが幸せになるところを見たい」と言ってたので矛盾してない。
キーと倫子の目標は「イイ女(男)になること」で、二人で幸せになるのがゴールじゃないのなら、あの関係に落ち着いたのは凄くわかる。
ここまできたらキーと倫子には四十代五十代六十代になっても少年漫画の良きライバル的に、互いに発破をかけあって高め合ってくリスペクトある関係性を期待したい。
香の衝撃の決断にはちょっとびっくりしたが、まあわからなくもない。
惜しむらくは小雪の出番が少ないこと。活躍も少なく殆ど脇役同然なので、彼女のファンは残念かもしれない。
ぶっちゃけて言ってしまえば、コレは「東京タラレバ娘」あらため「東京タラレバ男」で、本編では存在感なくフェードアウトしてしまった涼と丸井の汚名返上エピソードである。
本編ではただただ自分勝手でサイテーな印象しかなかったが、香の幸せを祝福しようとドタバタやらかす姿を見てしまうとどうしても憎めなくて、この匙加減が実に上手い。好きになれないけど嫌いになりきれないといおうか…
なので丸井や涼のことを好きな読者におすすめしたい。
リターンズといより本編の後日談的な印象が強いが、一人でもタラレバ娘を卒業してタラレバ主婦デビューしたのなら、前に進んだといえるのではないか。 -
購入済み
作家さんが好きだったので
海月姫や、主に泣いてます、など俊逸なギャグを描かれている東村先生の作品!なので作家買いしました。読んだらなんと歴史物!しかも私の出身地の英雄、上杉謙信様の話ではないですか!
上杉謙信が女性だったらというお話なんですけれど、そういう内容で書かれたお話が新鮮で、主人公を取り巻く歴史背景や人物が面白いです。