面白いのは想像通り。
第1巻は、高校時代の主人公の受験生生活が主に描かれる。学校の美術部でのほほんと絵を描いていた主人公が、友人の二見さんに誘われて街の絵画教室に通い始める。その絵画教室の先生はとてもクセが強くて厳しくて何度もやめてしまいそうになるけれど、彼についていくことで見える世界がある。
また先生も先生でまた、主人公を通してみたい世界があり、彼女に期待をかける。ただ優しさからなのか、それとも彼の不器用さからなのかはわからないけれど、伝え方はあくまで間接的でその想いは主人公にダイレクトには伝わらない。
そこがんなんだか切ない。