あらすじ
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!
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嫌で嫌で逃げた時間が、願っても願っても戻れない過去になる。
本作は、地元宮崎で美大受験に臨む東村アキコ先生と絵画教室の先生・日高先生との回顧録だ。絵画教室で竹刀で頬を突かれたり、美大時代に絵が描けずヒステリーになったり、卒業式でうさぎの格好をしたりといつもの東村アキコ先生のおもしろおかしいシーンも多いのだが、日高先生との過去は少し苦しい。与えられた深い信頼と希望は、手放してはならないものなのに、重くて仕方がない。日高先生への懺悔と感謝、敬愛、悔恨……全5巻とは思えない濃さで”あの頃”が紡がれてゆく。
未熟さゆえの後悔と思い返すことで感じる因果。胸が締め付けられた後、人生の推進力を与えてくれる一冊だ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
東村さんの自伝漫画。
漫画力、すさまじいです。
☆5つを強調表現したいくらい。
リズムが良く、すばらしくエンターテイメント。
笑えて、泣けて、感動できる。そのバランスも絶妙。
完成度が高い漫画で、物語にぐいぐい惹きこまれます。
センセイやアキコの間抜けなところ、かわいらしいところをよく描き、笑ってしまう。いわゆる筆者のツッコミ力のなせる技。いろんな人を客観的に観察してるからこそ、このツッコミの切れ味があるのだろう。
そして、この漫画には涙がでるグッとくるシーンも多い。
それは、主人公のアキコと絵のセンセイとの交流。
指導は非常に厳しく、スパルタ。だけど素朴な、生徒のことをすごく思ってくれる先生に対して、アキコはあっけらかんと鈍感に先生によっかかっている。
親の心子知らず。のような関係。
子どもはのびのびと親に保護されていることも知らずに育っていく。親はいつでも子供が心配。そして心の底から愛している。
そのような関係が師弟関係として成立している。
現実の厳しさの前に、センセイの愛をさりげなく感じるときに感動する。
美大を受験するということ、絵を極める世界の厳しも、ひしひしと伝わる。
東村さんプロフェッショナルなんだなーと思わせるような、厳しい道をなんだかんだ勝ち抜いてきた選ばれし人なんだなーと、しみじみ思う。
あっけらかんと、時に打算的に考えるような若さもありつつ、真剣に絵に向き合う、高校生の主人公に、青春の美しさを感じる。
Posted by ブクログ
ギャグ満載なのに涙がでてくる。時間を追うごとに大きくなっていく先生の存在。距離をとったり、支えられたり、うざくなったり、自伝ということもあり心の描写が胸に響く。
Posted by ブクログ
映画化の宣伝から興味をもち、第一巻無料の電子書籍からおもしろくて続きを。私は漫画はすばらしい豊かな表現形態だと思っているが、リテラシーが貧しい。若い頃のように一度に大量には読めない。先が知りたくて前のめりになるがゆっくり読むことにする。すごいエキセントリックな絵の先生に、自信家の女子高生が鼻柱を折られる始まり。
どどどどど
何かエネルギーがスゴいので、そんな感じの擬音語使ってみた。
ジャンル違うけど、プロの道目指した事のある身としては、すごくわかる。若さ故の根拠のない自信とか勢いとか。イタイ感じ。
先生も全力でぶつかってくる人だったんですね。いい人とか悪い人とかじゃない、確実に心に残る人。
とてもおすすめ!!
なんとなく読んでみようと思って読んでみたら、ものすごく笑えて面白い!そして人の感情がしっかり読み取れてとてもいい作品だと思います!とてもおすすめします!!
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ笑いました、チンパンジーの場面。元々の話が面白いのは分かるけど、読んだ自分もその場にいたように感じさせるのがスゴイです…!!15年前のジャニーズ誌の連載も勢いがあって、繰り返し読んでいたのを思い出しました。
Posted by ブクログ
先生の作品、大好きです。漫画の主人公って弱くて情けなくて自信なくて、という姿が描かれていることが多いけれど、自分イケてる!!!と言い切る姿や挑戦に立ち向かう姿が清々しいです。とっても元気出ますし、自分なんて、、って思ってる方に読んで欲しい。そして私も自信を持って生きていたいなと背中を押される作品です。
Posted by ブクログ
素がでた私漫画の名作
以前伊藤剛のツイートを見た。面白さうだと思った。実際に試し読みで1巻を読んだ。すごくおもしろかったので、けふ全巻買って一息に読んだ。
名作だ。泪がにじみでた。
漫画家として人生のいきさつを描きながら、昔の自分へわきあがってくる感情のほとばしり、若い頃の心情のせめぎあひ、そのいちいちから日高先生への思ひが立ち上がってきた。
そしてこれは昔を思ひ出してノスタルジーにふけるといった漫画ではない。思ひ出すのがつらいけれど、先生の言葉を背負って前へ前へ進まうとしてゐる作者が浮かびあがってくる。そこがよかった。
マンガでこんな笑ったのは初めてってくらい笑いました。だけど実体験から描かれているからシビアな面もよく伝わってきて。1巻もいいところで終わってるので、すごく続きが気になります。先生に向けた語りもなんかもの悲しくて気になる。
漫画マンガに外れなし
漫画についてのマンガにハズレは少ないと思っていますが、その中でもこれは名作だと思います。
序盤はドタバタ感が目立ちますが、徐々に繊細な描写も増えていき、5冊にまとまっていますが、とても濃い内容です。オススメします。
自意識過剰の承認欲求
読んでいてとても面白かったです。
子供の頃にわたしも絵を描いてましたのでよく褒められていました。
大人になって漫画家デビューして
連載漫画がヒットして周りにスゴイスゴイと、
おだてられる妄想をよくしたものです笑
絵を仕事にしたいと思っていた子供時代がある人には、
共感できる事がたくさんありそうです♫
Posted by ブクログ
英語版、Blank Canvasを読んだ。
先生の愛が読んでいて心に刺さる。過去形で惜しむように語られているのが辛い。
若いときに誰に出会い何に時間を注いだかで人生決まるよね。
Posted by ブクログ
作家には今しか描けない話がある。
いちばん青臭く恥ずかしい時代を振り返って、大人になった今だからこそある程度客観視して描ける話。
そうすることで初めて見えてくるものがある。
東村アキコは「きせかえゆかちゃん」が大好きで、その後の著作も面白く読んでいたが、彼女の作品はほぼすべて自伝といっていい。
本作はエキセントリックな恩師との思い出を綴った話で、「ひまわりっ!~健一レジェンド~」を読んだ人は「あのキャラのモデルかな?」と思い当たる節が多すぎる。
この漫画を作者の自己憐憫だの後悔ばかりだの言ってるレビュアーもいたが、私はそうは思わない。
自分の家族やアシスタントはおろか、不倫中の友人すら容赦なくネタにする東村アキコがどうしても語れなかったというのは即ち、それだけ師の存在が彼女の中に大きな割合を占めていたということだ。
尊敬の念以外にも罪悪感や後悔、言葉にできない様々な感情が煮詰まっていたが、出産や育児を経、プロ漫画家として確固たる地位を築いた今だからこそ、「これを描かなければ前へ進めない」「漫画家として生きていけない」と思いきったのだ。
日高先生はおっかないし、ダメな生徒はキツく叱り飛ばして竹刀でしばき倒すが、彼の指導のおかげで今の東村アキコがいる。
そりゃただのフォントに過ぎないツイッターの罵倒より、竹刀でしばかれた痛みと共に叩き込まれた「描け」の一言の方が断然強いよ。
美大生あるあるで、「描きたいものがない」モラトリアムやルサンチマンてんこ盛りだが、自分を美化せず情けないところや狡いところ、見苦しいところを出しきってるので、美大を目指す子や在学中の人にぜひ読んでほしい。
アキコを反面教師にするしないは個人の自由だが、アキコが体験するスランプには絶対共感できるし、もっと言ってしまえば本作は絵描きにとどまらず、普遍的な創作の本質を掘り下げている。
描きたいものがなくても描き続けろ。
描きたいものがないと嘆く暇があるなら目の前のものをひたすら描け。
これは「書く」ことにも「作る」ことにも通じる、クリエイティブの核だ。
日高先生の生き様は、それしかできないからと生半可な気持ちで美大や漫画家をめざすダメ人間の背筋に喝を入れてくれる。
Posted by ブクログ
[第19回]文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞
「東京タラレバ娘」の作家。最近、受賞した作品は裏切られることが多いので避けてきましたが、何と無く気軽に手にしたら、思いの外面白かった!笑 作家本人の自伝的作品。宮崎の田舎で、自分は絵がめちゃくちゃうまいと自意識過剰。美大受験をしようとしたら「そんなに甘くない」ことを知って、竹刀でなぐる、どつく。スパルタな絵画教室の先生とのコントみたいなやりとり。
美大に受かったのに、筆を取れなくなる。。。さてさて、この続きは!
Posted by ブクログ
東村アキコは人間の面白いを見つける天才である。
どんな困った人間でも、それもご愛嬌だと思える度量の広さと心のタフさを持ってるからこその芸当だ。
彼女のバイタリティに驚愕し、先生の融通の利かない、でも芯の通った生き様にほろりと涙する。自伝マンガの傑作です。
なんか人生考えちゃいます。
美大に行きたかったのに、進学校にいたために許されず、
普通にサラリーマンやってる自分の人生を少し振り返ってしまいました。
ところどころで、ぽろっとこぼす、先生のあの時こうしていれば。。。
という言葉が心にしみます。
Posted by ブクログ
大切な人が亡くなろうとしているとき、私はガキで、病室に向かうことをなんとか先延ばしにしようとした。逃げる先のあったアキコは先生から離れてしまうけれど、死を告げる電話の着信音からは逃れられない。もっとその人のために何か出来たんじゃないかと思うときもあるけれど、当時の自分にはそれが精一杯だったんだということ。目の当たりにされたようで、ガツンときた。自分の恐ろしいくらいの弱さともらったものとを抱えていけたらいいし、ふと思い出して微笑めたらなと思う。大切なものってなんだろう。
東村アキコさんの半自伝的な作品。高校生の時に美大入学を目指して通い始める「先生」との関係が特に描かれています。それにしてもこの先生、はちゃめちゃなのに、でもとてもあたたかい人間性の持ち主だということが読むにつれて実感できて、私も読みながら自分の恩師にあたる人たちを思い出してました。素敵な作品です。
Posted by ブクログ
今ならアウトと思える絵画教室での特訓は、お互いの信頼関係なしには成立しなかったでしょう。ここまで「真剣」な取組みが世の中から消えていくことは、寂しいことであり、また不安なことにも思える。個人も社会も他の方法での自律的成長を考えていかないと、この先の発展が危ぶまれる。
Posted by ブクログ
面白いのは想像通り。
第1巻は、高校時代の主人公の受験生生活が主に描かれる。学校の美術部でのほほんと絵を描いていた主人公が、友人の二見さんに誘われて街の絵画教室に通い始める。その絵画教室の先生はとてもクセが強くて厳しくて何度もやめてしまいそうになるけれど、彼についていくことで見える世界がある。
また先生も先生でまた、主人公を通してみたい世界があり、彼女に期待をかける。ただ優しさからなのか、それとも彼の不器用さからなのかはわからないけれど、伝え方はあくまで間接的でその想いは主人公にダイレクトには伝わらない。
そこがんなんだか切ない。
自伝的
作者の自伝的マンガとのこと。
アキコが大学受験を目指す巻。
もっとギャグ色が強いと思って読み始めたのだが、
この思わせぶりな先生への呼びかけモノローグはなんなのだろう。
美術系大学受験まで
竹刀を持って、はいかにも、でしたが、基礎的な訓練を徹底して何とかものにはなったのでしょうかね。井の中の蛙では上には上がいるって、分からないままでしょうし。
美術系大学の話はブルーピリオド等にも出てきた通りで、知らない世界を知る興味深さはあります。
センター試験対策はちょっと邪道でしたが、点を取ったので、結果オーライなのでしょうか。
Posted by ブクログ
『海月姫』、『東京タラレバ娘』などで知られる漫画家、東村アキコの自伝的エッセイコミック。
主人公・林明子(*ちなみに東村の本当の本名は「森明子」らしい)は宮崎の高校3年生。少女漫画が大好きである。
自分は絵がうまいと本気でうぬぼれていた。投稿すれば大きな賞を取れ、超大型新人としてデビューすると思い込んでいた。
夢の人生プランは、美術大学に入る→在学中に漫画家デビュー→学費は漫画の原稿料で払う→漫画の実写化ドラマに出演した俳優と結婚→漫画を時々描いて幸せな一生を送る、と、相当な脳内お花畑。
大学受験なんて楽勝とも思っていたが、クラスメート(やはり美大進学志望)に、美大を受けるなら絵画教室に通わなければダメだと言われ、彼女が通っている教室に通うことにする。
・・・この先生、日高がすごかった。ジャージ姿に竹刀を持ち、超が付くスパルタ先生。口も悪けりゃ手も早い。今なら保護者から苦情がいきそうなほどだが、通ってくる老若男女の生徒たちは皆、先生に従順だった。
明子は石膏デッサンを1枚12時間以内で受験までに100枚描け、と無茶苦茶な指示を出される。明子だけではない。延々と来る日も来る日もティッシュの箱を描かされている老人、魚の骨を描かされている幼い姉弟、厳しすぎる指導に耐えかねて泣き出す女学生。阿鼻叫喚である。
日高先生自身は実は、美大を出ていないことが後にわかる。
それでも先生のデッサン力はずば抜けていた。また、厳しいながらも情に厚い、面倒見のよい先生であることも徐々にわかる。授業料は格安で、徹底的に1人1人の生徒と向き合っていた。
明子は勉強が苦手だった。推薦入試を受ければ学科試験は不要と高をくくっていたが、何だかんだでセンター試験(現在の大学入学共通テスト)を受けなければならなくなる。そこで先生から出た指令は「9割」取ること。定期テストで一桁台を取ることもあるほど勉強ができない明子には到底無理な目標だった。
そこで明子はどうしたか。
何とヤマカンでセンター試験を「攻略」する本を買って実践し、実際、模試でそこそこの点を取ってしまうのである。
・・・そんな力技ありか!?
そんなこんなの受験生生活を綴る1巻。
全体に抱腹絶倒なのだが、一話の終わりごとに、現在の明子=アキコが先生に語り掛ける一言・二言がじんわり沁みる。
日高先生のモデルとなった人物は、病気のため、早逝している。
そう、これは今は亡き人に向ける言葉なのだ。
だから、ドタバタコメディ風でありつつ、どこか深い郷愁も漂う。
Posted by ブクログ
小学生の時、自分は漫画家になる。なれる!と思っていた。
まるで著者の幼少期のように(笑)
ただ、自分の場合は、中学で出逢った友達が、自分よりも遥かに絵がうまく、雑誌にも投稿をしていて、入賞もしていたので、自分の絵がド下手であることを痛感させられ、諦めた。
(その友達は、美大に行き、デザイン系の仕事をしている)
そんな過去があったので、自信満々な林明子の気持ちは手に取るようにわかる(笑)
そして、日高先生を拒否しようとした気持ちも。
でも、とても良い先生だね。。
続編がとても楽しみ。
ほろ苦い青春と
漫画家の著者が、以下にして今の仕事をするようになったかが高校生の頃から振り返られる。お調子者の美大志望の高校生が恩師の画家と出会うまでが描かれる。こういう強烈なキャラに一度会ったら忘れられないレベルの日高先生。
Posted by ブクログ
東村アキコさんの自伝的作品。
何だろう、すごく可笑しいのに、胸に来る作品です。
こういうのって、実は描く方にもすごいエネルギーが要りそう。
全巻セット買いしたので、じっくり読み進めようと思います。
若い頃特有の、根拠の希薄な自信と怠惰。
そして、目の前にあることに、真っ直ぐ懸命に向き合うことの
大切さを感じます。
Posted by ブクログ
全然知らなかったマンガ家だけれど「読むべき漫画」というリストで本作を見つけて読んでみた。これは自伝漫画? 日高先生と明子の関係にそこはかとないおかしみが。脇で二見もいい味出している。区切りが付かずに第一巻了。彼女がどんな人生を歩んでいくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
普段はギャグ漫画を描いている東村先生でも、リアルな青春時代はギャグでは済まない痛々しさ満載(悪い意味ではなく)。
学生って本当周りが見えてないから、もうしょうがない。
でも振り返ると痛い。
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人間の視界の狭さや、それゆえの不合理な言動を描くのが上手な東村アキコが、自身の若い頃を描く。
自身をモデルにした楽観的で怠惰な田舎の女子高校生が、熱心な教師にシゴかれつつも成長していく姿が冷静な批判込みで描かれており、そんな自分をしばきあげながら鍛えてくれた恩師への感謝が伝わってくる。
また読者である自分自身も、若い頃のバカさは似たり寄ったりで、また、それを許してくれた寛大な大人たちに囲まれていたなぁ、と複雑な懐かしさに包まれた。
高校から大学にかけての、人生調子に乗っていて、時間も行動力もあるがゆえに、ある意味一番バカさが目立つ時代…忘れたいけど、今さら忘れるわけにもいかない。
文字が多めで、絵としての魅力はほどほど。でも、この人の作風は、元々絵付きのエッセイみたいな感じなので、あまり気にならない。
版型が大きめなのも、東村アキコの作品に向いている(タラレバ娘は書き込みが細かすぎてちょっと良くない)
Posted by ブクログ
美大を受けたことがない自分だが
それでもこんなのんびりしていて大丈夫なの?と思う。
ここまで自分大好きでも周りも褒めてくれて
それが宮崎はいい人ばかり、とまとめられると
よくわからないので宮崎はこんな感じなの?
という印象。
実技試験は課題がなにがくるかわからないし
時間制限もあるし、周りは上手い人だらけだし
先生が早く正確に描け、と言うのは正しい。
漫画でどこまでデフォルメしているのか
時代も時代だから全くの事実なのかわからないが
竹刀で殴られ顔を掴まれてまで通いたい教室の
評判がよくわからない。
学校の先生も、積極的に奨めない様子だったが。
月謝は安いしボランティア的な側面もあるが
色々と謎である。
Posted by ブクログ
自伝漫画。宮崎出身、マンガ大好き、おだてられて絵がうまいと思っていた高校生、絵画教室の厳しい先生にダメ出しされ指導を受け大学受験に臨む。
普段は封印していた記憶の扉を開いて、今の自分と過去の自分。
Posted by ブクログ
センセー普段から巻末コミックが自伝みたいなものだから違和感がまったくない。
面白すぎる。
田舎モノの肥大した自意識とか、要するにコンプレックスを上手く転換して表現するのが上手い漫画家なんだなと理解しました。
それがまた幅広く受け入れられるのがすごい。
読んだ人が自分の事として物語を受け止められるってところが。
Posted by ブクログ
「漫画家出世物語」は、まずハズレがなく面白い。この1巻は助走段階という感じかな。今のところ、すごく好みとは言えないけれど、さてこの後はどうだろう。
Posted by ブクログ
大淀川という大きな川の河川敷で フリッパーズ・ギターを愛するオリーブ少女故 試験始まったらいつもみたいに髪の毛右上に時間かけ 一発目にして本命の東京学芸大学の入試は幸い自画像修行の成果(?)もあって絶好調でした