雪花の虎 10
  • 完結
  • 最新刊

雪花の虎 10

799円 (税込)

3pt

女・上杉謙信の一代記、堂々終幕!

宿敵・武田信玄との最終決戦、
第四次川中島の戦い。

苦楽を共にした家臣と共に
幾度となく出兵した川中島に着陣した謙信。

果たして戦の神はどちらに軍配をあげるのかーーー

女と男。大胆と慎重。義理と冷酷。
常に真逆、相対する二人の長きに渡る戦い、遂に決着!

降る雪のように優しく、
舞う花のように美しく、
哮る虎のように勇ましくーーー

戦国を駆け抜けた姫武将、その終幕を見届けよ。

...続きを読む

雪花の虎 のシリーズ作品

全10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 雪花の虎 1
    完結
    763円 (税込)
    戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった――― 時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。 失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と―― 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。 東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!
  • 雪花の虎 2
    完結
    763円 (税込)
    東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、第2集! 天文九年(1540年)、虎千代11歳。 父・為景の隠居後、兄・晴景が長尾家の家督を継ぐと、荒れていた越後の情勢はますます悪化、長尾家は度重なる戦の渦中にいた。 その年の暮れ、虎千代の成長を見届けぬまま、為景が帰らぬ人となる。 愛する父の死に「この城を守るのは自分だ」と覚悟を新たにする虎千代だったが、明けて天文十年(1541年)、彼女の体に異変が起きる。 一方、隣国・甲斐の武田家では、当主・信虎の暴政に家臣たちの我慢も限界に達し、息子・晴信に ある決断を迫るが…… 後の上杉謙信と武田信玄。 いまだ相見えぬ終生のライバルの運命は今、大きく動き出そうとしていた―― 1集発売後即大量重版の注目作、待望の第2集が遂に登場!
  • 雪花の虎 3
    完結
    763円 (税込)
    跳梁跋扈の戦国の世。 女ながらに元服した景虎は、初陣を華々しく勝利で飾り、武人としての頭角を現す。 しかしそれは皮肉にも、当主である兄・晴景の評判を相対的に下げることとなった。 亡き父・為景の代からの家臣である黒田秀忠は、晴景を見限り謀反を起こす。 景虎は、黒田を制圧すべく挙兵するが……!? 少しずつ狂い始める運命の歯車。 優しい兄と強い妹。互いを想い合うふたりの美しい絆が、戦国の世では、悲劇の種となる―― 東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、第3集!
  • 雪花の虎 4
    完結
    763円 (税込)
    やさしい兄・晴景と、強い妹・景虎… 互いを想い合うふたりの本心とは裏腹に、それぞれを担ぐ者たちによって、越後は割れていた。 城主である晴景は、女ながらに武人として生きる景虎を守るため、形ばかりの挙兵をすることに。 遂に戦に突入した、兄と妹―― しかし、周囲の思惑のすれ違いから、ある事件が起き――!? 東村アキコが描く本気の大河ロマン。 女・上杉謙信一代記、第4集!
  • 雪花の虎 5
    完結
    763円 (税込)
    川中島まであと数年…龍虎の激突前夜! 城主となった景虎と、甲斐の武田晴信。 後に終世のライバルとなる二人の、思わぬ場所での出会い。 女の姿の景虎に惹かれ、興味を持った晴信、 その一方で、景虎が抱いたのは――男への恐怖心だった。 武将として、城主として、女として…… 今後、男を恐れぬために、景虎は幼い頃から慕う兄僧・宗謙にある命を下す。 川中島での直接対決まであと僅か。 奪い合いの戦国の世、龍虎の激突前夜とは――!! 東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、第5集!
  • 雪花の虎 6
    完結
    763円 (税込)
    妹を守る。それが兄の“戦国”だった―― 天二十一年(一五五二年)、穏やかに一年の始まりを祝う景虎たち。 戦乱が絶えぬ中、束の間の休息と思われたが、武田晴信(後の信玄)の軍師、山本勘助がはなった「草」が越後に潜入… その陰は、隠居中の景虎の兄・晴景の周辺にも忍び寄る。 病弱、戦嫌い、家族想い。 時代と立場を誤り、生まれてきてしまった心優しい人。 景虎を女城主とし、陰ながら支えた彼にも、歴史に記されなかった戦いがあった。 さらに、景虎に助けを求め、関東から招かれざる客がやってくる。 いざ、新たな戦いへ―― 東村アキコが描く本気の大河ロマン。 女・上杉謙信一代記、第6集!
  • 雪花の虎 7
    完結
    763円 (税込)
    第一次川中島の戦い、開幕。宿命の初対決! 天文二十二年(一五五三年)八月… 景虎は武田晴信(後の信玄)との初対決である 第一次川中島の戦いの最中にあった。 晴信が出方を窺い、塩田城に籠城する中、景虎はシロを影武者に立て、自軍を二手に分けて敵をかく乱する。 しかし、晴信も軍師・山本勘助をはじめ、忍びを長尾軍に差し向け、景虎の狙いとその正体に迫るが……!? 大胆不敵な女と冷静沈着な男。 計五回、約十二年にわたる戦いの始まりは、まるで恋の駆け引きのようだった―― 東村アキコが描く本気の大河ロマン。 女・上杉謙信一代記、胸熱くなる最新第7集!
  • 雪花の虎 8
    完結
    763円 (税込)
    強く気高い姫武将は“恋”をするか―― 天文二十二年(一五五三年)、秋。 景虎は京都上洛の道中、都を追われた時の将軍・足利義藤とその側近らと出会い、束の間の青春を謳歌する。 彼らと絆を結んだ景虎は幕府復権の手助けを約束。 義藤の側近・進士源十郎を伴い京、そして堺へと向かうことに。 そこでは、義藤と敵対する三好長慶とその義弟・千宗易(後の利休)が、景虎を“目利き”すべく待ち構えていた―――   狭い茶室で繰り広げられる、一触即発の神経戦。 そして、密かに進む武田の軍師・山本勘助による襲撃計画。 次々と襲いくる窮地に景虎は――!? 東村アキコが描く本気の大河ロマン。 女・上杉謙信一代記、動乱の最新第8集!
  • 雪花の虎 9
    完結
    763円 (税込)
    姫武将・長尾景虎、ご懐妊―――!? 天文二十二年(一五五三年)、 将軍の側近、進士源十郎と“女人禁制”の高野山にて、時を過ごす景虎。 女であることを打ち明け、気持ちを通わせ合うが、 互いの立場や身分を考え、それぞれの場所に戻ることを決意する。 そうして越後に戻り、粛々と城主として務める日々のなか、 景虎の体に異変が。 その様子を見た麦は妊娠の可能性を告げるが……   戸惑い、悩む景虎、驚愕の長尾家中、 そして景虎に特別な想いを抱く宗謙もまた、 複雑な胸中を隠せないでいた――― 女・上杉謙信の一代記。 新たな局面を迎える、革新の第9集!
  • 雪花の虎 10
    完結
    799円 (税込)
    女・上杉謙信の一代記、堂々終幕! 宿敵・武田信玄との最終決戦、 第四次川中島の戦い。 苦楽を共にした家臣と共に 幾度となく出兵した川中島に着陣した謙信。 果たして戦の神はどちらに軍配をあげるのかーーー 女と男。大胆と慎重。義理と冷酷。 常に真逆、相対する二人の長きに渡る戦い、遂に決着! 降る雪のように優しく、 舞う花のように美しく、 哮る虎のように勇ましくーーー 戦国を駆け抜けた姫武将、その終幕を見届けよ。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

雪花の虎 10 のユーザーレビュー

戦国時代の人気武将といえば、必ず名前が上がる「上杉謙信」。
この勇猛果敢な“越後の虎”は、実は女だったという説のもと、謙信の生涯を大胆に描いたこの作品。

『海月姫』『東京タラレバ娘』の東村アキコ先生が描く大河ロマンものってどんななんだろう?とワクワクしながら手に取りましたが、読んでみて大正解でした!
主人公の上杉謙信はもちろん、体は弱いけれど心優しい兄・晴景、謙信が慕い続ける兄僧・宗謙、そして今後のキーパーソンとなる永遠の宿敵・武田信玄…
登場人物の誰もが、強く、美しく、そしてかっこよく、激動の戦国時代を生き抜くさまが、実にみずみずしく生き生きと描かれています。
ときにさく裂する東村節が効いたギャグも健在で、今までになかったわかりやすくて読みやすい歴史マンガとなっています。

また個人的にオススメなのは、ページ下部で唐突に始まる「アキコのティータイム」のコーナー!
上杉謙信を語る上で知っておくべき歴史的背景や登場人物を、東村先生自らわかりやすく説明してくれます。
歴史ものでよく出てくるのが「登場人物が多すぎる!」「時代の流れがよくわからない!」という悩みですが、
東村先生の分かりやすくて面白い説明&アドバイス?(「家来が多くて覚えられないなら覚えなくていいよ!」とか最高!)で
気負うことなく読み進めることができます!
歴史に詳しくなくても大丈夫!戦国時代を男武将として強く生き抜いた女の一代記、ぜひ読んでみてください!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月11日

    上杉謙信は、平家物語から戦い方をまなんだとか、能を好んだと伝わる。小田原侵攻の記載は多くなく、手取川合戦の記載はないが、川中島合戦にフォーカスした作品でした。作家の謙信愛が伺える良作です。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月30日

    一気に読んでしまった。景虎が美しくて、信念が強くて、若く死んでしまうのが悲しい。もう一度読み返したい作品。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月27日

    終劇です♪

    身も心もボロボロな虎。
    源十郎との甘やかな時が虎の心を癒すのが、そんな虎を宗謙が諌めます。
    自ら望んだ治世、人々へ想いと決意を諭す。

    信玄との決着は信州川中島!
    善光寺の覇を懸けるだけに止まらない意地と決意の戦。

    須坂の岩湯での邂逅が導く、川中島での白と黒の闘い、有名な(諸説ありま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月18日

    「雪花の虎10 東村アキコ 小学館 2021年」4度に渡る川中島の戦いついに終幕。武田信玄が戦場で死んでたらもっと面白いけど、昔の話はわからない。絵も綺麗だし、時代考証もされていて今後も歴史物が読みたい。モンゴル帝国とかオスマン帝国を書いてくれないかな。ちっさい日本の話じゃなくて。

    0
    購入済み

    何故か感涙

    2021年02月15日

    感動させようとかの押し付けがましさとか全くないさらっとした描かれ方のような気がするのに、だからなのか?泣けた。
    虎さんがかっこよくて、謙信ファンになりました笑
    謙信には興味なかったのですが機会があったらぜひ歴史書などにも目を通してみたいです!

    0
    購入済み

    空想的謙信

    Q
    2021年02月13日

    かなり以前、移動時に気紛れに買った月刊誌創刊号に掲載されていて、
    この作家様の幅の広さに驚いて読んで来た。
    空想的謙信劇場、終了。大変に楽しませて頂き有り難う。

    0
    購入済み

    上杉謙信が美しい

    2023年12月05日

    すごく綺麗な物語だったのですがアキコですぎー
    本編にねじ込んでくるのやめてー
    現実に引き戻される。゚(/□\*)゚。
    巻末なら面白くていいんですがちょいちょい本編に出てきてキツかったです。

    #エモい

    0
    購入済み

    ついに完結

    2021年02月13日

    戦国時代の戦の中でも激戦だった川中島の戦いが話の中心になっていた。一騎打ちシーンはやっぱり滾ります。内容も歴史が得意ではない私にもわかりやすく描かれていて面白かったです。京都に上洛した話や関東に出陣したことなどが端折られていたけれどとても描ききれないと思うので、話としてはまとまっていたと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月10日

    善光寺マウンティングです 繰り返すが第四次川中島は霧による予期せぬ遭遇戦で、戦死者は七千人とも言われている。 塩を貰った信玄は素直に謙信に感謝し返礼に刀を贈った。通称「塩留めの太刀」と呼ばれるその刀は、重要文化財に指定され東京国立博物館に所蔵されている。 武田信玄は死の間際息子勝頼に、危なくなったら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    出奔の理由を「女ってそういう時あるよね」で片付けるのはどうかと思う。
    川中島の単騎駆けは迫力があった。
    源十郎ってアイツだったの?桔梗の花で気づかない私がニブいのか?

    0

雪花の虎 10 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ビッグコミックスピリッツ の最新刊

無料で読める 青年マンガ

青年マンガ ランキング

東村アキコ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す