惣領冬実のレビュー一覧

  • マリー・アントワネット

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    とても美麗な画面。
    マリー・アントワネットについてはかの有名な台詞と革命、処刑…という程度の知識しかなかったので、下手な先入観を持たずに読み進めることができました。14歳でフランスに嫁いだオーストリアの皇女。心情描写がリアルで感情移入しやすいですね。
    「え!?これで終わり!?」という感じの幕引きでもっと続きが読みたいのですが…。彼女の一生を追ってみたかったので少し拍子抜けしてしまいました。
    それにしてもヴェルサイユ宮殿監修ってすごい。(字面が)

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    2016年11月01日
  • マリー・アントワネット

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    史上初!ヴェルサイユ宮殿監修って、、、
    マリーアントワネットとルイ16世は
    アニメにもなった「ベルサイユのばら」のイメージが強いけど
    人柄、姿形、全然違うんだな
    オーストラリアからフランスに嫁いできた時の様子は
    なんだか切ないなと思った

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    2016年10月03日
  • マリー・アントワネット

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    カバーだけで買ってしまった1巻。まだ、始まったばかりの物語ですが、とにかく惣領冬実さんの絵が美しい。絵が美しいだけの人ではないので、鍵になるシーンが決まってる。続きが楽しみ。

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    2016年09月29日
  • ボーイフレンド 1

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    バスケマンガ?恋愛マンガ?
    どちらだろ・・・リアルで読んだわけではないけど、若い頃、こんな大人な感じの静かででも熱い恋愛に憧れました。
    周りのキャラの描き方も出過ぎず出なさ過ぎずで絶妙なバランスが素敵です。
    現代の若者には合わないのかもしれないなぁ・・・

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    2016年05月12日
  • チェーザレ(4) 破壊の創造者

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    第4巻。妹ルクレツィア、工場の放火騒ぎ、フィオレンティーナ団ジョヴァンニとラファエーレ枢機卿との晩餐会、護衛なしで街探索。

    ミゲルとアンジェロの関係にも良い変化があります。アンジェロのセリフ「自由とは場所に存在しているわけじゃないんだ。真の自由とは人の心の中に存在するんだ」は印象的でした。表向き、この時代では理想論にしかならないのでしょうが。
    しかしミゲルがかっこいい。そしてまさかジョヴァンニにもほっこりすることになろうとは。マキャヴェッリの関連本も読みたくなります。

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    2016年01月22日
  • チェーザレ(3) 破壊の創造者

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    第3巻。ドメニコ会のマキャヴェッリ、フランス団アンリ対スペイン団チェーザレ、ピサの街での工場建設計画。

    フィレンツェの実質的支配者ロレンツォが病床に就いたことから、フィレンツェに陰りが生じ始めます。
    イスラム勢力による侵略は学習でもあり文化の融合となったと寛容さを持つチェーザレと、対抗組織は蛮族と呼び徹底的に敵視・排除しようとする強硬派のアンリの関係は、現代でも対立の火種を生む普遍のきっかけだなと思います。

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    2016年01月22日
  • チェーザレ(2) 破壊の創造者

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    第2巻。ピサのうちの一派閥であるドメニコ会が管轄しているキンツィカ地区の闇、チェーザレの使命とミゲルとの幼少期からの関係性など。
    実在と空想との織り交ぜ方が絶妙。レオナルド・ダ・ヴィンチとの出会いからラストのオチにかけて、ニヤリとする面白さがあります。これは一気に読むしかない。

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    2016年01月19日
  • チェーザレ(11) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックスの11巻。

    ピサ校で、教授資格認定試験に無事合格したメディチ家御曹司ジョヴァンニ。ピサ大司教リアーリオやボルジア家の後ろ盾もあり、晴れて枢機卿となったジョヴァンニは、アンジェロを伴い、ローマの教皇庁へと向かう。アンジェロは、密かにジョヴァンニの周囲の動きを報告するよう、チェーザレ・ボルジアの命を受けていた。

    ローマで、枢機卿であり教皇庁高官でもあるチェーザレの父、ロドリーゴはジョヴァンニを暖かく迎えいれる。アンジェロとジョヴァンニは、チェーザレの妹ルクレツィアと出会い、その愛らしさに魂を奪われる。

    ロドリーゴ・ボルジアは教皇の座を狙っ

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    2015年04月21日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

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    第1巻。中世イタリアのルネサンス期を生きたチェーザレ・ボルジアの生涯。
    世界史には疎く、塩野七生さんが彼に関する本を書いてるなー程度の知識で読み始めましたがすごく面白いです。フィレンツェ出身の学生アンジェロの視点から、
    サピエンツァ大学ピサ校の学生団の特色とその間で起こっている派閥争いが浮き彫りになります。

    16歳の美しく堂々としたチェーザレ。精巧に描かれた惣領冬実さんの絵柄に惹かれながら、先が楽しみでなりません。

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    2016年01月19日
  • チェーザレ(2) 破壊の創造者

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    こういうマンガがあると日本の様々なカテゴリーでのレベルを問題にする輩もいそうだが、気にせず楽しめば良いかと。
    名前なら誰もが知っている人物を絡ませ関心を引かせるなどフィクションの作り方がうまい。
    作り手は相当の時間と労力がかかるだろうが、読み手もマンガとしては時間を必要としますな。

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    2015年01月25日
  • チェーザレ(11) 破壊の創造者

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    ネタバレ

    ロレンツォ・デ・メディチ死去。
    そしてますます複雑になるイタリア情勢……。

    ロレンツォが死の間際に、ジョヴァンニが教皇となるシーンを夢に見るんだけど、チェーザレを読みながら初めてWikiで史実を確認してみました。
    ジョヴァンニは後の教皇レオ10世だったのね……。

    歴史ものは基本的な展開は厳然たる史実としてあって、書物などからは計り知れない部分をどう描くか、というところがやはり醍醐味だなあと。

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    2015年01月23日
  • チェーザレ(10) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くシリーズ10巻。

    教皇インノケンティウス8世の死期が迫る中、教皇を操ってきたジュリアーノ・デッラ・ローヴェレが動き出す。デッラ・ローヴェレがナポリと結ぶことにより、イタリアの平和の要となっていたナポリ・フィレンツェ・ミラノの三国同盟は崩れる。
    イタリア半島を緊張が覆う中、自身も死が迫っていたロレンツォ・デ・メディチの悲願は、息子、ジョヴァンニが枢機卿となること。そのためには、ジョヴァンニはサピエンツァ大学ピサ校の教授資格認定試験に合格する必要があった。試験官の1人として選ばれたのは、すでに教授資格を持つチェーザレ。
    チェーザレもジョヴァンニもそして

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    2014年11月21日
  • チェーザレ(9) 破壊の創造者

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    <「歩み方は人それぞれ---。閣下には閣下の歩み方というものがあります」 >

    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックの9巻。

    レコンキスタが終結してお祭りムードだが、ロレンツォ・デ・メディチの健康状態は思わしくない。微妙な均衡を保っていたイタリアの半島の平和は保たれるのか。

    前巻に続き、1492年である。
    この巻では大きな動きというよりも、背景となるエピソードが描き出される。
    イタリア半島内の各勢力がそれぞれの思惑で動き始める。

    チェーザレはアンジェロをジョヴァンニ・ド・メディチの側近に推挙する。
    フィレンツェ出身であり、メディチ家の支援の元に大学に通えたアンジェロに対し

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    2014年10月15日
  • チェーザレ(8) 破壊の創造者

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    <半島の要となっていた支柱が揺らぐ >

    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックスの第8巻。

    ついに激動の1492年が幕を開ける。
    レコンキスタが終結し、スペインはキリスト教国となる。各地で祝杯が挙げられるが、さてこれがユダヤ教徒をはじめとする異教徒や改宗者にとってはどういう意味を持つのか。徐々に生粋のキリスト教徒以外を排除する不穏な動きが始まる。
    チェーザレはピサ大司教ラファエーレとともに、フィレンツェ・メディチ家での祝祭に参加する。メディチ家とラファエーレの間には、14年前の大事件によるしこりがあった。パッツィ家の陰謀事件と呼ばれるもので、その際、メディチ家当主ロレンツォの

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    2014年09月12日
  • チェーザレ(7) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンス期を描くコミックスの7巻。

    1492年は、コンクラーベ(教皇選)、レコンキスタ((キリスト教勢力による)再征服運動)終焉、そしてコロンブス出航の年である。物語はこの山へ向かっていく。
    この巻の舞台はその前年、1491年の降誕祭。いわば、嵐の前夜である。

    チェーザレは在学中のピサで、メディチ家の子息、ピサ大司教のリアーリオとともに、降誕祭のミサに臨む。同じ頃、チェーザレの父・ロドリーゴもローマでミサに臨む。

    夜半のミサを終え、ピサ大聖堂で佇むチェーザレの前には、200年前、遠征中に病に倒れて命尽きたドイツ人皇帝・ハインリヒVII世の墓があった。
    聖堂内

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    2014年07月29日
  • チェーザレ(10) 破壊の創造者

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    読み応えがある。
    第一部完結といった趣か。

    アンジェロの成長ぶりと変わらなさが微笑ましい。
    チェーザレは、これからどうなっていくのか。
    どこまで描くのか。
    期待大。

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    2014年05月14日
  • チェーザレ(6) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックの6巻。

    学生を2つに分けた模擬戦。チェーザレ率いる以南軍が勝利する。その祝賀会の喧噪の陰で、チェーザレを狙う密偵2人の正体が明らかになる。
    メディチ家の縁で大学進学が叶ったものの、チェーザレに惹きつけられているアンジェロは、その場に居合わせる。身近で意外な人物がチェーザレを付け狙っていたことを知ってショックを受け、また、チェーザレをかばって深傷を負う。

    密偵は命を落とす。傍らで”Agnus Dei”を唱えるチェーザレ。

    実力者ロレンツォ・デ・メディチは体調が思わしくなく、一方で次期教皇選も近い。
    チェーザレの幼少期も描かれ、彼が逃れら

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    2014年05月06日
  • チェーザレ(5) 破壊の創造者

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    <重装備か軽装備か。騎馬戦は今も昔も血湧き肉躍るもの。>

    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くシリーズの第5巻。

    前巻(4巻)の祭のシーンからの続きである。
    平民の装いをし、庶民生活を垣間見て楽しむチェーザレだが、そんな彼を刺客が付け狙っていた。刺客に気づいておびき出し、口を割らせて黒幕の正体を暴こうとするチェーザレ。捕まったかに見えた刺客は手に武器を隠し持っていた。
    チェーザレを守ろうとする側近のユダヤ人ミゲルと、「臣下」の立場を思いやるということがないチェーザレの噛み合わないやりとりが苦笑を誘う。

    この巻のもう1つの見せ場は学生を2つに分けて行われる「模擬戦」である。
    学生た

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    2014年03月09日
  • チェーザレ(4) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンス期を描くコミックの4巻目。

    初巻は幕開けだから説明的なセリフが多いなぁと思っていたが、4巻になってもセリフは長目である。
    チェーザレは、メディチ家・ピサ大司教をバックアップし、来るべき教皇選での父への2票を確実にしようとする。一方で反対勢力であるドメニコ会の敵意を買う。
    ストーリーはぐいぐいと進むわけではないが、徐々にチェーザレが権謀術数を弄し始めていくというところか。
    この巻でルクレツィア登場。11歳だがさぞかし美しく育つだろうという美少女である。4年前、チェーザレとルクレツィアが初めて出会う回想シーンも挟まれる。
    側近・ミゲルはチェーザレに心酔してい

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    2014年01月31日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

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    チェーザレ・ボルジア、全く知らなかったす。ダヴィンチはいわずもがな、メディチとかも名前くらいは聞いたことあったけど、正直、主人公のことは…あらためて知らないことが多すぎて、情けない気分になったりはするけど、裏を返せば、まだまだ未知の世界が広がってるってポジティブに考えたりして。漫画自体は、ちょっと表情が乏しい感じがするけど、背景も含めて丁寧に描かれてて、物語の展開させ方は良い感じ。とりあえず3巻まで読んだけど、この先の展開も気になります。

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    2013年12月13日